【第3号ファンドのローンチと日本進出10周年を記念して、感謝イベントを行いました】
11月10日、第3号ファンドの設立と、Eight Roads Ventures Japan(以下、ERVJ)の立ち上げ10周年を記念し、ローンチイベントを行いました。
会場には、お世話になった投資家のみなさまや、支援を続けてきた起業家、ステークホルダーのみなさまなどたくさんの方々が参加。3年にわたるコロナ禍で、なかなかアルイベントを開催できずにいましたが、ようやくERVJを支えてくださったみなさまをお呼びし、コネクティングする会を設けることができました。(※イベント時は受付で簡易抗原検査を実施し、法令を遵守した上で開催しました。)
当日はEight Roads代表のダニエル・アルバッハも来日し、唯一無二のグローバルなエコシステムの構築や、起業家に対するハンズオン支援をこれからも強化していくことを表明。今後もエンタープライズテック、ヘルスケア領域の発展に、より一層力を入れていくことを宣言しました。
また、ダニエル・アルバッハは日本国内の起業家、経営者、投資家と力を合わせて、人類の発展に必要不可欠であるトランスフォーメーションや、イノベーションを起こしていきたい、とも話しました。
本イベントに合わせて、ERVJ設立10周年の記念ムービーも制作。2012年にフィデリティ・キャピタル・マネジメント日本支店としてスタートしてからの道のりを振り返りました。動画では、星野リゾートの星野佳路社長や、FDRインベストメントのレイン・マクドナルド会長らからも祝福のメッセージをいただきました。
続いて日本代表のデービッド・ミルスタインが、この10年にわたる日本チームの奮闘を称賛。最初に投資したメタップスを紹介していただいた、Global Hands-On VCの安永謙氏をはじめ、起業家や投資家、並びにチームメンバーなど親友たちのおかげでこの10年を旅してくることができた、と感謝を述べました。
楽しい時も厳しい時もあったこの10年に思いを馳せ、思わず言葉に詰まる場面もありました。日ごろから、愛情を持って起業家やスタートアップに向き合うデービッドらしさがあふれたスピーチとなり、会場からあたたかい眼差しと大きな拍手が送られました。
続いて乾杯の挨拶には、ERVJパートナーの村田純一が登場し、この10年で出会った数百、数千人の起業家に思いを馳せ、起業家は世界を形作る存在だと述べました。起業家のつくる数多のサービスが社会で使われることで、人々の働き方や時間の使い方が変わり、よい良い明日ができていく、と起業家の日々の奮闘を称えました。
締めの挨拶には、ERVJからパートナーの香本慎一郎が登壇。より一層「日本らしいベンチャーキャピタル」になることを目指し、積極的にスタートアップ投資を行い、日本のイノベーションに貢献することを約束しました。
会場では参加者が久しぶりの語らいを楽しみ、それぞれのビジネスについてディスカッション。中には、ここでの出会いをきっかけに新しいコラボレーションが生まれた方もいらっしゃるようです。
参加者のみなさまからは、「スタートアップの起業家が集まるとライバル関係になりがちだが、これほどあたたかいイベントはない」「ERVJの呼びかけだからこそ出会える、ユニークな方々と巡り会えた」といった言葉が相次ぎました。
これからもEight Roads Ventures Japanは、日本のグロースマーケットに貢献すべく起業家や投資家のみなさまと共に歩んでいきたいと思っています。