入院からの開放
退院したからと言ってすぐに動き回れるわけではなく、旦那は半日以上眠っていた。
家のベッドで寝る心地よさと、猫に久しぶりに会えた安心感なのかなぁ。
猫も旦那の事忘れてなかったみたいで、寄り添って寝てた。
体力回復を目指して
大腸癌の手術前は糖尿の治療の為、食事制限をしていたのに加え、手術前の検査で絶食と下剤を繰り返した影響でかなり痩せ細ってしまった。
貧血と低血糖を繰り返しフラフラなのに検査が続き、体重も3キロ程減った。
そのおかげが、糖尿の薬を飲んでなかったのに血糖値が正常値になってた。
食事制限と運動で数値が良くなるんだ!と喜んでいたのだが…
手術後、絶飲食で何も食べてないにも関わらず血糖値が上がっていた。多分点滴のせいだろうとは言ってたのだが、こんなにフラフラなのに血糖値が高いからとインシュリンを打つのを見て、旦那は数値で判断する事を疑問に思い始めた。
数値に縛られて、我慢するのが本当に正しいのか?
そう思ったそうで、無理して食べたいものを我慢するのは控えようと思ったそうだ。
今日は突然『まるごとバナナが食べたい!』と言い出したので、スーパーに買いに行った。
スイーツコーナーにたくさん並んだケーキを見て、目移りしたようで『まるごとバナナ』ではなく豪華に盛られた『プリンアラモード』を買っていた。(私もつられてティラミス を買ってしまった)
我慢できなかったみたいで家に帰って直ぐに食べてた。甘いもの好きだけど、ずーっと我慢してたので、嬉しかったのかもなぁ。(昨日もケーキ食べたが…)
腸閉塞の不安
手術後向けの低残渣食のサイトを見た時に生クリームとかは避けた方が良いモノになってたので、退院していきなりと言うのはちょっと怖かったけど、我慢するより少しだけ食べると言う方がストレスにならず身体にも良いかなぁと…私も甘いわぁ。
私自身8年前に卵巣癌で開腹手術をして、その後腸閉塞になった経験があるので、旦那にはあの苦しみを味わせたくないので、少し神経質になってる。
その時は抗がん剤で便秘がちだったので『食物繊維は便秘に良いから沢山取らなくちゃ!』と思い込んで、鍋料理の水菜をたんまり食べたら翌日早朝に胃が痛くなり、嘔吐と下痢が続き、痛みに耐えれず病院へ。
「胃が痛い」と言う私の言葉に、最初は主治医も腸閉塞だと分からず、オロオロしてる感じだったけど、胃腸科の医師が来て診断したら小腸の腸閉塞だった。
それから閉じた小腸を開く為に、胃や小腸の中のモノを出す為、1週間ほど鼻から管を通して絶飲食で過ごした。
これで小腸が開かなかったら手術だと言われ、毎日ドキドキだった(゚o゚;;
でも何とか開いて、腸閉塞の痛みもなくなったんだけど、鼻から入れた管を抜く時はかなり痛かった(>_<)
入院中に栄養士さんの指導で、開腹手術をした人は腸閉塞になりやすいので、食物繊維を多く取るのは良くないと教えられた。
食物繊維が良いと信じてたのでかなりショックだったなぁ。
そんな痛い思いをしたので旦那にはこんな思いをさせないようにせねば!と思いつつ、退院初日からユルユル…
腸閉塞にならない事を願って、明日はちゃんとするぞー!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?