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アメリカ医療保険 アメリカで初めての健康検診

2022年の秋にK1ビザで渡米し、2023年5月にグリーンカードを取得、2023年6月にアメリカ企業へ就職しました。

アメリカ企業への就職と言っても完全在宅勤務のため、車を運転する必要もなく1分で仕事場=別の部屋にパソコンを設置した自分のオフィスで仕事をすることができています。ありがたいです。

現在働いている企業は、アメリカ大手の医療保険会社です。アメリカの医療保険については無理でしたし、日本の医療保険についてもまったく詳しくなかったのですが根性で6ヶ月のトレーニング期間を終了しました。

就職先がアメリカ大手医療保険会社であるだけあって、入社してから間も無くすぐに医療保険が適用され使うことができるようになりました。しかし、私は車を運転しないため、平日の夕方以降に気軽に定期検診に行けるクリニックを見つけるのに苦労をしたり、予定が合わなかったりで6ヶ月ほど経ってからようやくアメリカのクリニックへ定期検診に行けるようになりました。


アメリカの医療保険について

アメリカの医療保険は、日本の医療保険の仕組みとはまったく違うことに驚きます。私の場合は、日本の医療保険もさほど詳しくなく、会社で定期検診を受けている人を見て「ああ、受けなきゃなあ」と思い会社近くのクリニックに赴き、なんとなく受けて、請求書が来たら正直に支払っていました。

しかし、K1ビザ(フィアンセビザ)で渡米をしてアメリカの医療保険については何も知らないままポテンシャル採用でアメリカの大手医療保険会社のカスタマーセンター(完全在宅)として半年のトレーニングを受け、実際にアメリカや日系企業でアメリカに駐在している方々の問い合わせに答えていくうちにかなり詳しくなってきました。

アメリカの医療保険には、医療保険(Medical Insurance)、ヴィジョン保険(Vision insurance)、デンタル保険(Dental Insurance)があります。3つの種類の保険があるのです。保険プランによっては、ヴィジョン保険に加入していない人もいますし、デンタル保険に加入していない人も時々います。

私の就職先では、月々の保険代は少ないですが定期検診はすべてカバーされますのでかなり便利です。

医療保険(Medical Insurance)について

アメリカの医療保険は、基本的な定期健診から予期しない入院や手術まで幅広く柔軟にカバーされる印象があります。

私の場合は、まだ30代前半のため定期健診を受けるための医療保険として利用しています。

定期健診は英語では、Wellness Examとか、Routine Examとか、Annual Examなどとも呼ばれます。

定期健診は Preventative Procedure とも呼ばれ、病気を予防するための健診です。

一般的な医療保険で全額カバーされるものは、その Preventative Procedure である健診になります。

ただし、全額カバーされるためには「インネットワーク」のクリニックを必ず選びましょう。インネットワークとは、保険会社と提携しているクリニックや病院であり、医療サービスを受けた際の支払いのレートが定められているため法外な値段を請求されることはありません。

インネットワークのクリニックがどこにあるかわからない場合は、保険会社に問い合わせをします。

インネットワークの主治医を探す

私は、まずは保険会社のWEB SITEにログインし、Find Care をクリニックし、Primary Care Physicians を選択しました。


フィルターをすると定期健診の際に利用するクリニックを絞ることができます。

女医さんがいるところを選びました。

電話で診察の予約をとる

検索結果に出てきた医師の記載のある電話番号に電話をします。ここばかりはオンライン上で予約するところはまったくと言ってなかったので英語での電話になりますが頑張りましょう!

現代の保険会社のWEB SITEは視覚的にかなりわかりやすくなっています。
インネットワークであること、新しい患者さんを受け付けているところを探すことができます。

電話をしたら、Wellness Examの予約をしたいことと、クリニック訪問の希望できる日時を伝えましょう。

万が一、その医師やクリニックの空きがない場合は他のクリニックや医師を紹介される可能性があります。その時には必ず、そのクリニックや医師がインネットワークなのかを確認しましょう。希望の日時のみを条件にアウトオブネットワークの医師を紹介されることもあるので注意します。

健診当日の流れ

結局、Meijerというスーパーの中にある平日休日も診察してくれる Primaru Care Physicianを見つけることができました。インネットワークのクリニックに電話をした際に、できれば土日も空いているクリニックに行きたいが知っているかと聞いてみたところさらっと教えてくれました。聞いてみるものですね。

注意点としては、当日は食事をしないことです。
私はそれを知らずに、ふら〜とクリニックに行き定期健診を受けようとは思っておらずアレルギーの薬を処方してもらいに行ったのですが初診だったため定期健診として扱われてしまいました。そのため余分なお金を払ってしまった経験があります。

ウォークインクリニックなのでおそらくシンプルな内容なのですが、脈を測る、血液健診、尿検査、医師の診断で終わりました。

検査結果は後日わかるということで、またクリニックに来たら説明しますよと言われましたが、再来して余分なお金を払いたくなかったのでメールで結果を送ってくださいと頼みました。(ちなみに1ヶ月経ってもまだ来ていません。問い合わせしなきゃ...)

終わりに

アメリカの医療保険を使って初めての定期健診でした。
失敗から学んだことは、必ずインネットワークのクリニックを選ぶこと、定期健診当日は何も食べずに行くこと検査結果については必ずメールアドレスに送ってもらうように念を押すことが大事ということでした。

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