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ずっと勉強していてもなぜ英語がうまくならないのか
何年も勉強しているのになかなか英語がうまくならない。
TOEICでは800点代を取れるけど、英会話になるとまったく言葉が出てこず、自信がなくなってしまう。
という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、なぜあなたの英語がうまくならないのかの原因についてご説明していきます。
1、英語学習にかける時間が少ない
英語教授法によると、英語を第二言語として学習する人々にとって必要な学習時間は最低1,000時間とされています。
例えば、出勤前の朝の通勤時に2時間、帰社後に1時間、週末に4〜5時間を英語学習に充てた場合、週に最大25時間を英語学習に充てることができます。
それは1,000時間で割ると、40週になります。
40週はおおよそ1年間となりますので、平日は1日に3時間、休日は土日で10時間英語学習の時間をとることで1年以内に英語が習得できると仮説を作ることができます。
もちろん、時間をかけるだけではなくどのように英語を学習するかも大切なポイントになります。
2、基礎よりもYoutubeやブログを読み漁っている
英語学習を始めたばかりの、英語初心者によくありがちなことは、
Youtubeの英語コンテンツや他人の英語ブログを見るだけでいちにちが終わっていませんか。
初心者の方が、他の英語学習者の学習スタイルを参考にしたり、気休めに英語コンテンツのYoutubeチャンネルを観ることは良いですが、英語学習をYoutubeやブログに頼ることは、本当の英語学習とは言い難いかもしれません。
英語教授法では、英語の基礎は「単語・発音・文法」とされています。
英語の基礎①単語
まずは、単語です。
最初は、大学受験用の基礎英単語を学べる単語帳の購入をおすすめします。
どのような単語帳が良いかというと、単語の発音が聞けるもの、発音記号がついているもの、単語の意味と例文の記載があるものです。
全ての英語の参考書には、最初のページに「使い方」の記載があります。
著者が自らおすすめしている参考書の使い方はためになるものばかりですので、飛ばさずに読みたいところです。
単語帳の基本的な使用方法は、単語を見て意味がパッと頭の中に浮かんでくるかです。浮かんでくればその単語を理解したということで印をつけます。
印はバツでも丸でも、ご自身がしっくりくるものを使います。
そして、単語の音を聞き繰り返します。
慣れてきたら単語の発音記号を見ながら単語の発音練習をしてみます。
そして、例文を見ながら、実際に単語がどのように使われているのかを学びます。日本語訳で意味を確認します。
そして、単語を使用して自分で英文を作成し、余白がある場合は単語帳に書き込む、または英語3行日記に書き込むなど、「自分で学んだ単語を使って英文を作ってみる」ことを習慣づけましょう。
英語の基礎②発音
発音に関しては、「アメリカンアクセントトレーニング」という教本をおすすめします。
こちらは歴史のあるロングセラーの発音教本で、私も英語初心者の時に購入して5年ほど経った現在でもまだ愛用しています。
こちらはCDがついており、何度も何度も繰り返し聞くことで正しい英語の発音をするための方法を学ぶことができます。
しかし、発音は学ぶ(=インプット)するだけではもちろん上達しません。
教本を読みつつも、実際に英語で話す習慣をつけることをおすすめします。
例えば、オンライン英会話はとても便利です。
対面のミートアップや英会話カフェは、どのような人がいるのかもわからない、日本人が多い、レベルがバラバラで話についていけない、など時間も労力も無駄になることが多いです。
それとは反対に、オンライン英会話は交通費もカフェ代も不要で、家でも仕事場でもどこからでも受講が可能です。
月額も10,000円以下のところが多く、費用対効果を考えるとおすすめせざるを得ません。
超初心者の英語学習者の場合、格安オンライン英会話でフィリピン人などの非ネイティブと英会話をすることは全く問題がありません。
「ネイティブではないから、正しい発音が学べないのではないか」と心配される方はいますが、そもそも自分の口から英語が出てこないので発音を心配する必要はありません。
まずは、自分の口から英語が出てくること、文章として言えるようになること、自分のことや自分の意見を日本語で言えてそれを英語に直して自分の口から言えることが大切です。その過程にネイティブは不必要です。
お金に余裕があり、ネイティブから本当の英語を学びたいという方はまた別のお話になりますが、経済的にコストを抑えて英語を学びたい方にとって、初中級者くらいまでは非ネイティブでも良いと思います。(目的によりますが)
中級者以上で、語彙の少なさ、中途半端な英語の発音に悩んで先に進めないというレベルになれば、ネイティブのレッスンが必要になります。
私の場合は、中級レベルになり全く英語の上達が感じられず、コロナ渦で何もすることがなかったため、毎日カナダ人講師の発音レッスンを受講していました。
そのカナダ人講師はTEFL資格保持者で、かなりの実績があり、オンラインの英会話講師を本業としていましたので信頼ができました。
1年ほど発音に集中して受講したところ、自信を持ってアメリカ英語の発音ができるようになりました。
発音の基礎(発音記号、リエゾン、リンキング等)を理解していないと、いくら単語を知っていて、文法ができようと、最終的にネイティブに通じないと意味がありません。せっかく、単語・文法まで理解したのに間違った発音をしていることだけによって英語が上達しないと感じるのは、とてももったいないですよね。
英語の基礎③文法
英語を学ぶ上で、文法を省いては英語上達は叶いません。
英語の文法を理解し使えるようになることで、英語の文章を作ることができるようになり、英会話も上達します。
中学文法はないがしろにされがちですが、英語の基礎・土台であり、中学英語文法を学ばないと英語はうまくなりません。
逆に、中学英語を理解するだけで英会話ができるようになります。
例えば、英語の基礎第五文型は、中学でも大人になっても文法の大切な内容として教えられることもあります。
使役動詞の使い方、知覚動詞の使い方、分詞の使い方は文型を理解していないとそれらの文章を作ることはできません。
主語、述語、補語、修飾語がどのように働き、どのような意味をもたらすのかまでを理解していないと、第二言語学習者が英作文をすることはとても難しくなります。
3、英会話の習慣化ができていない
最後に、英会話の習慣 = アウトプットができていないということです。
英語を始め何かを学習するためには、インプットしてアウトプットをすることがとても大切とされています。インプットしたものをアウトプットすることで頭に学んだ内容を定着させることができるからです。
TOEICの勉強をして、単語を習得し文法を学び、800点代を取ったとしても、英会話をする際に主語も述語も出てこなければ、ただTOEICのための英語が上達した、ということになります。
日本にいると、英語で話す機会も少ないことや、会社で給料アップのための資格取得の中にTOEICがあるから受講せざるを得ない環境にいる方々が多いのか、ライティングやスピーキングのスキルはあまり重視されていない傾向にあります。
ライティングやスピーキングは、自分のことを話したり、自分の意見を言ったり、相手の意見を受け取ったりと実用的なスキルが必要となりますが、日本人はその分野が苦手な人が多い印象があります。
そのため、アジア・欧米諸国の人々と英会話をする際に何も話すこともなく、英語スキルも乏しいため、「自分は英語ができない」と落ち込む方も多いのではないでしょうか。
そのために、普段から英語で話すことは大事とされます。
英会話を習慣化させるためには、週に3〜4回英会話をすることをおすすめしています。1週間のうち3回以上することを習慣化することによって、そこで学ぶスキルの定着率があがるからです。
気軽に始められるものとして、格安オンライン英会話があります。
現在は、さまざまなタイプのオンライン英会話が展開されております。ご自身のライフスタイルや学びたい内容、講師の国籍などをベースにご自身に合うものを選ぶことをおすすめします。
私の場合は、コロナ渦からネイティブキャンプを始めました。
予約無料で、時間があるときに気軽にオンライン英会話レッスンができるのはネイティブキャンプのみになります。
また、毎月のようにキャンペーンが展開され、コインが無料でもらえることもあるため、楽しみながら英会話を習慣化することもできます。
オンライン英会話が続かない…でもなんとか英語学習を習慣化させたい。という方には英語メンターをつけることをおすすめしたいと思います。私自身も、25歳から30歳の間で英語学習メンターを利用していました。英語が上手になりたいと思いながら、都内の英会話サークルなどを歩き渡っていたあの頃は英語学習の基礎さえも理解していませんでした。移動代、カフェ代ばかりにお金を注ぎ込むも、英語はまったく話せるようにはなりませんでした。その時に見つけたのが、オンライン英語メンターです。どこでもいつでも英語のプロから英語の基礎を教えてもらうサービスを購入しました。月5万円、英語の基礎を学び、自分の価値観、人生観が変わり、人生が変わっていきました。
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