K1ビザで渡米して2週間以内にしたいこと 【SSN取得】
K1ビザでイリノイ州に越してきて1週間と4日が経ちました。
日本では普通だった「自由」が少し恋しくなってきました。
週末に朝起きたら、セブンイレブンに行きサンドイッチとカフェラテを買って、散歩しながら食べる「自由」。
自分が食べたいものをコンビニや最寄りのスーパーに歩きで買いに行く「自由」。
少し大きい本屋に行きたいからバスと電車を使って買い物に行く「自由」。
今の仕事に飽きたら、転職を考えて企業へ訪問・面接をしに行き新しい環境を得る「自由」。
すべての「自由」が奪われて、自分の「弱さ」に向き合いながら誰かに依存して生活していかなければいけない状況に疲れてきてしまいました。
まだ2週間も経っておらず、車も運転できない、人種差別主義者の隣人との問題もあり、人種差別の問題について身をもって共感してくれる人がいない(と思っている)中、日中ずっと家にいて、彼が帰ってくるのを待ち、一般的な知識もないまま言われたように日常を生活している環境に飽きてきました。
そんな中、「運転免許が取れたらこの環境から抜けられるようになるよなあ」と思い、過去のKビザで渡米されてきた先輩たちのブログを読み漁っていたところ、「Kビザで渡米したら、ぼーっとしていないで早くSSNを取りなさい!」のような内容のブログを見かけました。
この1週間は文字通りぼ〜としており、結婚式の準備は何もせず、彼に任せているので、やっとアメリカでの自立の道筋が見えてきたかな、という感じです。
今回は、私が現在住んでいるイリノイ州の話になります。
※SSN(ソーシャルセキュリティナンバー)、運転免許は州や場所によっても異なるので、ご自身が住んでいる州や郡の公式のホームページを確認することをおすすめします。
Kビザで渡米後2週間以内にできること
Kビザで渡米後、90日以内に結婚をしなければいけません。90日以内に結婚しない場合はKビザのステータスの有効期限が切れてしまい、アメリカに居住することができません。
結婚する時期は人によって異なると思いますが、私は渡米1週間4日目で Marriage Certificate を取得しに、City/County/Stateの統括の指定場所にて(私たちの場合は Court ) いき( Marriage Certificate は翌日から有効となります)、2週間後に結婚式をする予定ですので、参照したブログの通りにできるかな、と思います。
結婚手続きをする
結婚手続きは、各州の各郡で手続き方法が異なります。ご自身がお住まいの州、郡の結婚手続きをGoogleで調べましょう。
イリノイ州の場合は、自分の住んでいる郡ではなく、結婚する郡でMarriage License (結婚許可証)を取得しなければなりません。イリノイ州には102の郡がありますがそれぞれの郡で婚姻手続きを行っているため、必ず結婚する郡での結婚証明書の取得方法を調べます。
私たちの場合は、車で片道40分のCourtに出向き、Marriage Licenseを取得しました。結婚許可証への記入とサインが必要です。
こちらの記事(【2022年】イリノイ州で結婚式【必要な手続き】)で詳しく記載しています。
SSNを取得する方法を調べる
イリノイ州における、運転免許については ilsos.gov のウェブサイトにてオンラインでの手続きや詳細を確認できます。
最寄りのオフィスは Social Security Office Locator で確認ができます。
運転免許取得に必要な書類を調べる
アメリカの田舎で自由を謳歌するには、絶対に運転免許と車が必要です。
驚くことに、アメリカの田舎にはバスやタクシーの公共交通機関が整っていないというかまったくありません。こんなに技術が発達しているのに、どの群も公共交通機関を発達させようという意志がまったく見えないことに正直驚きすぎています。
生まれた時から今まで日本の郊外にずっと住んでいましたが、どこに行ってもバスもタクシーもありますよね?車の運転が嫌いな私は、免許の更新月が過ぎていることも知らずに免許資格を失いましたが(笑)、それほど車の存在価値がないのです。
日本の国土の25倍と言われているアメリカ。道路がアホみたいに広く、どんなに運転が下手な私でも運転はできそうです。しかし、こちらは車検というものがなく、道路を走っている車を見ると、車の一部が壊れていたり、ひとつのライトが今にも消えそうだったり、おかしい運転をしている人だったり、人に問題があることで多くの事故が起こっているのも事実です。
特によく聞くのが、後方の車の追突事故です。ドライバーがボーっとしていたとか違う方面を見ていて前の車が止まったのを見ていなかったとか、よくあります。
そんなこんなで、アメリカで運転なんてしたくもないのですが、車の運転ができない限りどこにも行けません、自由もありません、旦那さんにも迷惑をかけます。そのため、運転免許証を取得し、車を購入する必要がありそうです。
ソーシャルセキュリティナンバーを取得する
私の場合は、SSN取得よりも結婚手続きを先にしてしまったため、SSN取得ができませんでした。
渡米して2週間ほど経ったころ、平日にわざわざソーシャルセキュリティアドミニストレーション(SSA)に連れて行ってもらいました。
日本の役所のようなものなので、平日の朝9時〜16時までしか営業してません。
並ぶのが嫌なので朝イチに行きましたが、すでにお年寄りや移民っぽい人によって列が作られていました。
セキュリティーも2人おり、並んでいる人々に向かって刃物や飲みものの持ち込みは禁止です、と何度も何度も叫んでいました(笑)そこでSSAは訪れるのに楽しい場所ではないことに気づきました。
役所に入るとなぜか一番最初に呼ばれました。
窓口に行き、ソーシャルセキュリティナンバーを取得したいと申告し、パスポートを提示しました。
すると、役所の人が「結婚手続きをしてしまっているからSSNを発行できない。グリーンカードが発行されるのを待ってください」と言われました。パソコンのモニターを見ながら言っていたので、画面上にそのようなメッセージが出ていたのだと思います。
SSNがないと、運転免許を取ることができません。
しかし法律上、今の私にはSSN取得をすることができないようなので仕方なく帰宅しました。
運転免許書取得に必要な書類
詳細については、下記のPDFに記載があります。
イリノイ州における運転免許証に必要な書類について。
Illinois Secretary of State Document Requirements to obtain a Driverʼs License/State ID Card
上記から、K1ビザホルダーの私は、下記を用意することができるとわかりました。
・Aグループ ( 署名 Written Signature ):パスポート
・Bグループ ( 誕生日 Date of Birth ): I-94(出入国記録)有効なパスポート、出生証明書 (英語では Birth Certificate )※1
・グループC (Social Security Number ):SSAによって発行されたSSN(ソーシャルセキュリティナンバー)
・グループD ( 住居 Residency ):州、郡、市、村、または連邦政府から受け取った公式郵便物 機関
ここで、運転免許を取得するには SSN か!と気付いたのです。
ソーシャルセキュリティナンバーがあれば、世界が広がるのですね。
2016年あたりの先輩方のブログを見ていましたが、ソーシャルセキュリティナンバー(以下SSN)の取得までには3ヶ月以上もかかっていたということで少し心配ですね。
ではKビザホルダーがSSNを取得するにはどうすれば良いでしょうか。と、調べてみました。
下記記載をみて、今の時点でKビザ渡米11日目の私ですが、ちょうどいいくらいの時期ですね。
こちらのブログは少し古い2017年のものになるので100%本当の情報かは不明ですが、いちおう参考資料としておきます。
SS-5フォームを埋める必要があります。オフィスに行けば、そのフォームを貰えてその場で記載することができるようです。
申請後は2週間以内にSSNが届くと記載がされており、3週間経っても来ない場合はオフィスに電話をする、ということです。
Social Security Administration (社会保障庁)に行くソースがあればすぐに申請ができそうですね。
私の場合は、車を運転できないので、彼に頼むか(今喧嘩中なので頼みたくない。笑)、日中も家にいる知り合いに頼んで連れて行ってもらうか、になります。
今のご時世、Uberに連れて行ってもらうのも怖いですし、公共交通機関もありません。
そのため、知り合いにガソリン代を払っていくしかなさそうです。