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第6弾:フィリピンへGOTOトラベルしてきました【オンライン英会話】

1、Bohol Island ボホール島

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引用:https://jp.hotels.com/go/philippines/best-bohol-island-things-to-do

フィリピンの中部、BISAYAS諸島の島であり、「ターシャ・サンクチュアリ」と「チョコレート・ヒルズ」で有名な島である。

フィリピンといえば、セブ島しか知らなかったので、この時点で新しいフィリピンの魅力を知ることができた気がして嬉しい。

4〜6月の乾季により、草が枯れて茶色に見えることから「チョコレートヒルズ」と呼ばれるようになったそうだ。

まずは、Warm-up!で写真描写を30秒間行う。「いくつかの山々が見える」とか、「山なのに黄色である」「ある山はラクダのこぶのように見える」とか言える。

次のListening & Comprehensionでボホール島の特徴をきく。ネイティブキャンプのこの世界一周旅行教材は、その国観光地の特徴を短く簡潔にまとめてくれているので効率よく、他国の文化を知ることができるのが強みだと思っている。

Questionでは上記のリスニングで聞かれた内容から、「まぜこの丘はチョコレートヒルズ」と呼ばれ始めたのか?というものであった。

ボホール島については、他のフィリピン諸島のように歴史上で悲劇が多く起こっているようだ。まずは、スペイン植民地時代には金とスパイスを求めてやってきたミゲル・ロペス・デ・レガスピという人物はわりかし友好的なひとなようで、律儀にボホール島の領主と文字通り互いの血を飲み交わし、和平を結んだという(他人の血を飲んで大丈夫なのか?という話し...) それが、サンデュゴ・フェスティバル(サンデュゴ Sandugo=一つの血)の由縁であるという。ボホール島には、実際にその血の盟約による和平を結んでいる像が立っている。海外旅行に行くさいはそのような歴史を学ぶこともなくただただ現地の食べ物を楽しんで帰ってきてしまうタイプの人間なので、このような歴史を学ぶとさらに観光が楽しくなるのではないかと思う。

その後の米西戦争でスペインがアメリカに負け、アメリカがフィリピン諸島を購入してからは、ボホール島の住民とアメリカの間にいざこざがあり、米兵がボホールの村人の婚約者を暴行しようとしてその米兵をその婚約者が殺してしまった以降、ボホール島の村々を焼き払ったり、虐殺をしたりと、何かとダークな歴史もある。

1942年に日本軍の侵略、その後すぐの1944年からはアメリカ軍がボホール島を奪回するために侵略してきたりと、歴史的な略奪を経験し続けてきた島のようだ。

参考:ボホール島

2、Boracay Island ボラカイ島

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ボラカイ島はセブ島に次いでフィリピンで有名な観光地だ。少なくとも私でも、フィリピンはセブ島とボラカイ島があることだけは知っていた。

ボラカイ島は全長4kmの白砂の浜辺「ホワイト・ビーチ」が有名な場所である。1990年代以降、「世界最高のビーチの一つ」と世界中(主に欧米)から評されるようになり観光客が増えた結果、深刻な環境汚染に悩まされているそうだ。

2018年にはフィリピンのドゥルテ大統領による指示により2018年に半年間閉鎖された。 

1990年代以前は、地元住民が住む秘境だったらしい。多くの観光客がその秘境を求めてやって来ることでその秘境自体を壊してしまうことは悲しい。

参考:ボラカイ島

Listening & Comprehensionでは、ボラカイ島がマリンスポーツが主な人気のアクティビティであることを言っており、Questionでは、ボラカイ島で一番の人気のある場所を聞きれた。

Short Discussionでは、「What activities would you do if you went to the beach in your country? Please tell your teacher. あなたの国でビーチに行ったら、どんな活動をしますか?先生に教えてください。」の質問を2択から選んだ。

回答としては「日本も島国なのでビーチがたくさんある」「マリーンアクティビティをする」「バナナボートに乗ったり、チャーターボートに乗り景色を楽しんだりする」「しかし私は泳げないので、ビーチでのんびり美味しいものを飲み食べしながら過ごす方がいいかもしれない」

"Japan is also an island nation, so there are many beaches... do marine activities, go on a banana boat ride or charter a boat and enjoy the scenery... but I can't swim, so I'd rather spend my time relaxing on the beach, eating and drinking good food.”

3、FOOD: 有名な食べ物を当てよう!

最初のMatch-up!では、3つの食べ物のそれぞれの英語での説明文と、それに合う写真を照合させていく。

食べ物パートは空腹時にやってしまうと、本当にその料理を食べたくなってしまうのでこまる。

今回は、以下3つのフィリピン伝統料理を学んだ。

Sinigang シニガング

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引用:シニガング

Sinigangという料理は酸っぱい野菜スープという感じなのかな。フィリピン料理は酸っぱい料理が多い気がする。なぜ酸っぱい料理が多いかというと、湿度が多く年中暖かいフィリピンでは、食べ物の保存方法として発酵させることが適しているからと言われている。また、暑い日には、酸っぱい料理(スープ)を食べることで身体をクールダウンさせるという効果もあるらしい。

Sisig シシグ

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フィリピン人はよく豚の頭を食べるイメージがある。今回の料理は、豚のスキン(皮膚)をカリカリにして食べる。

Lechon レチョン

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引用:レチョン

この料理は要は豚の丸焼きである。

私の彼は元U.S Navyだが、彼が属していた部隊にはフィリピン人がいた。米海軍と言っても純粋のアメリカ人だけではなく、もろに中国人みたいなものもいるし、何と言ってもフィリピン人も多い。その影響か、感謝祭では豚の丸焼きでお祝いしていた。

フィリピン人は豚をよく食べる。しかもあらゆる部位まで食べ尽くす。疑問に思った。なぜフィリピン人はこんなに豚を食べるのだろうか。

あるwebサイトの情報によると、フィリピン人の食用としても豚肉の年間消費量は「約14.2Kg」だという。これは世界平均を上回っていることから、フィリピン人はたくさん豚を食べるという予想は当たっていたようだ。

大事なのは、なぜ豚の年間消費量が世界一なのか、ということだが、一説として「元々フィリピン人は豚を食べる民族」というのがあるらしい。

もっと掘り起こして歴史的観点から見ると、スペイン人による植民地化の影響があるから、と言えるという。

スペインは「十字架と剣を片手にフィリピンを征服したと言われている」。フィリピン島を物理的に支配すると同時に、キリスト教を布教していた。フィリピン征服時にフィリピン人の思想に最も影響を与えていたのがイスラム教であると知ったため、その宿敵を退治するために「豚肉を食べるか、死ぬか」も選択肢を与えていた。

植民地時代に起こった残虐な出来事が、今のフィリピン人の食を支えているのかと思うと歴史の深さを知る。

が、とにかくカリカリの豚の皮は美味しいだろう。コロナが収まったら、フィリピンの豚肉料理を食べにフィリピンレストランに行きたいと思っている。

参考:This is the Philippines’ love story with pork

CULTURES : 文化を一緒に学ぼう!


4、Sinulog Festival シヌログサントニーニョ祭

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シヌログサントニーニョ祭は、毎年1月の第三日曜日に、フィリピンのセブで行われる、カトリック教徒のお祭りである。

イエスの幼少期を表すのが「サントニーニョ」であり、スペイン語に類似していることから、スペイン植民地時代に伝わった(強制された?)文化がフィリピンに根強く残っていることが分かる。

「シヌログ」とは「セニョール・サント・ニーニョ」=幼いイエスを称える儀式的な祈りの踊りである。と言っても、スペイン人がキリスト教をフィリピンに普及する前から、地元住民は「サント・ニーニョ」を称えるシヌログを踊っていたそうである。

参考:Sinulog

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通りで、最近ネットフリックで観ている「Modern Family」のコロンビア人はクリスマスに「ベイビージーザス」のオーナメントを大量に持っていたわけである。

5、Ethnic groups and Languages 民族と言語

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16世紀、フィリピン島にスペイン人がやってくる前のフィリピンはすでに中国商人との交易を始めてから100年が経っており、フィリピン島の南側にはブルネイからのイスラム教徒の入植者が住んでいた。

スペイン人は、このように他民族が各々暮らしている島々を「フィリップ2世」にちなんで国とし、ローマ・カトリックを導入した。その影響は現在も続いており、所以、多くのフィリピン人がカトリック教徒なのである。

参考:Philippines History, Language and Culture

Wikipediaによると、フィリピンで話されている言語の種類は、120~180種類だという。

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引用:Languages of the Philippines

地図で改めて観てみると、フィリピンが超他民族国家なことがわかる。

ほとんどの言語は、フィリピン列島のマレー・ポリネシア語である。マレー・ポリネシア語は「マレー語の起源には諸説ありますが、 現在のインドネシア、スマトラ島に端を発し、マレー半島、ボルネオ島に伝播した」言語出そう。*1  例えば、「おはよう」は「Selamat pagi(スラマッパギ)」「こんばんは」はは「Selamat malam(スラマッマラム)」「ありがとう」は「Terima kasih(トゥリマカシッあるいはテリマカセ)」「どういたしまして」は「Sama sama(サマサマ)」という具合である。インドネシアの知り合いがいるが、同じような音程とリズムで話しており、日本人がその言語を聞くと可愛く聞こえる。*2

引用:*1 東京外国語大学マレーシア語 *2 マレーシア旅行の挨拶はマレー語で! 「ありがとう」「こんにちは」はなんて言う?

また、スペインの影響を受けたクレオール言語(一般にチャバカノと呼ばれる)も一部の地域で話されている。

他言語が所以に、タガログ語を標準化したフィリピノ語を、英語と並んで国語・公用語としている。アフリカも部族の言語が多くあるが、英語を公用語としているの。それと心なしか似ている。

ちなみに、フィリピンの現(2021年3月16日時点)大統領の、ドゥルテ大統領は、2018年にフィリピン手話を国の公式手話と認める法律にサインをしたことで知られている。


最後に:ネイティヴキャンプについて

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ネイティブキャンプは月額6,480円でレッスンが受け放題の活気あるオンライン英会話サービスを提供している会社である。


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また2021年の3月31日まで「GOTOトラベルキャンペーン」で、5カ国受講ごとに100コイン(200円相当)がもらえるので、今始めるとよりお得だろう。

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