技術書典9の本からオススメを紹介 第一弾
技術書典9(2020/09/22までオンライン開催)で頒布されている本を連休で読んでいるところです。後日、第二弾を書くかもしれませんが書かないかもしれません。
Arduinoで作るジオラマの仕掛けとスケッチの小技
Arduinoを使った電子工作入門の本としてもオススメできる本です。Arduinoや電子工作について写真付きでしっかり説明してあるのがとても分かりやすいです。
ジオラマに電子制御を入れるとこんな風になるのか!というアイデアフルな本でもあります。なんというかこれは世界が変わる。
ということでArduinoで電子工作したい人、ジオラマにロマンを感じる人にオススメの一冊でした。
錬金術師見習い エリィと歩むたのしいElixir 〜Elixirへのいざない外伝〜
元々Elixir本を2冊発行しているサークル URAMASU さんの Elixir 本外伝。Elixir の分かりづらいところなどを中心に、ストーリー仕立てで分かりやすく解説する本。
色々差し込まれる小ネタの数々にクスりとしながら、ライトな読み味で Elixir に触れられるのは凄く良いです。
個人的には各章の最後が「錬金術師への扉を開こう: おしまい。」で終わるところが凄く好き。
過去の本もそうだけど、Elixir に興味ある人が初めて手に取るのにちょうどいいかもしれないです。
ストーリー仕立てでライトにElixirについて読んでみたい人に是非読んでもらいたい一冊でした。
むしろElixir本をエリィちゃんたちで全編(無茶をいう)
サークル味噌とんトロ定食の表紙の作り方、考え方。
凄すぎる。表紙を作る時に必要な全てが書いてあって1000円は安すぎるのでは。
色、フォント、配置、素材、A判・B判のサイズと300DPIでのピクセル、背表紙などなど、表紙を作る時に手元に欲しい一冊。
表紙に困ってるサークル主さんにオススメの一冊でした。
ビジネスパーソンのためのセルフメディケーション読本
(この本で得られること)
・処方箋なしで買える病院の医薬品の知識(薬局零売の知識)
・市販薬の有効成分の知識
・病院に行ったほうがいいかどうかの判断基準
・健康診断の数値の知識
・薬剤師の使い方の知識
・割とどうでもいいクスリのトリビア
まさにこの通りでした。成人した人には必須知識が詰まった本なのでは?
健康が気になる成人全員にオススメの一冊でした。
公共交通機関から学ぶUI/UX #1
ページ数が短めで分量が少ないモノの興味深い本です。
「不要な情報は削る」「ユニバーサルデザイン重要」「ユーザー感情を害さない言語選択画面」
の3点が取り上げられていてとても興味深いものでした。
UXというよりはUIというべきだと思いますが、UIデザインについて、公共性の高いものを元に考察するというのはとても興味深くて良いです。
お値段も安くさっくり読めるので、UIデザインの入門にオススメの一冊でした。
仮想マシンで楽しむUNIXバージョン7
UNIX v7 の x86移植版があるのでそれを実際に VirtualBox で動かすという本。
結構 UNIX v7 って今のとは違いが大きくて面白い。
ステキな解説が詰まってるので、温故知新、昔の UNIX に興味がある人にオススメの一冊でした。
#マンガでわかるサーバー監視入門 (わかばちゃんと学ぶシリーズ)電子版のみ
ネットショップやゲームアプリなどは、1日サーバーがダウンしているとそのぶんの 売上(何百万単位)が吹き飛ぶ(湊川実話)
アッアッ。
それはさておき、サーバー監視についてめちゃくちゃ分かりやすく、詳しく描いてあって凄い。
監視は本来全員が持つべきスキルであるのに、役割化してしまう
ソフトウェアエンジニアリングに携わっているのに、監視を自分の業務だと思っていない全ての人にオススメの一冊です。
1万円で始めるLINEでおしらせ 犬のうんち 検知システム開発記録
ソフト面とハード設置の両方であれこれ頑張ってる力作。これは凄い。
ペットや飼育オートメーションみたいな、技術の未来を感じました。
飼育オートメーションに興味ある人や、画像認識に興味ある人にオススメの一冊でした。
りあクト! TypeScriptで始めるつらくないReact開発 第3版【Ⅱ. React基礎編】
僕が Note で何回か主張している JSX が実は React の鍵だったのでは説に影響を受けたとのことで献本して頂いたのだけど、WebフロントエンドのSPA技術全般の歴史をものすごく深掘りした上で、なぜ React がここまで世界で使われるようになったのか?JSX の良さがどこにあるのかなど、React 流儀に踏み込んでがっつり解説する力作です。
React が何であって何でないのかを知りたい人にオススメの一冊です。
最後に宣伝
弊サークルの本も自信を持ってオススメできる力作です。
よかったらご覧ください!
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