なんだかんだでチラ裏学習
つらつら考えてみると、ノートをとるのが苦手だ。中学の時にクラスでノートの取り方を見せる発表会みたいなのがあった。ともかく、嫌で嫌で仕方なかった。正直、マトモにノートなんて取っていないし、ラクガキだらけだったのだ。そんなノートは人に見せられるような代物ではない。余白の多いページを展示してしのいだような気がする。
なぜ、ノートはきれいに取らなきゃいけないのだろう?
私にはよくわからない。自分のノートなのだから、自分がわかりやすければいいとも思う。
「後から見返してわかるようにつける必要性から」だとは思うのだが、昔は記憶力が良かったのでノートを見返す必要なんて、ほぼなかったのだ。
そんな抜群の記憶力は年を取るとなくなるものなのだろうか。オトナになって勉強したものはどうも記憶に残らない。
そして勉強とは何ぞやという命題にぶつかるのだ。
オトナのおベンキョーは資格試験とかそんなようなものが殆ど。
ともかく書く。ひたすら書く。そうやって暗記しないと記憶に残らない。で、模試を受けまくる。
間違った個所は、記憶に残すために解法や解答をチラ裏に殴り書く。
最初のころは資格のオベンキョであってもノートをきれいに取っていた。とはいえ、ノートをきれいにまとめるのは時間がかかる。正直、そんなことやっていられない。オトナはズルい生き物なのだ。だからノートは捨てた。きれいに書いた1回より、殴り書いた10回に尽きる。チラ裏とはいうものの、もっぱら使うのはコピー用紙。芯が交換できるタイプの水性ボールペンを使って問題を解きまくる。
こんなことをしていると、芯を交換するのが無上の楽しみになる。これが成果なのだ。
それからスケジュール帳も必要だ。100均で売っているようなのでいい。
こいつにおベンキョスケジュールを週単位くらいで書き込んで、勉強した分を毎日マーカーで潰していく。小さな達成感を得るために。
こんなアナログで安上がりなベンキョー方法だけど、試験には受かっているから、そこそこ効果はあるとは思うよ。