ドージコイン、スウェーデンの取引所に上場！投資の新たな扉が開く

2024年11月27日 17:26

ドージコインETPs登場の背景と意義

仮想通貨の世界に新たな風が吹いています。スウェーデンの仮想通貨ファンド発行企業バローが、ドージコイン（DOGE）の初の上場投資商品（ETP）を発表し、投資家に注目の的となっています。

この発表は、親会社のDeFiテクノロジーズが2024年11月26日に行ったもので、スポットライト証券取引所での取引を予定しています。

北欧地域責任者のヨハンナ・ベリッツ氏は、米大統領選挙の結果とイーロン・マスクのような影響力のある人物による後押しが、ドージコインへの需要急増の背景にあると説明しています。

ドージコインは2013年、ビットコインへの風刺として誕生しましたが、現在では驚くべき成長を遂げています。

コインマーケットキャップによれば、その時価総額は約550億ドルに達しており、世界最大のミームコインとして認知されています。

ビットコインと同様にプルーフ・オブ・ワーク（PoW）ブロックチェーンネットワーク上で動作するドージコインは、独自の特徴を持っています。

トランザクションの検証はより計算効率が高く、供給に上限がないことが特徴です。

スマートコントラクト機能はありませんが、マイクロペイメントやチップとして広く利用されています。

今回のETPs導入により、個人投資家と機関投資家は新たな投資手段を手に入れます。

従来、ドージコインへの投資は仮想通貨取引所経由に限られていましたが、ETPsを通じて、より安全で規制された方法で投資できるようになります。

取引所上場の投資商品は、従来の仮想通貨投資に比べて、以下のメリットがあります

2024年、ミームコイン市場は仮想通貨分野で最も急成長するセクターの一つとなっています。

「Pump.fun」のようなミームコインプラットフォームの成功は、ソラナ（SOL）ブロックチェーンネットワークの成長にも大きく貢献しています。

特に、トランプ氏の米大統領選挙勝利を受けて仮想通貨市場が急騰したことも注目に値します。

多くの投資家が、政治的変化が仮想通貨業界にポジティブな影響をもたらすと期待しているのです。

バローの親会社であるDeFiテクノロジーズは、様々な仮想通貨ネイティブ戦略を通じて約6億ドルの資産を管理しています。

7月には既にNearプロトコルのネイティブトークンであるNEARのETPsをスウェーデンのスポットライト証券取引所で開始するなど、積極的な展開を続けています。