初めてのバーレスクのショーの作り方
数週間前、気軽に趣味でバーレスクを始めたものの、本当にそのショーは自分の良さを引き出せているのでしょうか?
自己満足だけで終わっていないか、ショーをしたけれど技術も度量もないのにチップばかり頂いてしまい本当にそれでいいのでしょうか? という疑問を持つ新人の方からご質問をいただきました。
その場でお客さんも踊り子さんも楽しむのは大事なことですが、果たしてそのショー、本当に自分のもの?昨今ショーを見ていると、あの動きは海外の誰かのショーをそのまま真似てるな、、、あの衣装、どこかで誰かが使ってるのと同じじゃない?なんだか印象に残りずらい。
芸事は真似て覚える。だから真似をしていいのです。そして研究し、大事なのはその真似した動きをいかに自分のオリジナルに昇華するか!
ではどうしたらよいのでしょうか。
体型、肌の色、考え方、性格、育ってきた環境、好き嫌い、、、誰ひとり同じ人はいないからこそ、その踊り子さんのその人しか出来ない何かを見て、お〜!わぁ〜!と感動するんだと思います。その私にしか出来ないもの、大切なものを探す。ここだけは誰にも負けないという得意を見つけると自信につながります。
では、どうしたら良いのでしょう。
クレイジーホースのレビューショーのように同じような体型やタッパで見せる揃いの群舞ではないからこそ、足が短い、太い、胸がない、胸が垂れている、すらっとしている、肌が綺麗、豊満、etc…のどれもが魅力となり、昨今のネオ・バーレスクでは活きるのだと思います。昔は容姿端麗じゃないとステージには立てなかったのよ〜、踊りもダメ、容姿もダメは大ブーイングでした。
ブーイングを私もしっかり受け、落ち込んだ日々について、私の拙著『エロチカバンブーのちょっとだけよ』にも書きました。しかしそこから生まれる新しい何か。それが宝になります。ちゃんと評価してくれるお客さんがいたことに今も感謝です。
自分をまずしっかり研究して知ること、認めることが第一歩。
体型によって同じ動きでも見え方が異なります。
実際にバーレスクのショーを作るにはどうすればよいか?
バーレスクはコラージュです。 そこが面白いところでもあります。
7000文字と長いので興味のある方だけ読んでみてください。
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