ザ・昭和これがキャバレーだ!『チョットだけよ❤️』グランドサロン十三 11月11日開催
グランドキャバレー
かつて高度成長期に繁華街にはど〜んと構えたその街を彩る煌びやかなグランドキャバレーが日本の各都市に多く存在していた。
坪数1000、ホステス500人以上をかかえたグランドキャバレーから中箱、小箱のキャバレーまで毎晩のようにステージではビッグバンドが演奏し、様々なエンターテイメントが繰り広げられていたのよ。
私がキャバレーのフロアーダンサーを始めたバブル期。今日は大阪のグランドキャバレーサン、明日は広島のキャバレーチャイナタウン、翌日は九州の宮崎グランドキャバレー黄昏から博多のグランドキャバレーみなみと、私の小さな体の倍はある大きなスーツケース抱えショーで駆けずりまわっていたのね。
その麗しきグランドキャバレーもバブルが弾けると徐々に姿を消し今では、私の知る限り、大阪十三にあるグランドサロン十三、ミス大阪、熊本県八代市のキャバレーニューホワイトホース、あまり知られていないけれど、島根県益田市のキャバレー赤玉くらい。この4件は2階席まである中箱〜大箱に当たるキャバレー。このうち今も通常のキャバレー営業しているのは赤玉以外の3件。キャバレーには常にバンドさんがいて毎夜演奏が繰り広げられ、生バンドでカラオケも出来ちゃうという誰もがスターや社長になったような気分にさせてくれるゴージャスな遊び場でした。
キャバレーも色々。下品なお触りキャバレーが出現したり、風俗よりのピンクキャバレーも。
だから子供の頃は胡散臭く穢らわしい場所だと思っていたし、こんないやらしい世界には足をぜーーーったい踏み入れるような大人にだけはなりたくないと幼少のバンブーちゃんは思っていたのよ。
ところがあるきっかけでまさか自分がキャバレーの踊り子さんになるなんて!一旦その世界へ入ってみたら、あらびっくり!なんとゴージャスで煌びやか。サロン十三や、博多のグランドキャバレーみなみ、その頃すでに無くなっていた赤坂のミカドや京都のベラミのような、これぞザ・キャバレーという存在に、自分の無知さに呆れ、なんでも世の中鵜呑みにしてはいけないわ、体験しないと何もわからないのだ!と確信し、しっかり自分の目で見て触れてやろうと10代の私は心に誓ったのだった。
そんなシャイでうすのろでドブスな私が Youはなぜキャバレーの踊り子にに? 詳しくは私の本を読んでちょうだいな。きっかけなんて、あちこちに落ちていたりするものよ。
11月11日 「チョットだけよ♡~トークショー&キャバレー体験~」
そんな今は絶滅に近いキャバレーを体験できてしまう貴重なイベントのお知らせです。場所は大阪十三のグランドサロン十三。
よくショーで入っていたキャバレーです。今やこの時代のキャバレーを作るこは不可能と言われている建築物を見るだけでも一見の価値あり!
壁紙から照明、ステージ、深いブルーのベッチンの客席、テーブルランプまで今となっては同じものは作れない代物ばかり!
ほんの一部をご紹介します。
じゃじゃ〜ん。巨大シャンデリア!
11月11日はキャバレーでかつて演奏していたバンドマンも生演奏を披露。そしてトークゲストには十三の繁華街に約50年間通い続け、キャバレー栄枯盛衰を知る遊び人代表の「あほ大先生」こと藤井 基義氏。(あほ大先生というネーミングで執筆しちゃうなんて素晴らしい!)
キャバレーミス大阪の現役ホステスのサリーちゃんは、このキャバレー文化が好きでホステスになった美女!そしてノリノリの踊りもイカすサロン十三のオーナーの宮田さん。
一体キャバレーとは?昭和の若者はキャバレーへ?一体どんな世の中だった?ホステスさんのお客のあしらい方ってどういう風なの?ショーは一体どんなショーがあったの?まるで大阪名物お好み焼きのようなジュージューと熱い香ばしい、まだこの世に出ていない話題で、東京にはない大阪ならではのトークで会場を沸かしまっせ!
なんと1部のトークショー、キャバレーツアー、ショーを体験したお客さんは、そのまま2部へ。キャバレー通常営業が始まり、そのままリアルキャバレーを体験できちゃう!
すでに嗅ぎつけた全国のサブカルファン、建築マニア、昭和に釘付けの若者が予約を始めているらしい! チケットはこちら。お早めにね。→ https://t.livepocket.jp/e/232s0
楽天トラベルで見たら東京大阪ANA往復ホテル1泊付きで3万円!みんなでキャバレーを応援しに来て〜❤️
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