1 魔術師 ー 創造
土星先生には様々な呼び名(クロノス・サトゥルヌス・サターン)があることを前回ご紹介しましたが、今回からこちらの名前をサトゥルヌスに統一してみます。
さて、今回の魔術師のカードは、新天地に辿り着き新たな世界を生み出そうとするサトゥルヌス。
基本的にはメジャーなタロットの一つ、ウェイト版を参考にしています。
ウェイト版で描かれる四大エレメント(火地風水)、無限を表すレムニスケート、生命力を意味する紅白のバラなど、このカードではカタチを変えたアイテムとなりその象徴を表しています。
ちなみに、
火は木の枝
地はクルミ
風はクワ
水は桶
です。
これらを選んだ理由(それぞれの由来やシンボル)は、またの機会に改めて書こうと思います。
天と地の間で、両方のエネルギーをその身体に取り込むように立っているサトゥルヌス。
どんなことを願い、揃った道具を使ってどんなものを創造していくのでしょうか。
ちなみに制作の話ですが、アイテムも構図も何回も描き直し、何パターンも作っていたのですが、これではいつまで立っても終わらない!
(例えば「桶は神様らしくもっと豪華である美しいものがいいかな、いやいや土星は質素で使い勝手優先だし…」など、まだまだ迷うところがたくさん!)
「気になったらまた描き直せばいいし、今揃ったものでアップしてみよう!」
と、制作過程として作品は二転三転していくnoteだと開き直ることにしました。
「まずは、手元にあるもので何かを始めてみよう!」
という、魔術師のカードそのままの制作過程になりました。
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