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私にとってのLALALANDみたいな話

大好きだった彼氏と、大好きなまま別れてしまった。自分で選んだ選択肢だけど。こんなにしんどいとは思わなかった。誰かにとってはチラシの裏にでも書いておけよ、みたいな話かもしれないけど、私にとっては間違いなく人生で一番大事な1年の記憶と、別れるその日の記録。いつか見返して、恥ずかしくなるために、記録しておく。

別れたその日の記録。

別れ話をしたその日は、そんな話をするつもりはなかった。ただ、なんとなく険悪な空気が漂う2ヶ月くらいを過ごしていて、しかも直近は1週間くらいほぼまるで連絡も取っていなかった。まあ、1ヶ月くらいはまたこのまま放っておこう、とも思っていたし、これは別れが近いのかもしれない…とも感じていた。

「今晩仕事落ち着いてそうだから、ご飯でも食べない?」

まさか向こうから連絡がくるとは思わなかった。なんでよりによって白T、デニムみたいな適当な服をきている時に。あらかじめ立てられた予定なら多少おしゃれしたのに!こういう計画性がなくて突発で誘ってくるの、毎回そうなんだよね…と思いつつ、やっぱり連絡がきたのは嬉しかったし、ここ最近の連絡頻度を考えたら、おそらく今を逃すとしばらく先になっちゃうぞ…と思って、色々な予定を調整して、会うことにした。

久しぶりに会うとき、ちょっと複雑な気持ちだった。ここ最近大した連絡もしなかったくせにしれっと誘いやがって、とかも思ったし、どんな顔して目の前にいたらいいのか分からなかった。

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