■6月12日 テクマクマヤコン
今日は起きるきっかけが頭痛であったほど、寝てるときからずっと頭が痛くて。ぐらぐらするのを堪えて起き上がり、最初にしたのがロキソニンを飲むことでした。
おそらく、気圧の低下と右側(首と肩と諸々の付け根)の異様な凝りっぷりがダブルで攻めてきたのでしょう。でも、ロキソニンはきわめて優秀で、素早く痛みをブロックしてくれ、すぐに動けるようになりました。うん。よかった。
そんなこんなで、朝はnote記事を書いて終わり。って、えぇ、最近「昨日」の日記を翌朝に書いているですよ。夜はマジで体力が残っていないのです…(そして今日も以下同文)
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お昼には断髪に行ってきました。
ここ数年、ショートな髪型をしています。スタイリストさんがいい感じにクセを飼い慣らせるカタチにしてくださるので、髪を梳くのを忘れがちです。
ただ、毛量が多いため、頻繁に切らないともっさもさになるのです。もちろん、もさもさしても大丈夫なカタチにはなっているのですが、だいじょばないのが私なのです。
親の方針で、「長く伸ばした髪は必ずくくること」という昭和の校則みたいな環境で育ちました。でも、妹や友人たちは皆、髪を下ろしていて、それがとてもかわいらしく、うらやましかったのです。
幼かった私は、一度だけ髪を下ろすことにチャレンジしたことがあります。
そしたら。
それを見た母に「気持ち悪い」と吐き捨てるように言われ、「いいからくくりなさい、みっともない」と怒られ。一瞬で、いろいろ終了しました(笑)
だから、友人に「髪が頬に触れると、女の子みたいって嬉しくなるの♡」と言われても、それを理解するメンタリティを一切合財持ち合わせておらず。
「ジャマくさくない……?」
となってしまう、何かと残念な性質が身に沁みついているのです。
おかげで。ここ1か月ほどサロンに行くきっかけを見失っているうちに髪が伸びてしまい。顔にかかるようになると「ジャマくせぇ…」となり。
ここ一週間ほどなど、あまりのめんどくささに、結ぶには短い髪を何とかかき集め、ゴムでしばって顔に付かないようにするという強硬手段に出ていました。えぇ、さすがにそれで外に出たことは(一度か二度しか)なくってよ。
私の髪は、天然パーマなのですが、縮毛矯正をかけるほどではなく。また、独特のクセがあるようで、中途半端に伸びるとマジでジャマくさくなるんです。
でも、それを整えセットするスキルをレベ上げする機会は、親の方針でがっつり失われておりましたので(笑)
私のできる髪型は、結べるほど長く伸ばすか、短く切り刻むの二者択一になってしまうのです。それは、どこか私の人生にも通じるようで、、、って、そんなとこにまで困難を持ち込みたくない気持ちでいっぱいですが。
でまぁ、とりあえず今は髪を短くする方に行っているのですね。
でも、今思うのは。
ずっと同じスタイリストさんにお願いしているのですが。通い始めた最初の頃、その方はいつも「えりさんは、こうすればもっとかわいくなる」と呪文のように仰っていたのです。
当時は、私に「かわいい属性」などあろうはずがないと頑なに信じていたので、「何をこの人は言っているのだろう」と半信半疑を通り越して、「〇信全疑」でした(笑)
でも、本当にずっと、何年にも渡って、私がそれを信じられるようになるまで言い続けてくださったんです。「えりさんは、こうすればもっとかわいくなる」って。
そうしたら。
徐々に「〇信全疑」が「半信半疑」くらいになり。頑なだった気持ちが少しずつ溶け。「かわいい属性」を持ってもいいんだと思える程度にまで、進化したですよ。
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言葉の力って偉大だと思います。
「私にかわいい属性はない」という呪いで自縄自縛になっていたあの頃。でも、正直に言えば、「かわいい属性」を持ちたい自分を赦したいとも思っていたのです。
そして、スタイリストさんが何年にも渡って言い続けてくれた言葉は、そんな私の気持ちを少しずつ解放してくれた。
もちろん、言葉の力だけでなく、髪を整えることでも示してくれたと思います。「ほら、こうすればもっとかわいい」って。言葉と出来上がりの姿が、二つながらに、私に信じる根拠をくれたのだと思います。
自分にかけた/自分にかかった「呪い」を解くことはいつだってできる。そのきっかけは、実はいろんなところに落ちてる。
そういうものに敏くいたいと思いますし、できれば、そういうきっかけになる言葉も紡いでいけたらいいなとも思うのでした。
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今日もここまで読んでくださり
ありがとうございます。
今日がいい日でありますように。
んじゃ、また。
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