【写真館449】きっぱりと冬が来た@名古屋城
今日の一枚はコチラです。
12月24日は我が最愛の推しさまである、名古屋おもてなし武将隊の織田信長さまの演武納めの日でしたので、私もお城納めにひそひそと登城いたしました。
演武が始まる前、ふと空を見上げるといつのまにか秋の気配がすっかり消え去り、きっぱりと冬の空になっていました。
澄み通った碧を高くから照らす冬空。昨日は思いの外暖かかったのですが、それでも頬をなでる空気の冷たさはちゃんとあって。毎年この時期になると思う、高村光太郎の詩をひとりごちていたのでした。
きつぱりと冬が来た
八つ手の白い花も消え
公孫樹いてふの木も箒ほうきになった
きりきりともみ込むような冬が来た
人にいやがられる冬
草木に背そむかれ、虫類に逃げられる冬が来た
冬よ
僕に来い、僕に来い
僕は冬の力、冬は僕の餌食ゑじきだ
しみ透れ、つきぬけ
火事を出せ、雪で埋めろ
刃物のやうな冬が来た
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