■点としての「知識」を面として立ち上げること―『美麗島プリズム紀行』
学生時代、受験日本史のヲタクでした。
山川出版社の日本史用語集を
だいたい全部そのまま覚えてるような、
日本史の先生の出題傾向を押さえて
100点中105点をとるような、
そんな受験に特化した日本史ヲタが私でした。
そんな自分の日本史の知識が
「点」でしかなく
何の役にも立たないことを
おもしろいほど痛烈に突きつけられたのが
コチラの本です。
■『美麗島プリズム紀行』について
□『美麗島プリズム紀行 きらめく台湾』
□乃南アサ著
□新潮文庫
□2022年12月/単行本は