【20190211】Bloodborneの考察

 ブラボを進めている中で色々思ったことを書き留めていきます。まだクリアしてないのでがばがばなのは許してください。進め次第加筆していきます。
 指摘は優しいコメントでお願いします。色々考察動画もちょっと見ているので、それを見た上で自分がプレイの中で見たものをもとに自分なりに考えていこうと思います。あくまで多くの考察のうちの一つであることをご理解ください。

2019.2.5 投稿
2019.2.8 加筆
2019.2.11 加筆

①大聖堂の聖体と思われる頭蓋骨って明らかに獣のものだよね?
・トゥメル遺跡から発掘した聖体がビルゲンワースに持ち込まれる。
→聖体が初代教区長ローレンスによって医療教会へ、血が「裏切者」によってカインハーストへ(穢れた血族の元)。
・「聖体は大聖堂にある」とアルフレート(ギルバートだっけ?)が確か言ってた。
→聖体=頭蓋骨(エミーリア戦後に触ったやつ)だとすれば、時系列が狂う。
・元々灰血病の治療のために血の医療が始まった(と表向きされている)。その結果獣の病が始まったのだから、それによってもたらされた獣の頭蓋が聖体であるはずがない。原因より結果が先に来ることになってしまう。
・であるならば、「大聖堂にある聖体」とはなんなのか?
→思うに、表向きの聖体はあの頭蓋骨。本当の聖体はどこかにある。
・あの頭蓋骨は誰のもの?
→エミーリアが獣になったこと、「聖職者は強い獣になる」ということから、初代教区長ローレンスのものだと思われる。

②何故ヤーナムの影はビルゲンワースの入口にいたのか?
・ヤーナムの影を打倒することで得られるカレル文字「血の歓び」には、「血の女王に仕えるもの」という記述がある。
→ヤーナムの影は血の女王の従者で、女王はビルゲンワース、正確にはロマがいる「月前の湖」にいた。ロマは女王を隠していたのでは?
・ではなぜ彼らは削ると蛇を生やすの?
→禁域の森にいたからその影響を受けてしまったとか。うーんでもこれだと信憑性が薄い。ぶっちゃけ森嫌いすぎてもう行きたくない。

③何故ローゲリウスはアンナリーゼを殺さなかったのか?
・ローゲリウスは幻視の王冠を被って、アンナリーゼがいる居城の入口を守っている。アルフレートのように殺さなかったのはなぜか。
→アルフレートはアンナリーゼ殺害後「臓物の姿なら誑かすことはできないだろう」みたいなこと言ってる。臓物になっても生きてることをアルフレートが知ってるなら、ローゲリウスも知ってると考えるのが自然。「殺しても意味がないことを知っていたから、封じ込めるというほうにシフトした」。
・でもそれならますますアルフレートがアンナリーゼを殺す意味がなくない?「師を列聖したい」とかいってたよね?
・フォロワーに「アンナリーゼはじめとする穢れの血族は魅了を持っていて、ローゲリウスも彼女たちを殺しに来た時にそれを受けてしまった。だから彼女を殺せなくなってしまったが、これ以上魅了にかかる者を増やさないために彼女に鉄兜を被せ、居城に閉じ込めている」という説を提示されたけど「穢れの血族の魅了」についてのソースが見つからない。あったら教えてください。

④何故人は獣になるのか?
・啓蒙が上がれば上位者になれる。逆に、啓蒙が下がると獣になる?
・人の中にもともと獣はあるが、通常時ならそれは一定より上には出てこない。従って獣にならない。しかし医療教会の聖体の血を入れることによってそのストッパーが外れ、獣になるようになった。
→聖職者ほど強い獣になるのは、聖体の血をそれだけ多く取り入れているためだと推測される。
・赤い月が出現することで秘匿があらわになった。そうすることによって人々がどんどんおかしくなっていく。ヤーナム市街のギルバートは獣化するし、アデーラは笑い続けるし。
→聖体の血を取り入れていることに加え、赤い月によって獣化が加速させられていると考えるのが自然?

⑤啓蒙を得ると見える世界が変わるのは何故?
(ヘムウィックの狂気者、聖堂街の聖職者?が手元のランタンから火を放ってくる、など)
・啓蒙を得て知識を得るのは、あくまで主人公である狩人だけである。他人が啓蒙を得たわけではない。であるのに、何故啓蒙を得ると敵である(啓蒙を得ていないはずの)聖職者の行動が変化するのか。狂気者なんてものが見え、攻撃を受けるようになるのか。
・狂気者については、「啓蒙という知識を得ることで、今まで見えなかったものを認識できるようになると同時、今まで見えなかったものから認識されるようになった」と考えられる。見えなければ触れないが、見えれば触れるようになるということ。
・では何故聖職者の場合、元々いた他人の行動が変化するのか。
「啓蒙を得る」ということは、「見える世界が変化する」のではなく、「自分自身のいる位相が上昇する」ということだと解釈する。
・これは、そもそもこのBloodborneの世界自体が複層構造であるという前提に基づく。上位者のいる高位相と、ふつうの人がいる低位相。その間に、啓蒙の多さによって分けられた位相が複数横たわっているという解釈である。
・この位相の高低によって、同じ人物・同じ場所であっても行動・生態が異なる。狩人は啓蒙を得ることによってより高次の位相に移動し、上位者に近づいていく。それに伴って狩人が目にするのは、今までいた低位相の聖職者から高位相の聖職者へと変わっている。同一人物ではあるが位相が異なるためとってくる行動も異なる、という解釈である。

⑥「夢の魔物フローラ」とは?
・ローゲリウス討伐後、悪夢の辺境/ビルゲンワース進出後に夢で発生した人形の発言から。
・「使者」、「あのお方」(=ゲールマン?)、「狩人様に加護がありますように」みたいなセリフがあったことから、この狩人の夢と関わりの深いものであると推測できる。人形が仕えているもの?狩人の夢を維持しているもの(ゲールマンではないのか?)?
・「獣」ではなく「魔物」。ということは人が獣化したものではない→上位者の可能性?→上位者に仕えている人形自身もいったい……。

⑦ほおづき(発狂させてくるやつ)の服が人形のものと似ている
・今のところ悪夢の辺境で出現を確認。
・「人形」というからにはいくつか同じようなものがあり、それらがほおづきの元となった可能性もある?

⑧ガスコインの娘関連
 
赤い月以前に話す少女を「妹」、赤い月の後に窓際にいる少女を「姉」とする。
・何故下水道の豚から赤リボンがドロップしたのか?
→同じヤーナム市街の老婆が無事に辿り着けているのだから、オドン教会まで無事に辿り着けるルートがあると推測する。わざわざ下水道を経由しようなどと思うだろうか?
・赤い月出現後、「姉」と思われる存在が窓際にいる。彼女は誰? 少女の本当の姉であるなら、妹の「好きな人」の中に挙がっていなかったのは何故?(妹は狩人のことを「お父さん、お母さん、おじいちゃんの次に好きよ」と言っている)
 可能性①→本当の姉だが、妹とは不仲であるために妹からすれば「家族ではない」「好きな人ではない」ため会話に出てこなかった。
 可能性②→姉は妹との腹違いの姉妹(ガスコインがよそで産ませた娘)
  →であるならばガスコイン・ヴィオラ・娘が住んでいただろう家にいるのはおかしいのではないか?
 可能性③→近所に住む年上の娘がガスコインの娘を妹のようにかわいがっていた。
・③から発展して、こうではないかという自説が以下。
 <姉は不仲な両親の間に生まれた。喧嘩が絶えない彼女の家の隣には、狩人の父と金髪の美しい母に優しく育まれる年下の少女が住んでいた。彼女と親しくなるうちに、姉の中には自分より恵まれた妹に対する羨望と嫉妬が生まれた。それは妹が「お父さんがくれたの」と嬉しそうにつける白いリボンへと集約され、やがて獣狩りの夜が訪れる。なぜだか知らないが家から出ていなくなった妹のことを心配していると、そこに名も知らぬ狩人が訪れる。妹のことを尋ねれば、彼はリボンを差し出した。元の白さを乾きこびりついた赤で穢されたそれは、持ち主の運命を如実に物語っていた。それにより妹の死を知った姉は、悲しむと同時に「とうとう彼女はあの幸せな家を喪ったのだ」という優越感に満たされたのだ。>
 というのを考えましたが、ガスコインの娘と娘を妹と呼ぶ人物についてはテキストがほとんどないので、推測するしかないのが実情です。こんな感じだったら面白いなという一つの意見ですので念のため。
・妹の言う「おじいちゃん」とは古狩人ヘンリックではないか?
 根拠は「ヘンリックと戦う場所がガスコインと戦った場所だから」というそれだけ。アイリーンのイベントであることから、「ガスコインと同じ獣になりかけの狩人を狩る場所」としてあの墓地が選ばれた可能性もあり。

⑨ウィレームははたして「瞳」を手に入れられたのか?
・ビルゲンワースに辿り着き、月見台にいるウィレームを倒すとカレル文字「瞳」が手に入る。
・そもそも瞳とは、ウィレームが「人の身で上位者に伍するために」欲したものである。脳に瞳を得ることで上位者になれる、という前提で話を進める。
・上位者になれた説
 ・「瞳」を落とすため。
 ・首のところからにょろにょろしたものが生えて異形化しているため。
・上位者になれなかった説
 ・にょろにょろが生えてはいても依然人の姿のままで、話すことすらできなくなっているのは失敗したため。

⑩偽フカの赤い月後の発言
・「気持ち悪い」「幸せなのよ」「選ばれた」「私は獣じゃない」
・聖歌隊の服を着ている、体制が後背位(バック)
→赤い月後に現れた上位者によって孕まされた?だから殺すと三本目のへその緒を落とす?

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