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“レス”をはじめとする女性の性のお悩み解消にコミットしたい。そして年末はどうか有楽町マルイへお越しください
はじめまして。
女性のセックスレスをはじめとする性のお悩みに寄り添うサービス「オトナのお悩み保健室(https://otona-hokenshitsu.jp/service/)」を立ち上げています。
このたび、12月26日~29日に有楽町マルイで「みんなの夜のホンネ展」を開催できる運びとなり、この機会に、なぜ私がこの事業を始めたのか、どんな想いで取り組んでいるのかを言葉に残したいと思います。
📣最初にお知らせ:「みんなの夜のホンネ展」開催決定
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「オトナのお悩み保健室」(https://otona-hokenshitsu.jp/)は、レスをはじめとする女性の性のお悩みに特化したオンライン相談サービスです。
このたび、オトナのお悩み保健室が年末に「みんなの夜のホンネ展」というポップアップイベントを開催することになりました。
当社独自の調査では、77%の女性が「性について人には言えない悩みがある」と回答しており、一人で抱え込んでしまうことが多くあります。
このイベントを通じて、「悩んでいるのは自分だけじゃない」「誰にでもある悩み」ということを発信できればと思っています。
イベントでは、夜のあるあるや本音をパネル展示、また独自の調査データを紹介します。さらに女性の性に向き合い続ける豪華ゲストによるトークショーや、性のお悩みに向き合うブランド様とのコラボによる展示と販売、また来場者限定プレゼントをご用意しています。
ぜひ足を運んでいただけたら幸いです。
「 みんなの夜のホンネ展 」by オトナのお悩み保健室
◾️開催期間:2024年12月26日(木)~29日(日)11:00-20:00 ※最終日のみ17時終了予定
◾️会場:有楽町マルイ 1階
詳細はこちらから⬇️
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詳細は:https://otona-hokenshitsu.jp/?p=129
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詳細は:https://otona-hokenshitsu.jp/?p=129
私の歩んできた道:
自己紹介:
・1993年生まれ。学生時代のインターン先の会社が買収されたことをきっかけにメルカリへ新卒入社。合計8年間メルカリでPdM→Bizdevとして従事。シニアマネージャーとしてチームマネジメント経験。
・24年9月に女性の性のお悩み解決にコミットするために株式会社ハトリリを立ち上げ。
・性格は猪突猛進型。心が燃えることへ変態的な粘り強さとコミット。それ以外は忘れっぽく無頓着(要は残念ながら色々抜けています)。学生時代は部活で筋トレしすぎて疲労骨折手前のヒビが入っていたことも。
直近まで在籍していたメルカリでの8年間
メルカリには新卒から約8年間在籍し、多くの思い出とともに、自分の未熟さからくる悔しさや感謝の気持ちをたくさん経験しました。正直、力量不足で結果に繋がらなかった悔しいプロジェクトもたくさんあります(今でも何が正解だったのか分からないものもあります)。
そんな中でも「メルカリというサービスを通じて誰かの役に立てた」と思えたのが、海外から日本の個人が出品した商品を購入できる越境サービスの立ち上げとその成長です。最終出社日の前夜、挨拶用の資料を作っているときに、2年以上前に作った「越境10X(倍)計画」の資料が出てきました。当時、勢いに任せて書き連ねた施策プランや売上目標ですが、そこから2年、当初数名だったチームが数十名規模に成長し、売上目標も施策プランも10X計画を上回る形で実現できたことは本当に嬉しく、尊敬する方々と一緒に働けたことがほんとうに財産になっています。
振り返ると、学生時代に思い描いていたようなスマートで器用な働き方は全然できていませんが、「実行こそ正義」という信念のもと、ガムシャラに取り組んできました。そして原体験からのレスをはじめとする女性の性のお悩み改善にコミットしたいという思いからメルカリを卒業しました。
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コロナ禍でレスの辛さを実感
初めて同棲を始めた直後にコロナの緊急事態宣言が発令され、33平米の部屋でパートナーと籠りきりの生活。環境の変化もあり、誰が悪いでもなく、営みの頻度が激減しました。「二人でいるのに孤独を感じる」その感情がどこから来るのか、どう向き合えばよいのか分からず、モヤモヤが募りました。ネットで検索しても「アロマを炊きましょう」といった表面的な解決策ばかり。何が原因で、どうなりたいのか、整理すらできない状況でした。
みんなのレス体験を知る
コロナが落ち着いた頃、女子会でレスの話題を切り出してみたところ、意外にも多くの友人から「実は私も」と共感をされました。妊活中のレスに悩む人、愛情を確かめる手段が失われて不安な人…シたくなくて困っている人。理由は違えど、誰もが「相談先がない」という課題を抱えていました。そして「実は多くの人がレスの悩みを持っている」ことに気づきました。
「オトナのお悩み保健室」の前身
25年以上前から夫婦仲・レスにおけるカウンセリングやコメンテーターとして第一線で活躍する三松真由美さん(現在ハトリリの顧問)と知人の紹介で出会いを果たし、一緒に中長期のオンライン相談を行うパイロットのプログラムをスタートしました。
終了後に参加者から「関係性が変わった、参加して良かった」と感謝され、最終回では涙ながらにお礼を言っていただけたとき、この活動を続けたいと強く思いました。悩みが痛いほどわかるからこそ、お客さまからのお礼の言葉に、雷で撃たれるような衝撃を感じました。
社会課題とも言えるレス
「そもそもレスとは誰にでも起きうるコト」
ジェクス株式会社が発表しているジャパンセックスサーベイでは、64%の婚姻関係にある夫婦が1か月以上セクシャルコンタクトがない、いわゆる「レス」の状態にあると報告されています。
私は最近では、「レスは誰にでも自然に起きるもの」と考えるようにしています。自然なんて正当化するなという考えもあるかと思いますが、まずはこう捉えることで、自分を過剰に責めることを減らし、心を軽くすることができるように感じています。
極論の話になりますが、動物の本能として、種を多く残すためには複数の相手と関係を持つことが有利とされていますが、現代社会では結婚制度という枠組みの中でパートナーとの関係を築くことが求められます。動物である人間は「知らないものを知る知的好奇心」と性欲が結びつきやすくそのため、関係が深まり相手を「知り尽くした」と感じると、性欲が減退しやすい傾向があると考えています。「レスは誰にでも自然に発生するもの」という前提に立つと、レスに対してどのような対策をするかが建設的に考えられるようになってきます。
当然お互いレスであることに不満がなければ全く問題がないことですが、どちらか一方が不満を抱えた時、それは解決すべき課題だと考えています。
妊活のタイミングでレスという状況に対して強制的に答えを出すことが求められる場合、はたまた、二人で生活をしている中で、ふとした瞬間に「レスであること」の辛さを何度も思い出してしまい辛さの深みにハマっていく場合、子育てがひと段落した後も戻らず今後この状態が続く虚しさや不安を抱えている場合など、これまで我々の保健室には様々なレスの悩みに直面した方が来られています。
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レスの悩みの本質
「レスとは悩みの原因であり悩みの結果にもなりうるもの」と考えています。例えば、レスが原因で寂しさや自信喪失、不仲、さらには浮気や不倫につながる場合がある一方で、不仲や家族化などの関係性の変化、ストレスなどの環境変化など(千差万別の)原因から、結果としてレスが起きることもあります。そして人によっては、心が望んでいることがレス以外にもある中、レスという「有る無し」が分かりやすい事象に集中していることもあります。「レスが辛い」という状況においてまずは悩みの本質を紐解くことがとても大事です。
しかし、周囲に相談したり、他のカップルや夫婦と状況を比較することが難しいため、自分の状況を整理するのも、悩みの着地点を見つけることすらも難しいという傾向があります。
そして何よりも、レスは「一人の問題」ではなく、パートナーとの間で起きる問題です。センシティブな要素やお互いの尊厳が関わるからこそ、簡単には触れられず、状況を完全に知るのも難しい場合が多くあり、余計に自力で悩みを解決することが難しくなります。またこれによって自分の中で悩みが過剰に膨らんでしまうケースも多いように思います。例えば、「自分の胸が小さいから抱いてくれない」とコンプレックスを感じる場合でも、実際にはそれがレスの理由ではないことがほとんどだと考えています。パートナーとのすり合わせがしづらいからこそ、本質ではない悩みをさらに深刻化してしまうこともあります。
知るだけで変われることもたくさんある
(自戒も込めてですが)性の領域は知らないことが多いと感じます。性に関する情報は、どうしても「エロ」いもの、いけないものとして分類されやすく情報へのアクセスのし辛さから、自分の体や性に関する知識が不足しがちです。例えば、自分の体の仕組みやホルモンの働き、性的な快感について正しく理解している人は決して多くなく、性交痛や性行為の満足度の低さが単なる「体質」だと思い込んでしまうことも多いように思います。しかし、性に関する悩みの中には、必要な知識を得るだけで改善される場合があります。例えば、自分の体の仕組みを知ることで性交痛の原因が判明したり、セルフケアやパートナーとのコミュニケーション方法を学ぶことで、関係性が劇的に変わることもあります。
何か悩みが生じた時にすぐに必要な知識を教えてもらえたり、記事を通じて悩みの切り口から気軽に安心してアクセスできる場所を提供することで、多くの女性が「知らないことが原因で不要に苦しむ」状況を減らせるのではないかと思います。そんな場を目指したいと考えています。
目指すもの
「オトナのお悩み保健室」では、そんな複雑なレスをはじめとする性にまつわるお悩みの解消に向けて、各領域に強みを持った適切な先生とマッチングし、共に悩みを整理し、現実的なアクションが見える場を提供していきます。
一人で抱え込むには複雑で大きすぎる悩みですが、話すことで心が軽くなり、レスに立ち向かう知識が身につき、次の一歩を踏み出せるようサポートができればと思っています。
小中学生の頃、病気でなくてもちょっとした違和感や異変を相談できる場所が「保健室」だったかと思います。
病院で相談する話題でもないし、診断や処方を求めている訳ではない、でも辛いというオトナの女性の性の悩みを相談できる場所になりたいのです。
夫婦関係修復に強い専門家、セックスハウツーの知識が豊富な先生、妊活や離婚相談に対応できる方、女性のライフステージ毎の心と体の変化の知識が豊富な方など、多様な先生が揃っており、それぞれの悩みに寄り添い、解決に向けたパートナーとして歩んでいける存在を目指しています。
最後に
性の悩みはデリケートで、話しづらいものです。しかし、だからこそ誰かに相談することでまずは「こんなに心が軽くなるんだ」と感じてほしいと願っています。
そして何よりも悩みを持っているのは自分だけじゃないという発見を届けるための「みんなの夜のホンネ展」で、私たちの取り組みを直接見に来ていただければ幸いです。
「 みんなの夜のホンネ展 」by オトナのお悩み保健室
◾️開催期間:2024年12月26日(木)~29日(日)11:00-20:00 ※最終日のみ17時終了予定
◾️会場:有楽町マルイ 1階
また女性の性のお悩みが自分だけではないという発見を届けたく、ごっこ倶楽部さんとのコラボショートドラマも配信中です。ごっこ倶楽部さんありがとうございます🙇♀️。
一話が1,200万回再生を超え、ごっこ倶楽部さんのドラマの伝達力のパワーと、レスに対する関心の高さを感じております。
こちらもどうかご覧ください↓
https://tiktok.com/@otonahokenshitsu
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