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頭の中だけで考えるのは試行錯誤ではなくて、ただのイメトレ

以前からよくあったことなのですが
身体の調律ができる人が
私の身体を触ると

「色々背負ってるね」と
悲しい顔をされるのですが

そう思われる必要はありません。

子どもの頃から
母親からの
過度なプレッシャーの中に
無防備は状態で晒されて

身体や感情の可動域が
凝り固まっている上に

思春期に起きたことや
大人になってから出てきた問題
(いじめ・性被害・殺されかけるなど)

さらには、
占い師になってからも
表には出さないけれど

いろいろ
投げ込まれてくる感情が少しづつ
被さってきているのもある
(依存させないようにしても
ゴリ押しする人っていますよね)

だから

その膨れてしまった
今現在の山の状態を見て
「この人は大変だ」とは思っても
なんとかしたいとは
思わなくっていいんです。

逆にそうされると
一気にもみ返しが起きて
余計に私が潰れてしまうから。
(荒療治できるほど強くもない)

自覚はしっかりあって、
時間をかけて少しづつ
今は融かしているところだから

私の背負うものに
悲しい気持ちにはならないで
軽い手当てと

あとはそっと
静かに見守ってもらえれば
それで良いのです。

だけどこれって、
体だけじゃなくて
心や思考にも言えることだったりもして

占い師や
カウンセラーの中にも

今のその人が背負っている
山だけを見て

「大変」
「私がなんとかしてあげたい」

そう思う人ってたくさんいる。

環境や状況を
一気に変えようとすると
どうしても

もみ返しのように
反動として
苦しい部分が出てくる。

だから
そんなに急いで
無理やり変えなくてもいいんだよ。
変えて「あげ」なくていいんだよ。

ましてや
占い師やカウンセラーが
背負う必要もないんだよ。

なぜならば
その人生を生きている

その人自身が
考えて決めることなんだから。

だけど

頭の中だけで考えるのは
試行錯誤ではなくて、
ただのイメトレです。

だから

その人の
「これまで」と「今」に思いを馳せて

どうなりたいのかという
「これから」に対して

ほんの数ミリでもいいから
意識して変われるように

動いていくこと
動き続けていくことが
とても大事だということ

そんなことを
伝えていけるといいのだろうなと
私は思っています。

そしてそれが
本当の意味での寄り添い
なのかもしれない。

できる範囲で、動いてなんぼ

占い師やカウンセラーで
病みやすい人が多いのは
背負うものに負けるから。

技術だけでできるものではないし
簡単にできるものではないから
いろんな乗り越える経験も大切。

その点は
私も覚悟してやっている。

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