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自分の気持ちをシェアすること・他人の気持ちに触れること
この記事は、2024年11月24日に主催した親子アートイベントに詰め込んだ想いについて書いています✍
イベントを通して、参加してくれた人に何を伝えたかったのか。
私の中の『アート』ってどんなことなのか。
ただただ、美術館巡りが好きなだけのわたしが、どうして、このイベントを開催したかったのか。
そんなことを書きました。
よかったら、読んでみてください。
誰かと何らかの形で、気持ちを共有すること=生きること、そして、楽しいこと
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まず、イベントに参加してもらう人に感じてほしいなと思っていたのは、
気持ちをことばや身振り手振り・音楽・表情など、さまざまな手段を使って伝え合うことは生きることであり、楽しいことである
ということです。
人はひとりで生きることができるかもしれない。
でも、ひとりで生きるより、色んな人と関わって生きるほうが楽しい。
それは、自分の予想を遙かに超える未来へ連れて行ってくれるから。
私は、少なくともそう思っています。
人と関わりたいと思う気持ちは、自分が楽しいな・嬉しいな・面白いなという感情を伝えたいという想いが出発点です。
ことばによらない『アート』を通して、親子でワクワクを共有できたのなら、きっとその子の中に、「人と関わると楽しいぞ」という種が蒔けたのではないかなと思います。
その種が育ったとき、楽しく幸せに生きられると私は信じています。
アートとは、世界中の人たちと繋がれる一つの手段
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今回、「アート」にこだわったのは、ことばやその人の見た目・年齢などに左右されず、自分の感情を共有できる手段だからです。
しかも、アート活動のよいところは、自分の感情を表現して伝えるだけでなく、相手の作品から相手の感情を味わうことができる・一緒に楽しく作業できるところでしょう。
人と人のコミュケーションはいつだって、双方向性です。
これから、多様性に富んだ世界が待っています。
そんなとき、ことばを超えて、誰かと関係を作っていきたいときに、アートという手札があると、より正確に、より深くお互いを理解できるのではないかな?と考えました。
自分のことは自分で守りつつも、他者に対する思いやりが持てる人になってほしい
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私は、自分の子どもたちにアートを通して、『自分のことは自分で守りつつも、他者に対する思いやりが持てる人になってほしい』と思っています。
ことばによらない手段だからこそ、親とも対等に想いを共有できますし、親が楽しそうにしているのをみて、他者の気持ちに興味を持てるでしょう。
これからの人間関係は、アサーションが大事と考えています。
でも、相手も自分も大切にしながら、率直に自分の気持ちや意見をいうことはとても難しいです。
そんなときに、一つのものを介して、年齢関係なく、お互いの気持ちが尊重されるやり取りが支えになってくれるのではないかなと考えています。
世界は楽しいことで溢れていて、ひとりで抱えるにはもったいない!
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長々と書いてしまいました・・・
つまるところ、私は、親子アートイベントを通して、年齢関係なく、
みんなで見つけてきた、楽しいことを発信して、共有してほしい!
そのきっかけや種になってくれたら、この上なく、嬉しいです!
世界はひとりで見るには広すぎます。
たくさんの目で見たものを共有し、分かち合うことが
幸せへの一歩ではないでしょうか。
ぜひ、子どもの見ているものを見る機会に。
ぜひ、親の自分が感じていることを子どもに伝える機会に。
ご興味ある方は、次回の開催をお待ちくださいね💐