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9ヶ月から一切の覇気がなくなった妊婦と育児本(32wのマタニティ日記)
みはいるの妊娠記録です。
予定日は10月上旬。1年の不妊治療の末、体外受精で今お腹の中にいる子とご縁がありました。
フルタイムのリモート勤務でしたが、14週に発覚した絨毛膜下血腫により一時休職、そのまま早めの産休に入っています。
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32w2d 連日眠いので全てを諦め始める
どちらかというと、何でもかんでもやらないと気が済まない方だと思っている。
仕事も子育ても自分の思うベストを尽くしたいし、出産後もキャリアアップのために資格取得や転職したいし、将来的に起業も視野に入れてスタートアップセミナーに通ったりもしている。夫のことも大好きなので、夫婦関係も良好に進められるよう努力したい。
人生を豊かにするための努力を惜しみたくない!と、常々思っているのだが、妊娠9ヶ月に入ってからあまりにも日々眠すぎて一日の活動濃度がぐっと下がってしまった。
朝:起きて朝食を作ってゆっくり食べる
読書しながら1時間ほど寝る
昼:昼食を作ってゆっくり食べる
読書と体操を軽くして、母と買い物へ
夜:母に出されるまま夕食を食べる
テレビを軽く見てお風呂に入り、1時間ほど寝る
読書を軽くしてからまた寝る
大丈夫なんだろうか………。
夜寝る時の体勢が苦しくてなかなか寝付けず、加えてトイレに起きる回数も3回ほどあり3時間ずつしか寝られていないのが原因だと思っている。常にお腹に負荷がかかるので、リラックスできる体勢がないというのは非常に苦痛だ。
ただあまりにも覇気がない生活を続けているので、自分の怠惰な生活に日々罪悪感が募る。後期の妊婦の皆さんはみんなこんな感じなのかなぁ。
当初は産む直前まで起業に向けた事業計画を考えたりオンラインで英会話をしたりしたいなぁと思っていたけれど、想像以上に妊娠後期は体に負担がかかることを実感した。
非常に情けない限りではあるが、今の状態を受け止めて、身体を第一に考えた生活ができればまず及第点!と言い聞かせながら毎日を過ごしている。
32w4d 育児本を読み漁る
覇気のない生活を過ごす中で、圧倒的に増えたのは読書の時間。
これまではビジネル本や経済・社会情勢に関する本をどうしても手に取りがちだったが、せっかく出産前で興味も湧いているので育児本を読み始めてみた。
きっと育児が始まると読書をする時間もないだろうし、でも何か信じるものや目標がないと迷走してしまいそうだな…と思たのと、少しでも育児の解像度が上がるといいなと思っている。
手に取る育児本は、なるべく参考となるエビデンスが明記されていて、感情論や精神論が先行しないものを選ぶようにしている。どうしても育児は精神論で語られがちな場面が多いように思うので、可能な限り自分が納得感が得られるものを読みたくなる。
今読んでいる&これまでに読んだ本はこんな感じ。
ちょっと理系な育児 母乳育児編
昨年出産した妹がいるのだが、彼女が特に「大変だった!」と言っていたのが母乳についてだったので読んでいる。母乳の利点やミルクへの切り替え、そもそも母乳が出る仕組みなどもあまりわかっておらず、自分がどうしたいかという希望もない私が最低限の知識をつけるためにはとても適した一冊。
この本は完全母乳を前提とした本なので、最初から完全母乳を希望している方が読むのに特にオススメ。私は母乳育児/ミルク育児への強い希望やこだわりはないのだが、産院が完全母乳を推奨しており母乳育児のサポートも手厚いと聞いたのでその方針に合わせようと思っている。
本のタイトルの『ちょっと理系』は、出典元が明記されている、母乳生成の仕組みを分泌される成分や母体の仕組みに基づいて説明している、という点からきているっぽい。
家族そろってぐっすり眠れる 医者が教える赤ちゃん快眠メソッド
こちらはネントレに関する本。
赤ちゃんを手厚く寝かしつけるのではなく、赤ちゃんが本来持っている『自分で寝る』力を引き出してあげられるようにするにはどうすれば良いか?を説明してある。
こちらもある程度のサンプル数に基づいて説明がしてあるので信頼がおけるのと、『メソッド』とタイトルにある通り赤ちゃんの月齢に合わせてどのような手法をとればいいかが細かく説明されているので実行に移しやすい。
ただ先ほどの母乳育児の本とは矛盾がある箇所も見られ(母乳育児では赤ちゃんが欲しがるだけ飲ませる頻回授乳推奨、この本では少し泣いただけでは飲ませずに様子を見るよう推奨 等)、ベストな方法は自分で見つけていかなくてはいけないと感じます。
ほしいのは「つかれない家族」 ワンオペ家事&育児に絶望した私が見つけた家族のシアワセ
こちらは出産後に夫婦が良好な関係を築き、家族が幸せになれる育児の形を見つけていく本。
先の2冊とは違い論文の出典に基づいて育児の方法を説明しているわけではないが、いくつかサンプルとなる家族を例に挙げて家族ごとに家庭を上手に回す方法が説明されているので、自分の家庭に合った方法を見つけて取り込んでいくことができる。
読んだきっかけは個人的にファンで書籍もよく読んでいるハーバード大学医学部准教授・内田舞さんの推薦から。
イラストがポップで読みやすく、サンプルになる家族が海外カップルやワンオペ家族、男性の同性カップルに至るまで幅広く取材されているので自分の理想の家族の形が見つけやすい。
私は旦那と完全に平等な形で育児を進めていきたいと考えているのため、男性の同性カップルの話が「子育ては女性だけが向いているわけではない!男性も十分に育児ができる!」という強いメッセージを感じて特に刺さった。
まだ出産まで時間はあるので、今後も何冊か読みながらゆっくりと産前の期間を楽しみたいと思う。
まだ出産後の生活に対する解像度が低くてドキドキだけど、付け焼き刃でもいいから頼れる知識があることが今後良い方向に働けばいいなと信じている。
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