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【映画感想】クレイジーな君の、愛または情『BAD LANDS』(2023・日本)

Netflixにて視聴。いつか映画館で予告を見てから気になっていた映画。

いつもは韓国ノワールだけど、たまには和ノワール。期待度は普通くらいだったのだけど、軽く見始めたら思ってたより面白くて満足。あの人の登場がうれしかった。ネタバレしたくない方は、この先ご注意を。

好き度:★★★★☆

まずはざっくり感想。

  • 冒頭30分出てこない山田涼介、その時点で期待が高まる

  • 安藤サクラさんかっこよすぎる大好き

  • タイトルの出方が独特で突然

  • シーンの切り替え早くて見やすい

  • 岡田准一さん出てるの知らんかったよ!?存在感が圧倒的で誰も勝てない

  • 走る巫女意味わかんないけど、この人重要だったし一番好きなキャラかも

  • ラスト15分、色んな意味で山田涼介が強すぎ

「え、今?」というタイミングでパッパッと切り替わるシーンが印象的だった。好き嫌い分かれそうだけど、私は嫌いじゃなかった。若干の違和感を覚えつつ、それが味になっているというか。どちらかというと時々出てくる日付のフォントがダサいなとは思った。

ジョーは結局、強いのか弱いのか最後までよくわからない。でも曼荼羅とクレイジージョーが同じこと考えていて、2人とも彼女を守りたかったんだな、とじーんときた。ラストの無双シーンがかっこよかった。山田くんは今後もこっち系を演じてほしいな。

あの場所で生きている人たちは、その日生きていくためのお金を稼ぐ。その連帯感は家族のようでもある。血が繋がっていなくても、家族のことは守る。助け合い支え合い、生きている。血の繋がりよりも深いものを感じた。

いや、もちろんやっていることは犯罪で、すべて肯定できることではないのだけど。システマティックでありながら、人間味もある犯罪組織の話。興味深かった。

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