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社会不適合者なんて誰が決めた


昨年から診断結果を変えたくて、通算5、6回やっている。何をやっているかというと、「MBTI診断」という、性格タイプを分類してくれるテストだ。
何度やってみても診断結果は変わらず、同じまま。




毎回INFJ-Tだ。




INFJは提唱者という、まれな性格タイプらしい。有名人では、マザー・テレサやレディー・ガガ、ニコール・キッドマンがいるらしい。(なんでマザー・テレサが当てはまるって分かるの?謎)



ネットでINFJのまとめページを見てみると、ほぼほぼ「社会不適合者」という言葉が出てくる。


社会不適合者



見ているだけで、胸が苦しくなる並びである。


社会不適合者と言われると、言葉そのままに社会で馴染めない・合わない人間だと言われているようで反発したくなる。



誰が社会不適合者なんて決めたんだ!!
勝手に社会不適合者なんて言われたくない!!
オラオラオラオラ、と空にパンチを決め込みたくなる。

キィ〜〜〜と歯を食いしばり、わたしは自分の持てるチカラ全てで怒りたい。
怒りたいのに、怒りきれていない部分もある。
どこかで、否定しきれない自分がいるからだ。


悲しきかな、わたしは上手に生きてきたタイプではないと自覚している。集団の中では、周りと考えていることが違うかも…?と生きづらさを感じることもあったし、どちらかと言うと大人しくてどっちかというと陰、孤高なタイプ。
……自分で言っといて、哀しくて笑っちゃう。


子どもの頃に流行った血液型診断だって、統計を取って性格を分類しているはずだからこそ、わかるわかる〜と自分に当てはまっているような気がした。
MBTIも、データや根拠があることを元にしてつくられているはずだから、当てはまっている点はあるだろうと思う。



でも!

だって!

それでも!




わたしはわたしなりに、ここまで生きてきた。
生きづらさを感じたり、周囲や自分の言動に思い悩むことはあっても、わたしのできる最善を取ってきたと思っている。(そう思わせてくれ)




人間だから、マイナスな言葉に囚われ、落ち込むこともある。夜にいろいろと考えて、目が冴えてくることもある。
真下までとことん落ちて凹んで、自分の存在が嫌になってしまうこともある。


わたしはダメ人間だ。本当に社会に合わないや…。



すかさず、別に社会に合わなくてもいいよ。わたしだけは、自分のすべてを否定せずに受け入れるから。寄り添ってあげるよ、と言ってあげる。




例え周りが、わたしを社会不適合者だと思って内心嘲り笑っていたとしても、馬鹿にしていたとしても、わたしだけは自分を尊重して、蔑む言葉に潰されないようにしたいと思った。



社会不適合者と呼ばれるのなら、
作家なんかを職業にするくらいじゃないと元が取れねぇぜ!!わたしの価値はわたしが決めてやる!!と開き直っている最中である。




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えりぱんなつこ
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