#36 両立することの難しさ
きっと多くの方がこの問題に直面されたことがあるかと思います。
私自身も振り返ってみると、その時その時のステージで両立することに悩んでいた気がします。
クレセントティアラが立ち上がり、オリジナル講座を受講してくださる方が想定していた以上にいらっしゃり、本当にありがたく感謝の気持ちでいっぱいの中
クレセントティアラ と個人サロンとの両立
この難しさを感じるようになっていました。
この頃、個人サロンはようやく少しずつですが起動に乗り始めている時でした。
自宅レッスンの他にもカフェでワークショップをしたり、託児サービス付きの出張レッスンをしたり。
当時のカフェワークショップの様子。
まだ立ち上げて間もないクレセントティアラ との業務と個人サロンの講師業
どちらをどのくらいのバランスでお仕事したらいいかがわからず、その日その日で目の前に迫っている締め切りだけを意識して作業していた気がします。
両立の難しさを感じ、当時受講していたコンサルの先生に相談したところ、
「両立するためには、必要のない事は手放すこと
そして、自分しかできないことに集中するために、自分以外でも出来ることは誰かに託すといいよ!」
というアドバイスをもらいました。
クレセントティアラの方はrinakoさんとそれぞれ得意なタスクを分担していたので、ちゃんと託すこともできていました。
お互い、いい具合にスムーズに作業分担ができていました。
それでも両立に難しさを感じていたのは
立ち上がる前の個人サロンのタスクボリュームを、クレセントティアラ が立ち上がってからもやろうとしていたからでした。
立ち上がる前
個人サロン 100%
立ち上がってから
個人サロン 100%
クレセントティアラ 50%
当時の欲張りな私には取捨選択するということ、何かを手放すということができませんでした。
レッスンもやりたい
ワークショップもしたい
外部でのお仕事もしたい
販売もしたい
サポートも手厚くしたい
新作もリリースしたい
rinakoさんの素晴らしいところは、当時からこの取捨選択ができていたこと。彼女の冷静な判断に何度も助けられる事がありました。
もちろん、どんどん経験を積み重ねて能力を高め、このキャパを広げていくことが出来れば、出来ることはもっともっと増えていくと思います。
やはり現在の方が受け止める器は大きくなったと感じます。
両立の難しさ
この課題をすぐに解決することは難しかったのですが、
冷静な判断ができるrinakoさんが傍にいたこと
経験を重ねることによって、楽しく働くためにはこれくらいの量かなとさじ加減ができるようになったこと
何より、今やるべきことではない事を手放すことができるようになったこと
これらが徐々に両立の難しさを解消してくれました。
開業初期の頃は、がむしゃらになんでもチャレンジした方がいいというご意見もあるかと思います。
失敗しても成功しても、その経験は必ず学びにつながる。
でも、忘れてはいけないのは、楽しい♪という感情。
苦しくなったら続かなくなってしまいます。
楽しく、健康的に、好きなことをお伝えできる講師業
それを保ちながら、いろいろなことにチャレンジしていただきたいなと思います。