どんな状況でも人間らしさを
こんにちは、えりんぎです。
最近、信州に行くことが増えました。
そして気づいてしまったのです。
「信州の人々が優しすぎる」という事実を。
私が出会った信州のああああ好き!!って思ってしまう人々についてお話しさせてください!
1. 小菅村の優しい案内人
小菅村にある蕎麦屋から出た来た時。
私たちを待っていたかのように現れたのがこのおばあさんです。
おばあさんに話しかけると、近くの寺に連れて行ってくれました。
「私が嫁に来たときはここには大きなお屋敷があってね。でも取り壊されちゃったのよ。それはそれは大きなお屋敷だったよ。」
と今は無き昔の風景を話すおばあさんの目はこの土地を心から愛する人の目、そのものでした。
それはそれは美しい目でした。
2. 人間味溢れる蕎麦屋の亭主
入る前から魅力的に感じたお蕎麦屋さん。
入ったあと魅力がマシマシでした。
そして私を一番魅了したのはこの俳句たち。
すごく気になったので大将に聞いてみると、人情溢れる大将の考えに暖かくなりました。
「5月6月と店を閉めてね。それで7月に2ヶ月ぶりにお店を開けたらお客さんの表情が暗く感じちゃって。それで少しでも笑って欲しくて書いてみたんだよ」
文字一つ一つ、文章一文一文から溢れ出る大将の人間味。
ユーモアを忘れない心。
この時点で一気に大将のファンになりました。
今回出会った信州の人々は数人程度です。しかしその数人程度との出会いって土地勘のない初めての土地のイメージを作ります。
言ってしまえば出会った人の印象でその土地のイメージが構成されるのです。
ここで私思いました。
一人一人の行動って思った以上に社会に影響しているのではないか???
社会を作るのは私たち一人一人です。
一人一人が冷たくなれば冷たい世の中が構成されます。
一人一人が暖かい人であればほっこりできる人情味溢れる世の中が構成されます。
私という一人の存在であっても私がどういう人間であるかは社会に影響があるのかもしれないです。
どんなに世の中が冷たくなっても、どんなに世の中が暖かくなっても私らしく、人間味を忘れず、そして一人の行動であっても社会構築に少なからず影響があることを考えながら行動していきたいものです。