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逆ギレのオンパレード

最近、古河バーは私にだけ逆ギレする。​


古河バーさん逆ギレ劇場その①窓締め

古河バーは窓を閉めることだけは敏感で、特に寝室、二階の窓締めに関して言えば今の今までさせえてもらえたことがない。

昔っから謎のこだわりでさせてもらえないことが多いのだが、この窓締めもその一つだった。

とある日。夕食の準備をしようとしていた時おばあさんが私に怒り口調でこんなことを言ってきた。

「二階の窓、しっかりしまってなかったですよ。」

「私がやっておきましたから」

おやおや、もう口調がおかしい。二階上がるまでそんな口調で話してなかったのに。様子がもうおかしい。そんな雰囲気を醸し出してきていた。

これは自分の毎日のルーティーンを認知できなくなってきているのだろうと察した。

「あ、そうなの。」

と声を掛ける。

そうすると終了するのだ。

以前こういう場面で

「ありがとう」

と言った時がある。

それで終わると思いきや始まったのは少し説教じみた口調で

「ちゃんとしなさい」

という言葉を浴びせられたのだ。

病気の人と接しているということはわかっている。しかしやっぱり私は人間であって感情もある。喜怒哀楽がしっかりしている。物事をしっかり認知している。頭ではわかっていてもどうしてもイラついてしまうのだ。

私は自分のメンタルとのバランスをとることも大切だと思うので自分を守りながらおばあさんと接することを学んだ。

そして面白いことに寝る時、寝室に行ってみると窓がしっかりしまっていないのだ。。。。

これは、、、自分ができていないことを私に八つ当たりしているのか。。。


古河バーさん逆ギレ劇場その②洗濯物

洗濯も婆さんの絶対領域。

洗濯機の使い方、干し方、畳み方。

洗濯のすべての家庭に婆さんなりのこだわりがある。

物心ついた時から洗濯物に関して手伝うことも、触れることもできない。そんな意識が小さいことから根付いていた。


そんなおばあさんの絶対的領域、洗濯に関しても逆ギレ劇場が開演した。

この前おばあさんは1週間ぶりにお風呂に入った。

ちなみにおばあさんにとって1週間ぶりのお風呂でも頻度が高い方。年末年始は2週間に渡ってお風呂に入らなかった。


おばあさんは昔っから用意周到な性格。

入る前からどの下着を着るか、どのパジャマを着るか、考えていた。

そんな姿を横目で見ていた私はおばあさんの着る服の心配はしていなかった。


すると入浴後、、、、

おばあさんが急に怒り口調で

「着替えが洗濯で干されているじゃない。なんで取り込んでくれないのよ。」


お。。。。。そうきたか。。。。そうだったのか。。。。


「わかったーー取り込むねーーー」

と言って取り込み、洗濯物を畳み始める私。


そして顔色を変えたように

「ありがとうね」

というおばあさん

生活は続く

古河バーさん逆ギレ劇場その③薬

薬の話はたくさんあるので、今度別の記事で書こうと思う。


逆ギレ劇場を振り返るとつくづく実感すること。それは婆さんの強いこだわりの存在である。。

それは認知症になってから始まったことではなく、昔っから根っこにある性格が原因だろう。

2021年逆ギレ劇場はまだまだ続く…




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えりんぎ
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