合同会社を解散したときの話
かれこれ1年くらい前の話で、記憶が遠いですが備忘録として。
すべての合同会社を潰そうと悩んでいるか方へ送る長編スペクタクル!
では、ないのですが!参考までにどうぞ・・・
ちなみに従業員は私ひとり。代表社員兼馬車馬のごとく働く従業員
資本金は何とびっくり5万円!!!
休業と廃業(解散)の違い
まず今まで経営してきた会社をどうするのか?という時に浮かぶであろう2つの選択肢として・・・休業か廃業(解散)か
私は、そもそも廃業する気マンマンだったので迷う訳もなく廃業したのですが法務局に相談に(一応)行ったときに相談室のおじいちゃんに言われた言葉で印象的な物があります。
「休業とはそのままの意味で法人を眠らせるということだけど、廃業する、つまり解散決了までする届け出というのは法人の死亡届と思ってもらえればわかりやすいかと。」
なるほど。ピンときます!
めんどうならプロに丸投げ
そして具体的にどうやって廃業にしたか・・・
プロ(司法書士)に丸投げ!してません全部自分で行いました…。
ちょっと大変だったような気がしなくもないです。
ただし!税関係の書類をそこまで完璧にやっておかないと自分で手続きするのは面倒くさいというのだけは伝えておこうかと。
っていうか、テキトーに財務諸表とかつくってたらまず躓くというか、整理しきれない気がします。
自身で解散を行うにあたり…
参考とさせていただいたHPがあります。というか丸っとのっかりました。ハイ。
私は つみたてシータさんのHPを見れば、ひとりで経営している合同会社なら(財務諸表を完璧に作っていれば従業員を雇っていても)なんとか解散決了までたどり着けると思います!
そもそもですが、わからないからとりあえずネットで調べているそこのアナタ!法務局や税務署に相談に行くのが一番安くて速いですよ!
ポイント
まず、法務局に提出する書類等は特にネックになるものは無いかと思います。自分で作るのも容易ですしフォーマットも多数あります。心配なら法務局に相談に行くのも確実です。
ただ会社を消すためには法務局だけではなく税務署や役所に(国、市町村、都道府県)も届け出を出す必要があります。
例として、私の場合にはまず解散した時点(清算はまだの状態)でまず一度税務署と市役所と県税事務所に届け出を提出しています。
その後、清算決了を終えた後にもう一度清算決了したという報告をしています。半日くらいかかる覚悟でいるべきですね…
法務局に行くときは印鑑を持参しよう!
書類に不備がある可能性は人間なら絶対に起こりえます。なのでその場で訂正できるように印鑑類は持っていきましょう(法人の実印などもとりあえず全部あれば憂いなし!)
税務署への手続き
これもシータさんの記事を確認していただければと思います。
しかし!実際のところは私はしっかりと経営していた法人なので貸借対照表や損益計算書は簡易的な物ではなくしっかりした(?)ものを提出しました。
そもそもなのですが、私は決算日を(R01.05.31)にしていました。
法人の解散日を(R01.06.01)として法務局に登記(R01.06.11)しました。
決算日と解散日が1日違いかつ関連する債権債務がなかったので僕も休業中ってデカデカとドン!と書いて提出しました。今現在なにも言われていないということは大丈夫だったということなのでしょうか・・・。
そして税務署や県税事務所に届け出を出したのが実は(07.31)
最後に、清算決了の手続きが終わったのが…(12.11)という怠慢っぷりだったのは思い出せます。
最後に!
もう一度解散の手続きをしろと言われたらちょっと嫌ですね。
それに僕は解散を前提とした営業をしていたので終活ではないですけども、
法人を処分しやすいように固定資産は持たないようにしたり債権債務は決算日に無いように調整をしていましたので容易でしたが、そうでなければ・・・かなりしんどいのが予想されます。(しっかり自分自身で法人の実態をつかんでいれば簡単です)
合同会社って作るのは容易で安いですが、もしかしたら個人事業主に戻すかも?と考えている方は終活の検討をオススメします!
さらに!当たり前ですが、わからないことは法務局でも税務署でも優しく教えてくれますので身構えず電話や直接行って相談の予約をとり、相談するのが一番確実で安く済む方法だと僕は思います。
どうしても面倒くさいなら…やはりプロに依頼するために資金をためておくのも良いかと思います!
では~とがきでした!
薄い内容でごめんなさい・・・すこし面倒な手続きだったので防衛本能が記憶を消しています・・・。
あと社保関係は知り合いの社労士さんにペイっと丸投げしていました…。
べ、別にサポートなんていらないんだからね!ってここに書きたくなりますよね!?サポートありがとうございます!