縦横無尽香川高松3
高松公演の曲別感想文。レポではなく、あくまで感想文で心の声だから。誤字脱字は見つけ次第修正のこと。
光の世界
この曲が聴きたかった。アンコールで聴いた時は、歌詞と曲も初期エレカシの素直さと、今までにない無国籍さを感じて、次へのステップ?別の扉ひらいた?って感じた。アルバムとツアーの幕開けになった曲。美しい歌声に聴き惚れてしまう。
アルバムで聴いた時、大貫妙子さんのヨーロッパ3部作の時代を思い出すボーカルとピアノだなんて、思っていました。
夜明けのうた
ランタン、小さくなっているような?伸びやかだが、少しハスキーに感じるボーカルでした。バックの液晶に映し出されたのは、夜明けの空。元旦の屋上で歌ってくれたことを思い出す。
stranger
2階から見たら、照明と液晶のCGとが空間を演出していて立体的に感じた。レイザーなのか、細い光が刺すように客席に降り注ぐ。ギターの音、もっと爆音でもいいぞー!印象的なサビは一緒に口ずさんでしまうな。さんしゃいんぶるーさんしゃいんぶるー🎶
異邦人
最初、オリジナルのイントロにこだわったらしく中東な雰囲気を残そうと思ったのかもしれないげと、今はアレンジからインスパイアされた、カタストロフィを歌いあげる。最後の笑い声は宮本さんの狂気を垣間見れる逸品。
君に会いたい
ここはお誕生日と同じピアノと歌の掛け合い。今回のほうが、宮本さんはピアノに絡み、ピアノは声に絡み、互いを思いやっていて密接な感じがしました。
化粧
ここで、化粧だったかな?
化粧は何度聴いてもいい。歌詞と宮本さんの仕草がシンクロしていて、ひとり芝居を見ているがごとく。切ない女心を綴った歌だけど、男性である宮本さんが、それもご自身は世間も認めるいい男なのに、嘘を感じない、説得力のある歌声。高松の化粧も圧巻でした。
春なのに
春なのに、しまった。。。Coversで聞いちゃったので脳内混ざってしまっている…。
Shining
この曲はお誕生日に比べて歌い慣れて来たなと思いました。いや、上からではなく。今回の方がどっしり歌えている気がしました。裏声と地声の行ったり来たりがスムーズに聞こえるというか。
最後は、宮本さんがはけて、3人のインスト。ここはお誕生日の演出と同じ。名越さんは弓を取り出し、ボーイング。ギターの音の伸びが気持ち良いー!
獣ゆく細道
宮本さん、シャツとジャケットをお着替えして、再登場。シャツの赤が蛍光に見えて、ライトに映える。獣ゆく細道。お誕生日に歌った曲はどれも深みを増していて、歌い込んでいるなと思いました。林檎さんのパートを歌うのがより一層お上手に。コバタケさんのピアノが印象的です。
ロマンス
すっかりこのアレンジに慣れてしまいましたが、何度聴いても名越さんのギターの歪みがイイ!ロックな一曲に、会場ノリノリ🎶
冬の花
音楽とライトと演出が一体となって、感動的な一曲。完成度が高いなと思う曲。全く隙がないと思う。花びらが落ちてくると、MVのように自分にまとわりつくのをはたき落としていく。その姿はとても美しいものを見ている気がした。花びらが拾えるくらいの席で見たいよー(希望)
悲しみの果て
エレカシの曲をソロでやるのは賛否両論だと思いますが、エレカシのコピーで「エレファントカシマシ、すなわち俺だ」を読んでから、そうだよねーと納得してしまっているので私は大丈夫。特に、このアレンジはRebornで聞いた時から好き。あの時に、ふらふらとキーボードに近寄る宮本さんはゾクっとするような色気があって、聞くたびに情景を思い出す。宮本さんがアコギで歌うのはこの曲のみだったかな。
Sha・la ・la ・la
ほんとうに楽しそうに歌うなぁと、こちらも楽しくなってきてしまい、シャラララ〜と口ずさみそうになっている🎶お誕生日で見た白スーツのインパクトが凄くて、今日は黒ジャケットなんだけど、この歌の時は白と錯覚してしまった…。
浮世小路のblues
私の席の音響が悪いのか、ベースの音が全く聞こえてこなくて歌前のギターと合わせて弾くところがギターのみに聞こえてちょっと残念。うねるような歌は、相変わらず素晴らしい🎶
この曲1部の終わりだったけど、何も言わないでステージを後にするから客席が戸惑っていた。こんなところでも、参加しているのは初めて宮本さんのライブに来た人が多いのだなと実感した。
でも、待つ間呼ぶ拍手も起きないのはちょっと寂しいので拍手してました。
Passhion
2部の始まりはPasshionから。ここは、お誕生日と一緒。たしかに、パッと明るい曲で、客席も目覚める感じ。跳ねる感じの曲調に心躍ります。
ガストロンジャー
この曲はお誕生日からエレカシファンの間で賛否両論ある一曲。でも、エレカシのそれとは全然違って聞こえる。私の耳に残っているのは石くんさんのギターなので、名越さんの音を聴くとこれは別ものと脳みそがすみ分けている。今日聴いたギターの方が歪んでノイジーかもしれないけど、エレカシの音の方にグッとくる重みのようなものを感じて聞いていて心地よいのだ。ただ、この曲は盛り上がる。人を過激な気持ちにさせる。アジテーションとはこういうことか。もう、歌詞はその場のアドリブでおKだけど、もうグダグダに。画面に歌詞が出るところは合っていけどね。
風に吹かれて
これは客席が両手を左右に振るのをステージから眺めるのは大好きなんだろうなって思う選曲。こちらも、ステージと一体に慣れてうれしい一曲。私は拳突き上げて一体になる方が好みですが。エレカシの曲は、特に伸びやかに歌っていると思った。
今宵の月のように
いつ聴いてもいい曲、名曲だなぁと思う。声に出して歌えないけど、頭の中で一緒に歌ってしまう。そして、いつも宮本さんの頭上に美しい月が浮かんで見えている。
あなたのやさしさをオレは何に例えよう
アルバム『ライフ』からの一曲。このアルバムは、非常に音や全体の作りが整えっていて、どの方向に進んでも鮮烈な印象を残すエレカシのアルバムの中で異色、色に例えるならペールカラーな一枚。お互いが悩みを抱えていた時期に作ったというこのあるからの一曲を今晴れやかに披露出来ることに、当時の思いの答えを出しているのだろうか。
バンドメンバー紹介、キタダさんにはまた上からよんでも〜と紹介。確かに、名調子だから言いたくなるな。
この道の先で
十六夜の月
rain この愛だけを信じて
この3曲の細かい記憶がぶっ飛んでいる…。とにかく、圧巻!この3曲をたて続けて歌う宮本浩次は凄い!凄いとしか言いようがない。
rain の映像とライトが雨を感じさせてキレイだった。と思う。
次の機会には、もっと味わいながら聴きたいけど、もう盛り上がってて無理かも😆
P.S.I love you
この曲よく作ったと思うと宮本さんはいうけれど、私もアルバムの最後を飾る曲、ライブの最後の締めの曲にふさわしくてびっくりした。単品で聴いた時は、ピンと来なかったのに不思議だ。裏声との行き来が大変な曲だけど、バッチリ歌いこなしているのもさすがだ。
木綿のハンカチーフ
アンコール、木綿のハンカチーフ。そういえば、お誕生日で歌っていなかったねと気付く。伸びやかに歌ってくれた。しかし、アンコールになって声がもっと掠れるかと思ったら艶が増していくってどういうこと?
ハレルヤ
最後の一曲。終わらないでと願いつつも、明日につながる一曲に聴き惚れる。ありがとう、小林さん、名越さん、玉田さん、キタダさん、そして我らが宮本浩次❗️宮さん、ありがとうございました。
会場を出る階段で聞こえてきた、バンドやっていそうな若い男性3人連れの声。「トラウマになりそう」、、、さもありなん。