私たちは生きることこそ使命
「サピエンス全史」という本を読んだことはありますか?
大丈夫、私も最初の10ページくらいしか読んでいないから。笑
今日のnoteの結論は、
当たり前すぎてすぐ忘れてしまうけれど、私たちも生態系の中にいる。
私たちは生きること、一人ひとりの命以上に大事なものはない。
ということです。
私が今日これを書く気になったのは、間違いなくMOMOYOさんのYouTubeを見たからでしょう。
ずっと書いてこなかったけど、最近セッションを通して伝えられることも含めて、思いきってnoteに書いてみる気になりました。
この夏、北海道でOSO18と名付けられていた熊が"駆除”されましたね。
釧路から離れた町の役場の職員さんが、OSO18とは知らずに駆除していた、というのがニュースになりました。
被害に遭った方々がホッとした一方で、町役場には多くの非難の電話がかかったそうです。
熊を殺すなんてひどいって。
だから、その職員さんは心を傷めたそうです。
この記事が真実かどうかは私にはわからないけど、これが本当ならば一概に良いも悪いも判断なんて出来ないと思いました。
単純に熊を殺したと聞けば、私も正直可哀想だなと思ってしまったし、命に消えてほしくないです。
でもそもそも、OSO18がなぜ牛を襲ったのか?を考えてしまうと、どうにも答えを出せません。
まず大前提に、私たちも生態系の中にいるということ。
当たり前だけど、地球上の生き物には肉食動物も草食動物もいて、動物に肉食なのに草食になれって言うのは無理な話。
そもそも日本の山の生態系が崩れたのは、捕食者だったニホンオオカミがいなくなったから。
食物連鎖が崩れて、食われる側だった鹿が繁殖しすぎてしまい、森林の樹木の状態悪化して他の動植物にも影響してるし、農作物も被害に遭い農家の方々を悩ませています。
乱暴かもだけど、狼を再度山に放せばいいと言っている方々もいます。
やっぱり食物連鎖は正常であるべきなんです。
じゃあ、なぜ食物連鎖が崩れたかって、そりゃ人間のせいですよね。
外来種のアライグマとかを安易に山に捨てたり、生息地を奪ったり。
そして、私たちも命をつないでいかなければいけない生物です。
その命をつないでくれてる農家の方々を守っていくのも大事。
最近知り合いになった大分県で農家をやってる女性から、鹿や猪の被害に悩まされている、と聞きました。
台風とか天災より困る、と。
鹿や猪の数が多いけど、資格を持つ猟師さんが少ないし、そもそも駆除した後に流通が難しくて、廃棄するしかなかったりする。
都会ではジビエの需要があるはずだけど、田舎ではそれが理解できなかったりするから、なかなか流通しようとなってないかも、という話を聞きました。
私はとてもじゃないけど、安易に鹿や猪、熊が可哀想とか言えなくなりました。
私たちは食物連鎖を正常にすることを考えていかなければいけない。
熊が酪農牛を襲うのも私たちのせい。
それならば、どうやって共存していくのか?
今はひとまず、必要最低限の害獣と呼ばれる動物を駆除してジビエの流通をスムーズにしていくのが解決策になってると思います。
それが最善なのか?他に対策はないのか?
私は答えが出ないけど、今日からでもこれ以上むやみに生態系を害さないように環境破壊を考えることはできそうです。
それより本題は、私たちも生き物で命をつなぐ以外に、生きること以上に価値があることはないことです。
人間も命をつなぐ必要がある、本当に当たり前だけど。
私たち一人ひとりの命がいかに大切か。
私たちの命を自分の命を、いかに守るか。
子どもが生まれない今、私たちに何ができるか。
そう考えたら、ほんと男性が女性をむげにできるはずがないんだよね。逆も然りだけど。
家庭に子どもがいようがいまいが、女性を尊まなければ滅んじゃうよ、忘れてると思うけど。
そして、私たちは自分を生かすより、自分を殺してしまいがちです。
あなたが思っている自分のイメージ。
どんなものがあるでしょうか。
頼りない、だらしない、いい加減、変わってる、身勝手、、、
それ、あなたが信じてるそれ、全部ウソです。
そこには、あなたはいない。
そんな言葉であなたを表すことなんて、できない。
あなたがあなた自身を生かすことを考えたなら、今日どうしますか?
私たちが生きることを考えたら、どうする?
MOMOYOさんのYouTubeをご覧になっていない方は、ぜひご覧ください。
思わず正座して身動きできなくなりましたよ、私。
サピエンス全史もちゃんと読もう、私。笑
Spiritual Anatomy®のオフィシャルアプレンティスとして活動中です。
対面セッションは東京で行っていましたが、現在はSkypeのみです。
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