全然明るくない★人生最大の病み期突入★死と向き合い人生諦めた★2015年6月
私は小学生の頃からいつも、悩みなんてなさそうだね~
楽しそうだね~
あんたが羨ましいわ~
と周りに何度も言われてきました。保健室に行ってもズル休みと言われるし、風邪引いても、仮病と言われてきました(-_-)
多分、私が明るい性格なのは生まれてきた環境が良すぎたからだと自覚しています。両親にとことん愛されて育った私は、周りに愛を持って接する事が人よりも出来ていた気がします。
でも・・・
この闘病は全く笑顔になんてなれない。
空が本当にグレーに見えました。青だったハズなのに、ずっと霧がかかったように灰色。
街の音が聞こえなくなったり、いきなり幻なのか、人がいきなり居なくなって見えたりしました。
幻覚や幻聴で、頭もボーツとしてしまうし、
毎日眠れない日が続いてしまいました。
怖いから毎日、携帯で調べ続ける日々。
しかし、「ご報告」「抗がん剤の副作用」を見る度に携帯を投げつけていました。
抗がん剤が何故イヤだったかと言うと、
胸もなくなり、髪も抜ける。Wパンチじゃないですか。
女性として誇りに思って、こんなにも生きてきたのに。
よりによって何で乳がん?と思いました。
おまけに離婚して3ケ月しか経っていない。
第二の人生スタートするぞ★と決めたばかりだったのに。
女性として見てもらえる事もなくなって、抗がん剤の副作用で、仕事も使い物にならなくなる。
私が築いてきた物が全てなくなる。
一瞬にして消え去る。
人生終わったな~と思いました。
そういえば、あの大大大リスペクトしている元上司が言っていました。
「神様は超えられない壁は与えないんだよ」
その時、なるほど!!!
なんて言っていたけど、
超えられない壁あるじゃん!!上司の
ウソツキ!!!!
と発狂していました。
私には超えられなれないし、もうこの課題の連続から逃げたい。
何で私ばっかり。
みんなは笑っているのに、私だけ笑えない。
分かっていました。逃げたら死にます。
仕事は、逃げても誰かがやってくれるし、何なら上司がカバーしてくれる。
闘病は逃げたら終わりなのです。
健康な人が羨ましい。
健康なだけで幸せなのに、どうして怒ったり、泣いたり、文句言ったりしているの?
私と体入れ替わってよ!!!
と思っていました。
みんなが出来る事が私には出来ない。
すべて失ったから、もう生きる意味が感じませんでした。
よし、死のう。
これはもう、何回かは行動に出ようとしてしまった。
今思うとめちゃくちゃバカげていたと思います。
ごめんなさい(>_<)
私が何か悪い事した?
何か罰が当たった?
何で私だけ乳がんになるの?
原因なんて、考えても無駄なのに、ずーっと終わらない困難や課題と向き合い、
もし私が死んでしまったら??
と生と死について向き合いました。
たぶん悲しんでくれる人は、家族ぐらいでしょう。
私は食事療法や代替療法で、頑張ってみて、
それでも再発や転移するなら死んでしまってもいい。
だって人間いつか死んでしまうんだし、
それが早いか遅いかなだけ。
苦しみながら治療するよりも、医療不信に陥っている私には、
自分を信じて違う方法で治療したいと思いました。
医療は、本当に感謝しています。
私は検診で初期で見つかったから。
でも・・・
もうちょっと早く見つからなかったんですかね(>_<)
本当に思いました。
乳がんの事を学べば学ぶ程、先生の話に納得感が持てなくなりました。
私もいけなかった。
仕事と家庭に必死で、自分の事なんて顧みずに「検診に行く」などの文字は頭にさらさらなかったんです。
もっとこうしておけば・・・
もっと早くにしておけば・・・
和食にしておけば・・・
もっと、もっと、しておけば、この悪循環思考が更にヤミ期を加速させていきました。
そうやって更に孤独になってメンタルが削れていきました。
なんとしてでも抗がん剤はしない!!!
みんなが強制してくるその治療法を
私は何としてでも阻止!!
と心に誓っていました。
そんな時に、どうやってこの現状を打開するか、
一生懸命考えた結果・・・
ガンの先輩である元同僚とランチに行くことになりました(*^_^*)
いざ★ステキな大人女子へ★