CIID Winter School Tokyo レポートService Design - Day3
今日はエクササイズとして、木のマドラーをどういう風に使えるか沢山のアイデアを出すところから始まりました。
箸、楽器、付け爪(?)などのアイデアが出ました😂
これは今後行うブレインストーミングの練習を兼ねたエクササイズのようです。
今日はインサイトを考える続きから始まりました。
インサイトを考える際は、直感を大事にして考えます。というのも、直感というのは過去の経験などから感じるもので、これは意外にも無視できないものです。
また、インサイトは1 つのクラスタにつき1つ出るとは限りません。クラスタによっては出ないものもありますし、逆に複数に分かれるものもあります。
良いインサイトは「なぜなら」が入っているものです。また、他の人が見てもわかるように書かなければなりません。
私たちのチームは、以下のようにいくつかのインサイトを出し合いました。
TYPOLOGIES
インデプスインタビューなどの後に、ユーザープロファイリングを行うことがあります。
ですが複数のユーザープロファイリングを管理するのが大変になったとき、ペルソナを利用する場合があります。
しかし、ペルソナはあまり優れてているとは言えません。なぜなら、ペルソナは自身で勝手に作ってしまう場合があるからです。
また、ユーザーは様々な生活を送っており、ペルソナのように決まった固まった生活は送っているわけではありません。
タイポロジーは行動や振る舞いによってタイプを分ける手法です。
一人の人間を定義するのではなく、複数の行動や振る舞いを考えることができます。
以下が私たちが作ったタイポロジーです。理解のしやすから、軸を作って分けましたが、この手法が進められていたわけではありません。大切なのは、インタビュー結果を元に分けることです。
タイポロジーごとに、ジャーニーマップを書いていきます。
グレーのポイントがタッチポイントです。これによってどのようなタッチポイントがあるか確認することができます。
Q. セグメントでわけないの?
セグメントはデモグラ的なもの(年齢、性別、職業など)ですが、セグメントからは行動やニーズは出てきません。
年齢や職業が違っても特定のタイポロジーを取ることがあるので、セグメントよりタイポロジーのほうが良いです。
しかし、セグメントもタイポロジーは一つのツールであり、組み合わせて使う場合もあります。
Q. タイポロジーは網羅すべきなの?
全てを詳細にカバーする必要はありません。また、事前に想定をしすぎるのはあまりよくありません。早い段階ではできるだけ広げてみておく必要があります。4± 1ぐらいタイポロジーがあれば良いでしょう。
この日は午後はLTでしたので、コースの内容はここまでになります!
4日目に続きます〜
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