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”つらい仕事”も届けたい価値を届けるための練習場

仕事に不満はない、だけど・・・

不満はないけど、『働く』ということにモヤモヤ感じることがある。不満とは違うけど、何かが心の中にくすぶっている。そんな気持ちになったことはないだろうか?

私はまさにそんな状態である。

このまま続けていても、未来はある?
何のためにこの仕事をしているの?
この仕事って私がやらなくてもいい仕事だよね?

なんかしんどいのだ。でもそれを言葉では表現できないそんなもどかしさがある。(だからこうして書いているのかもしれない)

働き続ける意味とは?

こんなモヤモヤした気持ちで歩いていたら、通りすがりの本屋さんである本が目に留まった。

自分のために働く、か。ずっと自分のために(正確に言うと生活のために)働いていたけど、なんかその言葉『自分のために働く』という言葉が胸に刺さった。

著者の女性はとても変わった経歴の持ち主で韓国の大手広告代理店で元副社長まで登りつめたあと、ご自身で書店を開いた。

なぜ広告業界から書店へ?彼女にとっての働く意味とは?

彼女はただ単に生活のために仕事をしていたのではない。伝えたい価値を、仕事を通して得たスキル・知見で社会に提供している。そして、作り手として自分が創りたい世界を創ることを何より楽しんでいる。

きっと自分が創りたいものを創り出せたとき(創り出し続けるとき)、そんなときが仕事だけでなく、人生の醍醐味なのかなと感じる。

もしかしたら、仕事は自分が創りだしたい世界、そして自分が信じる価値を最高の形で世の中に提供するための練習場なのかもしれない。

なんのために仕事をするのか?
この仕事には何の価値があるのか?
この仕事をこのまま続けててもいいのか?

このようなモヤモヤした気持ちと向き合う時間は決してムダじゃないんだ。そう思えて励まされた言葉があったのでぜひ紹介したい。

広告業を自分なりに定義したおかげで、私は書店を始め、その過程で大切なことに気づかされた。仕事の本質を見つけようと努力し、それを叶えたのなら、いくらでも新しい挑戦ができるのだ。また、その分野で働いた経験がないからといって、その仕事不可欠な能力がないわけではないと。

『会社のためではなく、自分のために働く、ということ』 チェ・イナ著

仕事の本質を見つけ、働く意味を定義しする

チェ・イナ氏は自分の仕事の意味を見出してから、長年不安定だった気持ちも落ち着いたと書いている。そして、確固たる意味を見いだせたら強力な『後ろ盾』だできたも同然になるといっている。

そう、私は自分なりの仕事の意味を見つけるときが来たのかも知れない。前に進むには、『なぜ』私がこの仕事をするのかということを自分なりに理解し、定義しなければいけない。

そうでなければ、先に進めないのかもしれない。(それはわからない)

「なぜ、働くのか?」って聞かれたら、今までの私はこのように答えたと思う。- 生活するため。そして、もっと自由を謳歌するため。

でも、正直それだけでは満たされないのだ。新しいステージに行く時が来たのかもしれない。

ちょっとづつでもいいから進んでいこう。自分なりの仕事の定義を探してみよう。

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