書けない時

おはようございます。とことん笑い、とことん悲しむetomoです。今日は、私が「書けない時」について書こうと思います。
なぜこのテーマで書こうかと思ったかというと、今朝「阿佐谷姉妹ののほほん2人暮らし」というエッセイ本を読んだからです。
阿佐谷姉妹というのは顔が似た女性お2人コンビの芸人の話で、小さなアパートで2人暮らしをしています。そこでの日常をエッセイにしているんですね。その本の中で、私の興味をぐいっと誘ったのは、この「エッセイが書けない」というテーマのエッセイでした。
あ、先に前提を話しておくと、エリコさんという方とミホさんという方がいて、エリコさんは人に気を使う八方美人系のタイプの方で、ミホさんが人に気を使わないマイペースタイプの方です。
エッセイが書けないと書いたのはエリコさん。考えても、誰かに相談しても、書けない事に苦しみ、涙を流し、食欲もなくなり、雨に濡れて歩くくらいの絶望を感じているエリコさん。
分かります。私もそうなんです。フリーランスでライターの仕事をしているので、死ぬほど気持ちがわかります。どれだけ考えても、調べても、書けない時はとことん書けなくて、無理やり書いても出来栄えは悪く、結局締め切りも過ぎてしまうし、自分を責めてしまう。わかり過ぎます。どれだけ絶望か、私も今、今日の仕事を考えるとちょっと先に落ち込んでしまうくらい、書けません。
そこでエッセイに戻りますが、エリコさんは喫茶店で悩み考えるんですけど、ちっとも書けなくて泣きながら、雨に濡れながら家に帰るんですね。そうしたらフワッとカレーライスの匂いなしたそうです。そう、普段はチャキチャキしているミホさんが、普段は絶対に買わない、エリコさんが大好きな甘めのカレーライスのルーを買い、カレーライスを作り待っていたのです。そこで、エリコさんはその優しさに触れて号泣しながらカレーライスを完食し、立ち直っていくという話。
あぁ〜素晴らしい。これこれ、これなんです。うちもそうなんです。大体、私がへこみまくって落ち込みまくって、もう食事もいらないってなった時に、彼は私が大好きな物を買ってきて作るのです。普段は絶対にそんな優しさを見せないのに、冷蔵庫を開けたら私しか飲まないビールがずらっと並んでいて、コンロでは唐揚げをあげているのです。この優しさにどれだけ救われたか、分かりません。
とにかく、この感情を思い出せて気持ちがいいです。私のnoteなんで特に締めとか考えませんよ。以上です。

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