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もちこ会 at LOPO 出演者のご紹介。

eri mochico です。
2024年の11月4日に、戸塚LOPO にて、「もちこ会」を開催します!

この会は、LOPOで出会った友達と一緒に、ひょんなことから始まったのですが、今日には大所帯で開催するまでになった私の唯一の企画です。

(企画と言っても、単純に大好きなミュージシャンをお呼びして、それを見ながら私がデュフフフとよだれを垂らしているだけなのですが)

今回は、いつも大変お世話になっている戸塚LOPOで、そして私の自主レーベル「よこしまレコード」主催という、新たな試みとなっております。

これから、今回のもちこ会に出演する、親愛なるミュージシャンの方々をご紹介します!

EINE(アイネ)

EINE(アイネ)

EINEちゃんは、相模原にあるギャラリー・イベントスペース「各々(おのおの)」にて開催された、「各々のおととお茶 Vol.1」にて初共演、そして初めて出会いました。その日は私とEINEちゃんのツーマンで、アンプラグドながら空間全体を包み込む歌とギターに圧倒されました。

日常の繊細なものを歌う、という肩書きのシンガーソングライターは数多いるけれども、EINEちゃんの音楽には、一筋縄では括れない力があります。

普段、皆が「取るに足らない事」と、見て見ぬふりをしたり通り過ぎてしまう、些細な愛おしさや希望、寂しさや不安、様々な感情の残り香を掬い取り、拾い上げて光を灯し、更には、ヒリヒリと心の奥底でくすぶり、拭い取れない小さな毒をも宿す。

それらが、美しいギターの旋律と相まって、聴く人の心の穴に真っ直ぐ流れ込んでゆきます。

柔らかく可憐な外見と声の持ち主ですが、その真ん中には、深い思慮に基づいた頼もしい芯があって、「なんか嫌だよね」というネガティブな感情を肯定しながら、「大丈夫!」と背中をさすってくれる力強さがあります。


おおとあつし

おおとあつし

おおと君は、私とEINEちゃんが初めて出会った、ギャラリー・イベントスペース「各々(おのおの)」を主宰、運営しています。

月に約一回ペースで、才能豊かで個性的な、様々なアーティストを招聘し、アンプラグドの弾き語りイベントを開催しています。更には、各々の内外装を一から手掛けるなど、建築をする人という一面も持っています。

朴訥な声と、ずっしりと構えた佇まい。おおと君がそこにいると、どんな場所でも安心感が生まれます。

彼の作る歌には、「ある地点からどこか別の場所を眺める・思い出す」というテーマが一貫して存在していると私は感じていて、おおと君の目線を曲を通して観られるのは、とても不思議で楽しい感覚になります。

(動画:グラデーション・ブルース)
とても優しい中に張り詰めたものがあって、でもそれを押し付けられる感じは決して無く、ただひたすら、その世界に身を委ねるしかなくなる。気が付くと、小さな棘が抜けて体が楽になってしまいます。


わじまゆういち

わじまゆういち

わじまゆういち君。
私が沢山のブルースミュージシャンと出会った中で、一番年が近く、そしてとても仲の良い人です。
そして、彼の作る音楽は、現存するブルースミュージックの中でも、とりわけ特別で、キラキラと光を放っています。

それは、彼が日々の生活から切り抜いた、楽しい出来事や愛しさや微かな悲哀を、彼自身のフィルターを通し、オリジナルのブルースへと落とし込む魔法を持っているからです。

決して奇をてらう訳では無く、にこやかな表情と優しい眼差しで歌を作っていく。何より、溢れんばかりのブルースへの愛がありながら、既存のテーマに縛られず囚われず、日々を生き、ブルースの世界を飄々と自由に飛び回る。
彼がギターの弦を弾いて歌い始めた途端、一気にその世界に魅了されてしまいます。

技術云々も、知識云々も一気に飛び越えて、「わじまゆういち」という名のブルースは、ブルースを知っている人も、ブルースを知らない人も虜にしてしまう力を持っている。それは、お酒が進めば進むほどに増していく…本当にカッコいい。

(動画出典元:おかぴ―ライブアーカイブス(https://www.youtube.com/@19690okapy
コロナが明けてからますます活動が活発的になり、都内と横浜を中心に日々あちらこちらで、わじま君のブルースは軽快に鳴り響いています。


森智希

森智希

森智希君は、私がLOPOに出演し始めるようになった頃に、同じ日のライブで共演者として知り合い、気が付いたらあっという間にとても仲良くなっていた、数少ない同期の一人です。

音楽に留まらず、お薦めのアニメや漫画を教えてくれたり、二次元の世界でも色々楽しい事を知っています。

宇宙のどこかにある秘密のスタジオに住んでいるので、偶然出会えたらラッキー!みたいな、レアキャラ感のある存在。だが、一度遭遇すれば、そこに立っているだけで圧倒的。存在感がエグい。きらめいている。

そんな彼の音楽を一言で表すならば、まさに「ポップスター!」。
これに尽きる。

オルタナティブなロックに影響を受けていながら、メディアやそこらへんで流れている、似たり寄ったりなコードと歌詞に依存したギター弾き語りでは決してない。絶対にない。

彼の腹や心の中で煮えたぎるものを、絶妙なひねりを加えたコードと歌詞に変え、一つの楽曲として昇華させる。

ありったけの愛を最大限にブチ込んで放つ声と、共鳴するようにガリガリと響くギターのストロークは、分かったような振りをしてデカい態度をひけらかすペラペラな奴の心をブッ飛ばすし、クタクタな奴の心には真っ赤な火を灯す。森君のライブを見る度に、そんな感覚が強くなる。めっちゃ楽しい。君はサイコーに楽しい奴だよ!


カツマカツオ

カツマカツオ

カツマカツオ。テレキャスター使い。
指で高速カッティングを繰り出す、ロックンロールギタリスト。

ブルースやパブロック、サザンソウルへの果て無き愛と共に、こんがらがった思考は鋭い歌詞に変え、落ち着かない心は鋭いリフへと具現化させる。
表に上手く出せない感情は、まるでギターのフレットを登攀するようなソロに託し、聴く人の鼓膜をビリビリと震わせる。
決まり切った、刷り直しなロックンロールやブルースは、彼の前では通用しない。

近年はザ・ミズタマリスへのサポートや、自身のバンド、スネークドライブインでの活動によって、ギタリストとしての脂がますます乗りまくっているのをヒシヒシと感じる。歳を重ねていく度に、音は激しくなっている!


ハッピージャンキーズ
(こいけみほ&エリモチコ)

右:こいけみほ 左:エリモチコ
手の形は、HAPPYの「H」を表現しています。

ハッピージャンキーズは、私とこいけみほちゃんによるユニットです。
まだ出来立てなので、何を繰り出すか分かりません。

今の所、みほちゃんの曲と私の曲を一緒に演奏する、という形は出来ており、くつしたさんの企画「夜を数え続けて2024」にて実質初披露を果たしました。しかし、これからどんな動きを見せるのかは、未知数です。

こいけみほちゃんとは、ハッピージャンキーズ以前から、沢山活動を共にしています。聴く者の感情に、これでもかと揺さぶりをかける彼女の音楽。
もはや彼女こそが音楽と言ってもいい。

単調な曲などまず無い。こいけみほブースト(と私は呼んでいる)を止める事は誰にも出来ない。パンクやハードコアに精神性は近いのかも知れない。ただのピアノ弾き語りでしょ?と思って近付くと、危ない。

ハッピージャンキーズという名前は、ハッピーな方にどんどん進んでいこう!という願いを込めて名付けました。
幸福に浸るのは、素晴らしい。そんな人生でありたい。
ハッピージャンキーズ!


戸塚LOPO
住所 : 〒244-0816
横浜市戸塚区上倉田町459-11
https://lopo.jp/

最後に
熱量込めてミュージシャンの事を紹介したのは、もしかしたら生まれて初めてかも知れない。
皆、個々の才能がすさまじく、ライブで共演したり観に行ったりするたびに、圧倒されてしまう。そんな人達と私を繋げてくれたLOPOに、少しでもなにか盛り上がる事を提供出来ないかと考えた結果、もちこ会 at LOPO を開催する!という結論に至りました(他にも理由はあるけれど割愛)。
とはいえ…あまり気負わずに、普段通り楽しく飲みながらマターリとした会になるんだと思います。やる側も見る側も、べろべろになって楽しく終われたら一番いいな。

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