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カーペットと音楽|「インテリア × 音楽 × アート」がテーマのスペース〈ambi〉
先日、欧米の上質な床材を販売しているOshima Pros(オーシマプロス)さんが手がける“インテリア × 音楽 × アート” をテーマにしたワークスペース〈ambi〉にて、“CARPET & SOUND” という音楽リスニングイベントが開催され、DJとして参加させていただきました。
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静寂、音響、色彩、会話、影絵、再会、笑顔、回想、足裏、忘却、空想、計画、視線、熱帯、低音、全部全部が少しずつ染み込んでいった夕暮れ時とその前後。
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会場はしっかり音と向き合える空間でもあるけど、人の出入りが結構多かったので、30分の中で抑揚をつけることを意識して、少し凹凸があるセットにしてみました。でも、根底にあるイメージは、海の波が砂浜を撫でるような、そんな感じ。
超!個人的には、現代音楽家Juan Hidalgoによる『Rrose Sélavy』の四重奏「Eau De Voilette (Quartetto) 」をあの空間で聴けたことが一番のハイライト。
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その名の通り、4つの音がそれぞれ鳴っているんだけど、別々なのに一緒。一緒だけど別々。この不思議な距離感の内側に入り込めたのは、特別な体験でした。
ちなみにRrose Sélavy=ローズ・セラヴィは、マルセル・デュシャンの女装時の変名。ジャケットも当時の写真が使われていて、作品としてもう完璧で!
大好きな一枚が、より愛おしい存在になりました。
Roberto Mazzaの「Esperidi」の音の粒の広がり方もとても気持ちよかったし、Ullaの電子音も、Mono Fontanaの生音やフィールドレコーディングの音も申し分なく。
また機会があったら、今度はもっとミニマルなセットにしてみたいな。
あと、カーペットをもっとじっくり見たい触りたい…。
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ひとりひとりの人生が交わる、とても満たされた時間でした。
どうもありがとう!