【デジモンカードゲーム】今後の環境推移予想
こんにちは、あずまろです。
8/19(金)にデジモンカードゲームの新規制限改訂が発表されましたね。
今回追加されたカードはこの3枚でした。
今回の制限は個人的には思う部分は多々ありますが、制限にするカードに関しては正直予想していた部分とそこまで相違がなかったので、まぁ妥当な制限かなとは思ってはいます。
制限にするカード以外のところで思う部分が沢山ありますが、それは個人的な私怨になってしまうので個人のSNSでやることにします()
読んでいる方で今の環境・運営に思う部分がある方はアンケートを送りましょう!
そんなことはさて置き、9月からエボリューションカップ・超!テイマーバトルという現環境に置いて上記が制限になったことによる影響を少し考えていきたいと思います。
◆制限入りしたカードを使用していたデッキについて
・アルファモン
まずは9弾から常に環境TOPにいたこのデッキですが、ドルグレモンが消えたことにより一番しんどくなった部分は「セキュリティを割る速度」が遅くなった部分だと思います。
消滅耐性やDPマイナス耐性が消えるのも痛いとは思うのですが、結局このTCGは「如何に早く相手のセキュリティを割り切れるか」だと思っています。
アルファモンのデッキに置いて、ドルグレモンは打点を増やす重要なポジションにいたカードです。
勿論いなくなっても多少は戦えるデッキだとは思うのですが、流石に最高到達点を作った時に1点ずつ削るのと2点ずつ削るのではゲームメイクの仕方が変わります。
10弾から環境TOPにいるクロスハートのデッキのゲームスピードに追い付けていたのはSA+1のDP16000のデジモンを安定して作れたからだと思いますので、そこが安定しなくなった中でどうするかは今後の研究が待たれます。
幸いにも退化アルファの効果でトラッシュから回収できるので、見えさえすれば使用できるという観点からそこまで悲観的になる必要はありませんが、使用する人の腕が試されるデッキになったのかなと思います。
・黄色ハイブリット
7弾から環境の一角にいたコントロールタイプのデッキです。
今回ジェットシルフィーモンが制限になってしまったことにより、かなり苦しくなったと思います。
テイマーからの進化を基軸として、3コストでLv4→Lv5という動きが出来たからこそ存在出来ていたデッキタイプであり、その過程でリカバリーが出来るという部分で他のコントロールとは一線を画していたデッキでした。
地盤が強かったので併せて使用する色を環境によって変えられたのも非常に強い部分でした。
今回の制限でデッキタイプとしての存続が厳しくなったので、恐らく今後のコントロールは黄紫でマスティモンを使用したり使用しなかったりする型が主流になるのかなーとは思います。
11弾でマスティモン強化来るっぽいですし、10弾で配られたウェヌスモンが強いカードであることは変わりないので、また何かしらのコントロールが生まれてくれることでしょう。
・青ハイブリット
7弾~8弾環境で暴れまくったデッキです。
正直今回の制限を受けて何かが変わるかと言われたら何も変わんないと思います、いやこれマジで。
多分友樹が消えたのって海外の大会環境のせいなんですよね。
海外(英語圏)は販売スケジュールが日本とかなりずれてしまっているので、現在EX-2環境で大会を行っています。
その環境で開催されたデッキリストが海外版のTwitterで公開されていました。
いやーーーーーーー見事に青ハイばっかりですねーーーー。
というか日本でもEX-2まではこんな感じだった気がします。
まぁ日本でも当時は友樹についてはヘイトを買っていたので、海外で絶賛されるわけもないですよね()
しかも確か海外の公式大会は2本先取の大会なので、安定感を求められるデッキが多いので青ハイが増えるのも納得です。
というか黄ハイいないのがマジでびっくりですね。
正直日本では今青ハイが滅茶苦茶流行ってるわけではない+友樹が抜けたことにより他のカードが入れられるという部分では別段困るような調整ではないと思います。
困るとしたら愛でてたショタコン位でしょう。
それくらい日本には影響が薄めのカードなのかなーと思いました。
◆今後上がってきそうなデッキたち
トップクラスにいたデッキのうち、2つがパワーダウンしたことにより今後環境に戻ってくる、上がってきそうなデッキを考えてみました。
S+~ Bでランク付けして行こうと思いますので、まぁこいつはこんな風に考えてるんだなくらいで考てください。
※あくまで個人の意見です。
【S+ランク】
・クロスハート
文句なしのぶっちぎり環境トップ①です。
アルファモン・黄ハイと共にデジカ界の三羽烏として君臨していましたが、内2羽が失墜。
つまりはそういうことです。
11弾で強化が来ることもわかっているので、流石に母数が減ることはないでしょうし、個人戦なら「引いて揃ったら勝つ」を体現しているデッキなので、エボカ等の大会では引き続き握る人か増えていくデッキだと思います。
対策したところで負ける時は走られて負けるので諦めましょう。
・メタルガルルモンX抗体
環境から消えていましたが晴れて復活です。
黄ハイ(ウェヌスモン)が環境にいたせいか鳴りを潜めていましたが、お手軽にウェヌスを組み合わせられる黄ハイがいなくなることにより間違いなく増えてくるデッキであるでしょう。
最速で揃った場合、他のX抗体系デッキより攻めるターンが1ターン早く、ドローも加速出来つつ、セキュリティバトルで自分が消滅する心配もない為、気が付いたらセキュリティを0枚にされて、相手の場にはブロッカーの究極体という絶望的な状況を押し付けてきます。(しかもついでの様にバウンスもする)
対策したところで負ける時は走られて負けるので諦めましょう(2回目)
【Sランク】
・植物デッキ
10弾~EX-3で環境入りを果たしたデッキです。
緑らしからぬ展開力、レストの分だけ伸びるSA、強力な除去が揃ったデッキです。
最近の大会でも結果を残しているデッキなので、その強さはお墨付きでしょう。
強いデッキであることに間違いはないのですが、クロハやメタガルと違い1ショットをすることが少し難しいデッキなので、キルターンの関係でランクを1つ下げています。
コントロールが苦手なのですが、黄ハイが消えるので新たなコントロールが生まれるまではこの位の立ち位置にいると思います。
・ウォグレX
アルファが失速するなら上がってくるのはこのデッキでしょう。
ドルグレレベルの消滅耐性はないですが耐性持ち・高DP・複数SA・除去と実はなんでも揃ってるデッキです。
メタガルと同じくS+に入れるか迷いましたが、動き出しのターンがメタガルより1手遅いので一つランクを下げました。
コントロール系が出てきたとしても無理なく取れるデッキなので今後の立ち位置はよくなると予想します。
・ベルスター
6弾から形を変えつつ実はずっと環境の影に隠れていたデッキです。
みんなベルコンと言いますが、こいつはコントロールの皮を被ったアグロタイプのデッキです。
運要素はかなり絡みますが、最速でトラッシュが肥えた時の獰猛さはマジで手が付けられません。
除去オプションも消滅とバウンスどちらも入っている為、どんなデッキにも対応できるのが◎。
使いこなすのは実は難しいデッキなのですが、一定数の愛好者がいるのと実は比較的安価なデッキなので握る人が増えると予想です。
【Aランク】
・アルファモン
恐らくデッキパワー的にはこの辺りに落ち着くかなと予想です。
ドルグレが死んだだけで、オウリュウモンギミックが消えたわけではないので普通に戦えるデッキだと思います。
最終着地点の効果も唯一無二の効果を持っているので、研究次第ではまた上の方に戻ってくることもありそうです。
・黄紫コントロール
黄ハイが形を変えるならこの形かなー思います。
リカバリー主体のウェヌスモンを絡めてオプションで除去をしていく形になると思うのですが、如何せん上位層が鬼の様な速度でセキュリティを割ってくるので耐えきれるかが不安なところではあります。
デッキを構成しているパーツは優秀なカードばかりですので、青や緑のデッキは強く出られそうな気がします。
・ジエスモン
形を変えつつ環境に残っているデッキです。
元々のデッキパワー的にもこの位の立ち位置にはいたと思います。
アルファが強すぎたんだよね、マジで。
決まった時の展開能力もあるのですが、やはり課題は安定感。
そういった点では上位層とはパワーが1ランク落ちるかなと思い、このランクになりました。
・クワガタ
9弾で登場し、瞬間風速だけは高かったデッキです。
通称蝉。(自分で言ってるだけ)
元々揃った時の突破力はアルファ並みに高いので、未だに一定数の愛好者がいます。
サーチ能力が乏しい為、安定感に欠けるという点でSではないなと思ったのでここにランクイン。
クロハには強く出られるデッキなので、個人戦なら選択肢には十分入ってくるデッキかなと思います。
・デュークモン
地味な強化を貰い続けていたデッキです。
ギミックのトリガーが「消滅」なので、ドルグレがかなり厳しかったのですが、消えるとなると話は別です。
タカトもテンポロスなく張れるようになり、相手の計算を狂わせる盾焼却からのダイレクトなど派手な動きが出来るデッキです。
ウォグレXと違い消滅耐性がなかったり、DPが上がらないので簡単に除去されてしまうので、その点を踏まえると正直B+くらいが妥当な立ち位置だと思うんですが、カッコいいのと使っててかなり楽しいのでおまけでAにしておきます(忖度)
・エグザモン
ロアで出てきた新テーマのデッキです。
発表された当初からかなり話題になっていたデッキタイプです。
Lv5から発生するLV7へのジョグレス、大型デジモンの展開能力・強力な進化元効果と揃った時の防御力は凄まじいデッキです。
アルファモンやウォグレ等の1TOPデッキに対してはギミック上強く出られるのですが、クロスハート速度に追いつくにはかなり初手の条件がよくないと厳しいのが現状です。
サーチギミックが薄いんで動きが中々安定しないんですよね(´・ω・`)
植物には圧倒的な相性差で不利対面と中々厳しい立ち位置ですが、逆に不利対面以外には揃った時は安定感があるデッキなのでこの立ち位置に位に収まるかなーと予想です。
【Bクラス】
・リンクスデッキ
ロアで出てきた新テーマのデッキです。
栗原ヒナをトリガーにして特定の種族の登場時効果を使用して戦うデッキです。
まだテンプレと呼べるような構築が中々出回っていませんが、ポテンシャル自体はかなり高いデッキだと思います。
研究次第では全然環境入りもありそうな気がするので、愛好家には頑張ってほしい。
ただ周りの速度に比べて準備に時間がかかる為、今はまだこの位の立ち位置かなと予想しておきます。
ヒナちゃんかわいい。
・ブルーフレア
10弾で出たもう1つのデジクロスです。
EX-3で強力なオプションの蒼雷を手に入れたのでロック性能が上がりました。(うおおおおおお!ストレスストレス!!!)
青らしく器用に立ち回りの出来るデッキなのですが、上位層のデッキに比べるとキルターンが遅くなってしまうため、もう1歩何かが欲しいところです。
戦い方を知らないと普通に負けるので、是非一度は戦っておいた方がいいデッキタイプだとは思います。
・LOデッキ
実は昔から極稀にいたデッキタイプです。
EX-3で2色ギルモン系統がでたおかげで相手の山を削る速度が上がりました。
立ち回りを知らないと気が付いたら山がなくなって負け、が普通に起こりうるデッキなのでどんなデッキなんだろうくらいは知っておいていいかもしれません。
個人的にはこのデッキを使う人は友達にはなれないと思ってます()
準備に時間がかかるデッキなので、耐えきれるかが勝負の分かれ目なのかなとも思います。
こんな感じでしょうか。
あくまで個人的な主観・知識の中だけで挙げたものばかりですので的外れな部分もあるかもしれません。
なんでこのデッキがないんだ!!!というものもあるかもしれませんが、そういう場合は頑張って使ってデッキのTierを上げてくれよな!!!!!
◆最後に
書いてて思いましたが、最初に書いていた通り制限としてはかなり妥当な範囲かなと思いました。
個人的にはサンライズバスターはかけても良かったんじゃないかと思うんですが、あいつBT-09のカードなんですよね。
海外で出てないなら確かにかけづらいし仕方ないのかもしれません。
(アイスウォールが出来るならしてもいい気がするんですけどね…)
正直出て3か月のカード達のクロスハートのメインギミックがかかるとは思っていなかったので、そこに関しては今後のバンダイの運営・方針に委ねましょう。
ただ世界大会あるので次の制限はどんなに早くても来年の3月だと思うんですよねー…。
それまでに通常ブースターが恐らく3種(BT-11、12、13)、EXブースターが1種(EX-4)、スターターが1種(ベルゼ)と商品展開があると予想しているので、そこでどのように調整するのかは少し不安なのが本音です。
正直これ以上ゲームスピード上がると本当に「引いたもの勝ち」のゲームになってしまうので、プレイングとか構築とか関係なくなってくると思うんですよね…(´・ω・`)
まぁそれでも上で固まっていたデッキのパワーを下げることによって、Aランク体のデッキが増えた気がするので、そこに関してはかなり良い調整だったとは書いてて思いました。
9月から始まるエボリューションカップ、皆さん楽しんでいきましょ~。
それでは今回はこの辺りでノシ