私が行政書士の試験を受けなかったワケ
普段は、メイクを生業としている私ですが、実は私、行政書士を目指して勉強をしている時期がありました。
兄が亡くなって、遺言執行人となった私。
相続のことで頭を悩ませたことがキッカケだったので10年近く前のことでしょうか。
当時、亡き父が難病で在宅介護を余儀なくされていました。
病名は「進行性核上性麻痺」。
介護度は4だか5だか。
その在宅介護をしながらの勉強でした。
行政書士になるための勉強内容
行政書士になるためには、
・行政書士の業務に関し必要な法令等
・行政書士の業務に関連する一般知識等
これらの知識が必要です。
こまかく分けると、
・憲法
・民法
・行政法
・商法(会社法)
・基礎法学
ただ、行政法は厄介で、行政法の一般的な法理論、行政手続法、行政不服審査法、行政事件訴訟法、国家賠償法、地方自治法を中心に勉強します。
実は勉強が大嫌い
見てわかると思いますが、私、勉強が大嫌いです。今の今まで、まともに勉強したのは、この行政書士の勉強くらいではないでしょうか。
中学でも勉強が嫌いすぎて成績は悪かったですし、高校でも同じ。
指定校推薦で大学に行ったものの、途中で「メイク」の仕事に魅了されて4ヶ月で大学は中退。
その後すぐに東京モード学園に入学し、メイクの道を志しました。
まぁ、結果オーライなのですが(笑)
それにもかかわらず、ここまで本気で勉強できたということは、法関係が好きなのだろうなぁと思いました。
民法が1番大好き
大好きといったらちょっとおかしいですけど、行政書士の勉強で1番楽しく勉強できたのは民法でしたね。
行政書士の試験といえば、過半数が民法と行政法から出るといっても過言ではありません。
だからラッキーといったらラッキーというか……。
相続のことを1番学びたいと思っていましたが、家業が工務店ということもあり、借地借家法など不動産関係の法律も面白かったです。
でも、商法には頭を抱えましたね(汗)
自営でも大切な会社法もここに入るわけですが、まぁ私にとったらややこしくて……。
せっかく勉強したのに試験は受けなかった
テキストとノートに毎日向き合って全ての科目を勉強したにもかかわらず、試験は結局受けなかったんです。
もちろん1発合格は無理だろうなという気持ちはありました。
けれど、受けなかった理由はそれではありません。
多分、普通の人が聞いたら、
「は?そんな理由で!?」
となることは間違いありません。
けれど、私にとったら試験よりもそっちをとってしまいました。
その理由は、祭りです(笑)
私の地元では、11月におこなわれる祭りが年内最後の祭りなわけですが、やはり祭り歴26年目を迎える私としては、締めくくりに1度でも出られないというのは、豪華ディナーで締めくくりのデザートを食べないのと一緒……みたいな(笑)
私が祭りにこだわる理由は、まずこちらをご覧ください。
【秋だ!祭りだ!】やっと終わったお祭り月間|嬉しいような淋しいような
毎年の行政書士試験の日程が、この年内最後の祭りの日と必ずかぶるのです。
面白いほどにかぶるため、翌年も、また翌年も受けない。。。
まぁもったいない。
でも、きちんと勉強したことはしたし、自分の知識として頭にはすこぉ〜し残っています、(ほとんど忘れてるかも、、、)
なので、それだけは自分の財産として残しておこうと思います。
いつかは、試験にチャレンジしてみたいものです。
「行政書士資格をもったメイクアップアーティスト」というのもまた面白いコンテンツになりそうです^ ^
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