死んだフリをした母|その時息子は…
30日で10歳を迎える息子をもつ母です。
今日は土曜日で学校も休み。否応無しに私もほぼ仕事になりません。
幸い、外の現場が入っていなかったため、自宅での仕事となりましたが、まぁはかどらないですよね。
事件は朝、寝室で起きた
息子の休みの日の朝は早いのです。
なぜかというと、HDDに録りためていたアニメや映画を観るため。
とはいえ、休日ですし朝ごはんはゆっくりめに8時半〜9時くらいに食べたんです。
洗濯機回して、ベッドの上でお客様からのLINE@やブログのチェックとかしよう〜と寝転びながら携帯を触っていた私。
息子が寝室に来て、
「ねぇ〜、今日お昼ご飯カフェ行かない?」
ねぇ、、、今しがた朝ごはん食べたばかりで、母にとってご飯作りって昼何にしよう、夜何にしようとかすごくストレスなんです。
なのに、朝ごはん食べて1時間も経たないうちにこれですよ……。
まだ考えたくなーい!もう少ししたら考える〜と普通に返事してまたしばらく経った頃……
「ねぇ〜、お昼ご飯決まった?」
ねぇ、、、さっきから30分も経ってない……。
まーだー決めてなーいー!!!とちょこーっとキレました。
そしてまた30分後……息子の足音を察知した私はベッドで眠るが如く死んだフリを決め込みました。
息子の反応は?
息子の反応はというと、最初は、
「母ちゃんまた寝てるよ…」
くらいの温度感で、私の体を手で揺らし、
「ねぇ〜もうお昼だよ〜?おーきーてーよー!」
と言ってきました。
まぁ、デフォです。
問題はここから。
「ねぇ〜え〜!……???ねぇ〜ってば〜!……??」
体をいくら揺り動かしても瞬きすらしない母の体。
上の言葉を幾度となく繰り返した結果、ギャン泣き。
「おーーかぁーーさぁーーーーん!!んあーーー(大泣)」
おいおい、もう10歳になる男の子がそんなまぁ……。
息子はある行動に出た
ひとしきり泣いた後、息子は気づいたようだ。
これは誰かに電話せねばならん!
と。
おもむろに私のiPhoneを手に取り、必死に私の顔でFace IDでロックを解除しようと試みるも目を開けていないから失敗。
息子は無理矢理私のまぶたを開けさせようとするも、不器用だから両目を開けさせることができない。
もうこれ以上イジワルはあかんと思った母は、
「バァァァァーー!!!!!」
っていうハイテンションで声高らかにネタばらしをしたら、何も言わずに息子は私の胸にポスンッと顔を埋めて、
「生きてて良かった……怖かった(小声)」
と呟いた。
(あかん……完全に母がやり過ぎた 汗)
息子を抱きしめて、
「ごめんよぉ〜、、、ちゃんと生きてる!!」
と、低血圧でホントはフラフラだけど、いつもの5億倍は元気アピール 笑
すると、息子がむくれてこの表情。
おわかりいただけるだろうか。
完全にむくれている10歳児への階段を歩んでいるこの唇を。
償い
母は償いとして、息子の大好きなカフェにランチに連れて行くことになりました。
大好きなランチメニュー、ドリンクを飲めてもうご満悦。
母はやり過ぎ注意!
息子は、本当に私を愛してくれているんだなぁ……と、どこぞのメンヘラ彼女みたいな愛情確認になってしまいました。
36歳になる母、反省します。
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