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娘、3歳前夜
明日で長女が3歳になる。
あまり考えないようにしてたけど、2歳の娘に会えるのは今日が最後。
日を跨げば明日はもう3歳の長女だ。
長女が0歳から1歳になる時、日付が変わる直前に授乳をしながら号泣した。
それはもう嗚咽するほどに。
長女はとにかく寝ない子だった。
夜も細切れ、昼間はずっと泣いてる、基本ぐずぐず、哺乳瓶拒否で完母。
睡眠時間をまともに取れない状態で泣きっぱなしの赤子のお世話をし続け、私は簡単にに精神崩壊し、夫には別人と結婚しているようだとも言われた。
(結局初めて夜通し寝たのは2歳6ヶ月の時だった)
そんな真っ暗闇の中の育児だったけど、それでもやっぱり我が子は可愛くて、一年の間での脅威的な成長を振り返って急激に愛しさがこみあげ、と同時にもうこの姿の娘にはもう会えなくなるんだという事実がブワーッと襲ってきて、涙が止まらなくなった。
頑張ったね、私。頑張ったね、娘。
ありがとうね、ありがとうね、大好きだよ、もう二度と今のあなたに会えないの寂しいよ、って。
、というのが0歳から1歳の時のことで、
今回の2歳から3歳も当時と同じ現象が起きている。
(何故か1歳から2歳については記憶がない。笑)
最近は特に言葉で気持ちを伝えられるようになり、社会と自分の内側の両方を考えられるようになってきている気がする。
もう驚くほど人間になった。
毎日え?とびっくりするような表現をしたり、子ども特有の純度150%の心で接してくれる。
今日なんて、私が娘を叱った際しばらくしょんぼりしてると思ったら、目に涙を溜めて「仲直りしよう、だってママのこと大好きだから!!」と唇をへの字に震わせながら伝えてきてくれて、なんてストレートな表現だろうかと心底感心した。(そして泣いて速攻ギューした。)
こんな風にいつまで真っ直ぐぶつかってきてくれるのだろうか、そして小さな体で感じたたくさんのことをいつまで楽しそうに伝えてくれるのだろうか、と思ったら今が本当に尊くて、誕生日前夜は涙腺が阿呆みたいに決壊してしまうのだ。
娘、いつもありがとう。
私はあなたに教えることなんて一つもない。
いつも私が教えてもらってばかり。
毎日楽しく健康に過ごせるように、いつでもサポートするからね。
3歳もたくさんよろしくね。
そして娘よ、頼む、とりあえず寝てくれ。
(昼寝なしで遊び倒し22時現在未だ寝ない)