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心の距離も 体感距離も0m! DEAN FUJIOKA ”FamBam Link 2024 大阪”(+ SUPER POP JAPAN 2024セトリおまけ付き)


DEAN FUJIOKAのコミュニティネーム”Fam Bam”は、2024年9月スマートフォン専用アプリとして新しく生まれ変わった。
”FamBam”とは、"Family Always Means Backing Any Member" の頭文字で、「いつどこにいても家族のように支え合える仲間」を意味している。
アプリでは、”Link”(繋がること)をコンセプトに、もっと身近にもっと深くDEAN FUJIOKAとファンが繋がり、これまでもやってきたフードドライブなどのフィランソロフィー活動を長期的に実施し、エンタテイメントを通して正のスパイラルを共に生み出し、一緒に楽しむことを目的としている。

アプリの特徴的な機能「Closer to You(イマココ)」では、DEAN自身のリアルタイムな位置情報をイベント時などに発信することで、本人とファンとの「距離」をより身近に感じることが可能になった。
今回の”Fam Bam Link 2024"では実際にDEANとの距離0mを共有体験できた。

大阪と東京の2公演が行われた今回のFamBamイベント、
”DEAN FUJIOKA Fam Bam Link 2024” の1公演目、大阪で開催された様子をメモしましたのでお伝えします。(東京のメモは今回は一緒にせず改めて)

セットリスト(大阪)


Priceless
Midnight Messenger - mabanua REMIX
History Maker
Permanent Vacation - HITM Ver.
DoReMi
Go The Distance - JP Ver.
Plan B
Take Over
SAYONARA
Apple - Pandora Ver.
Be Alive
Final Currency
In Truth
Let it snow! - YUC'e Remix

1)Priceless



1本のギターの音色から弾き語りが始まった。
DEANが弾くストローク。
シンプルな白い長袖の大きめトップスにキラキラが付いたブルー系のパンツ。白いスニーカーという出で立ち。双眼鏡ではチェーンネックレスも見える。

1曲目の『Priceless』は2023年9月、自身初の日本武道館公演でのアンコールで、子供たちと舞台に上がった場面を彷彿とし、まさに過去から現在へのLink(繋がり)を感じさせるものだった。

曲の間に語りがある。
How well did you live
How well did you love
and how well did you learn to let go…
どのように生きたか
どのように愛したか
そしてどのように手放すことを学んだか…

DEANはギターから左手を離すと、その一言一言を左掌に指で文字を書くような仕草を見せた。
曲はシンプルなアコースティックギターから次第にバンドの音が重なっていき、さらにコーラスが重なっていき重層感を増した展開になった。
しかし最後のフレーズでは、再びDEANのアコギと声のみのシンプルなスタイルへ戻っていく。
311という日本では大きな出来事があったその日に、ジャカルタで生まれたこの曲を冒頭に選んだ意図は後半に明かされることになる。
観客の拍手が温かいスタートだった。

暗くなった舞台上には机があり、右の横顔のDEANが机の上のノート型PCを開いて何やらキーボードで文字を打ち込んでいる。
Enterキーを打ち込みしばらくすると、あの印象的な "ピコピコの" イントロが始まり頷くDEAN。立ち上がると中央のマイクスタンドへ歩を進めた。

2) Midnight  Messenger - manabua REMIX


印象的なピコピコ音のイントロに懐かしさと同時にこみあげてくる感動。
イントロですでに観客席の反応は良く、歓声が上がった。
立ち上がりペンライトを振る人たちも。
2021年のMusical Transmute ツアーではメドレーの一部としてサビから歌ったが(しかも飛び跳ねながら!)久しぶりに聴く、しっかりとしたフルコーラスのMidnight Messenger - mabanua REMIX。
スタンドマイクの前で両手で手振りをしながら歌うDEAN。
1曲目では声の調子まではあまりわからなかったが、高音を効かせるこの曲「途切れぬように~♪」が展開していくファルセットがとても良く、今日の調子の良さを伺わせた。
曲が終わり暗転してもしばらく手拍子が続き、手拍子は拍手と歓声に変わっていった。

3)History Maker


DEANが空中でピアノを弾くように指を動かすと、ピアノのイントロが始まった。流れるようにこぼれるように。
これがHistory Makerのイントロとは意外だった。
主にコード進行のみでシンプルな伴奏。
歌声を全面に出したHistory Makerだった。
1番を歌い終え、やや間があいてから、リズミカルな6拍子を強調したピアノの伴奏が始まった。
DEANは両手を指揮者のように観客のほうへ振り、歌を届けようとする手振りをした。
上から青く照らしていた照明がmy heart on fireで赤に変わる。
さらに次第にサウンドに厚みが加わり、ドラムが展開すると壮大なバンドサウンドに繋がった。
聴かせどころの多い新しいHistory Makerだった。

4)Permanet Vacation - HITM Ver.


世界が広がっていくような電子音を駆使した壮大なイントロ。
机や椅子やパソコンがあり、部屋のようなコンセプトの舞台。
DEANはその一角にあるハンガー掛けから、白い上着を羽織り、スタンドマイクの前に立つと歌い始めた。
Liveの定番だが今まで後半の、いわゆる「盛り上がりのピーク」で聴く機会が多かったので、前半で聴ける新鮮さがある。
後ろに据え付けられた8つの四角いライトが客席を照らす。
バンドとDEANが一体となるパフォーマンスや、歪んだ音の作り出す世界観がとにかくカッコいい1曲だ。
アウトロではバンドのほうを向き、スタンドマイクを傾けながらリズムを取り、最後は腕を水平に上げバンドの音を制した。
最高にカッコいい後ろ姿のシーン、見慣れてきたけれど、大好きな人もきっと多いはず。

5)DoReMi

久しくライブではやっていなかったこの曲、ほわほわしたイントロを聴いただけで嬉しくて飛び跳ねる人多数!
DEANはハンドマイクで前のほうに出てきて歌った。

この曲の演奏は、実に2019年 ”Born To Make History” ツアー以来だ。
あれから5年!
ツアーでは振り付けがあったよね?みんな5年経って覚えているかな?忘れちゃったかな?
バンドメンバーがお手本を踊る、振付練習タイムがあったのだ、あの頃は。
DEANの持ち歌がまだ少なかったので、楽曲を全部披露しても時間を持て余し、観客が振付を練習したり合唱を練習する時間があった。
今ではDEANの楽曲の中でも、やらない曲が必ずある。むしろやらない曲のほうが多い、何と言う進化だろう。

あの当時の振付、今日は舞台上ではやらなかったが、客席ではちらほらいるのが、ABCの「C」の字を作る時に目立つのでよくわかった。
会場の手拍子もペンラの動きも揃っていた。
DEANは「DoReMi」と歌いながら観客のほうにマイクを向けて笑顔を見せた。
最後の「いろはにほへとぉ~↑」はちょっと息切れしそうなDEANだったのが微笑ましかった。

MC【1】


「ただいま、大阪!」
(「おかえり~」との声声声)
「FamBamLink 2024へようこそ!
改めまして、DEAN FUJIOKAです、よろしくお願いします!」
(拍手・歓声・DEAN~と呼ぶ声)

「皆さん、わたくし、この会場初めてです。
名前、名前ですねこの会場の。クールジャパンパーク大阪、WWホールの皆さん、本日はお集り頂き本当に本当にありがとうございます!」
(拍手)
「FamBamLink2024、いよいよ始まりました!
FamBam、ネクストレベルへの挑戦ということでね、第一歩となる本当に貴重なライブだなと私、思っております。
今回大阪からスタートすることができて、前回のビルボードライブツアーも夏周ったんですけど、その時も大阪スタートで、来てくれた方。
(たくさん手が挙がる)
ありがとうございます!え?そんなに人、入れた?
(観客笑)
ありがとうございます!4まわし(4公演)、しましたからね?大阪ね。はい、ありがとうございます。

まずはね、新FamBamへようこそ!(拍手・歓声)
そして、大半がそうかな?おかえりなさい、おかえり!
(「ただいま~」と観客)

そして言わせてくれ、ただいま!

(「おかえり~!」と観客)

ありがとうございます!
旧FamBamから新FamBamへと日々挑戦を続けております。
わたくし、DEAN FUJIOKAとしてチーム一同みんな協力して。
今回のFamBamLink2024、なぜLinkというのか。
「繋がり」を大切にして、これまでの繋がり、そしてこれからの新しい繋がり、そんなFamBamの歴史を一緒に作っていけたらなぁと思っております。
そんな空間になるように、今日はセットリストとか色々、練りに練って考えてきたんで、最後まで一緒に楽しんでいきましょう!(拍手・歓声)
ありがとうございます!

そこで「天の声」
「Deanさ~ん、皆さ~ん、こんばんは~!
高いお空から失礼します、天の声で~す!」

(拍手)
天「本日はようこそお越しくださいました。DEANさん冒頭から最高のパフォーマンスでしたね」
D「ありがとうございます。お久しぶりですね」
天「お久しぶりです。初めての方もいるかと思いますが、天の声です、よろしくお願いしま~す」
D「いつぶりですか?」
天「かれこれ5,6年ぶりくらいですかね。ただいま~ということで」
D「そうですね、天の声もただいま~ということで」
天「さて皆さん、5曲続けて聴いてくれたと思いますが、どうでしたか皆さん?」(拍手・歓声・「最高~」とかそれぞれに喋る人)
天「まだまだ始まったばかりですが楽しんでいただいているようですね。
さてDEANさん今回のイベントはところどころで今回の演出だったり、楽曲制作の時のことを振り返りながら、イベントを進めていきたいと思います。
まずは、冒頭から少しミュージカルのような演出を感じました。
このあたりどのような意図で演出されたか聞いてもいいですか?」

D「まずは曲を作る様(さま)を皆さんに、覗き見てもらえたらなと思って。
例えば自分がギターをかき鳴らして曲を作ったり、ラップトップ打ち込みしたり、ピアノ弾いたり、そんな生まれる瞬間ていうものを舞台風にして、自分の部屋に皆さんをお招きするような、招いてないか(笑)、透明のマジックミラーの裏から見てるみたいな、そんな覗き見主義を掻き立てる…」
天「覗き見スタイルのコンセプトですか(笑)、ありがとうございます」

楽曲の振り返り《1》


①Priceless
観客に「よかったら座って下さい、せっかくなんで」というDEAN。
D「今日はなかなか特殊な構成になっておりまして、意外と1回1回のMCがしっかり喋るっていうね。(拍手)5曲一気にやっておきながら、いきなりこうMCが長いっていう」
天「皆さん喋り出したらザワザワ。皆さん喋りだしたら座っていただいて構わないので」(座り出す観客)

D「あの『Priceless』、この曲説明しますとこの話、いろんな所ですでにしているんですけど改めて。
2011年の3月11日に自分はジャカルタにいて、この曲レコーディングしてたんですね。
ま、その時、ファーストアルバム『Cycle』作ってて、もうあと残すところ何曲かっていう時に作っていたら、わたくし、ご存じかどうか知りませんが、福島県の生まれで、故郷が大変なことになっているのをTVのニュースで知りまして、それで、その時の思いを込めて作ったそんな1曲になっております」

②Midnight Messenger - mabanua REMIX
D「これはですね、日本で活動を始めた頃、まだ日本に住んでいなかった頃ですね。この曲でライブをやろうという運びになりまして。
その時に、ミニバンドみたいなのを結成したんですけれど、そこでメンバーのひとりだったmabanuaさんにリミックスを作ってもらいたいとお願いをして。
東京でやるライブのために作った、自分にとっては日本で、まだ日本に住んでいないんだけど「日本に来た!」みたいな感覚だった頃の、そんな日々を思い出します、この曲を聴くたびに」

③History Maker
D「この曲こそ、そのあと初めて日本で制作した曲ですね。だからこの曲があったから日本に制作のベースを持っきっかけになったという、運命的な曲なんですが。最初「歌詞を書いて歌ってほしい」と言うお話だったんで、ユーリ!オンアイスの主題歌として。
で、やっているうちに、どんどんちょっとディズニーっぽい感じの曲だったのが、イケイケになって、自分の趣味になったっていう。(笑)
ま、アスリートを応援する気持ちであったり、挑戦する人たちを応援して背中を押すようなそんな一曲になったらいいなぁと思って『History Maker』の歌詞を書いて、サウンドもそういう、血がたぎるような曲になって、結果こういう形になりました」

ここで時間が押してしまうので、4曲目から話のテンポをあげるように指示がある。

④Permanent Vacation
D「映画『結婚』のチームはですね、監督(西谷監督)を筆頭に、朝ドラ『あさが来た』のチームだったんですね。
なので「朝が来たらどうなるのか」っていうところから歌詞を書き始めて、その歌詞に合わせて、似合うようなサウンドを作っていったっていう、そんな生い立ちの曲になっています。
ちょっと尖った電子音楽で「明日どうなるかわからない」みたいな感じを表現しています」

⑤DoReMi
天の声さんからの「かわいい曲ですよね」の問いに。
D「かわいいですよね、これ。当時、皆さんご存じか僕わからないですけど、トラップっていうヒップホップの一種みたいなのにめっちゃ好きでハマって聴いていて。
どうやったら健全なトラップの曲を作れるかっていう。
子供から大人までみんなでお茶の間で親しめるようなトラップの曲を作ろうと思ってDoReMiというタイトルを付けました」

ここで「お着換えの時間」となり、観客ザワザワ

D「お?さんざん着替えたのに(笑)まだ着替える?3着目4着目?ちょっと。すごいね。じゃ、ちょっと待ってもらってもいいですか?すみません、すぐ帰ってきます!」(拍手に送られ、下手(しもて)へ下がるDEAN)

バンド演奏がはじまり、しだいに宇宙的な『Go The Distance』のイントロになっていく。

6)Go The Distance - JP Ver.


イントロが始まるとDEANはハンドマイクを持って下手(しもて)から軽快に飛び出し中央で歌い始めた。
キラキラの黒の上下に黒いエナメルシューズのDEAN。インナーもピカピカしているのが見える。
Musical Transmute Tour を思い出す曲だ。
当時は日本語と中国語の語りを1曲の中に両方組み込んでいたが、今回は日本語バージョンだけだった。
疾走感のあるサウンドが心地よく、DEANは歌いながら下手(しもて)と上手(かみて)へ走っていき、観客を盛り上げた。
最後はバンド側を向き舞台の奥へと離れて行った。

7)Plan B


再びスタンドマイクの前に立つDEAN。
少ない音数でしっとりと聴かせる始まりだった。
スクリーンには形を変える物体が浮かび上がる演出。
「Something greater is  waiting for you…」のところは客席が暗転し緊張感を高め、その後の爆発力はライブという共鳴が最大限に発揮された。
スクリーンには赤と青の雲の形のグラッフィクで「DEAN FUJOKA」との文字が力強く連なった。激しめの音楽にしてはちょっと可愛らしい字だった。
スタンドマイクからマイクをはずすと「Plan B, You'd better have it 」最後に一言残し、曲は途切れずに次へと繋がった。

8)Take Over


前曲から音が繋がったまま気持ちよくイントロが始まった。
スクリーンの雲の字体が「Take Over」に変わった。
やや歌声が上ずり、声を力で制する雰囲気もあったが、音を切るときに口元からスタンドマイクをはずすパフォーマンスがカッコいい。
ハンドマイクを右手に持ち、左手で振りを加えたり握りしめたりの歌唱。
中国語の歌詞になるとマイクを持ち換え、空気感の変化を演出した。
観客席の温度もかなり上がってきたのを感じたのは、終わった瞬間の熱狂的な拍手からだった。

9)SAYONARA


さきほどまでの激しさをクールダウンし、木内プロにスポットライトが当たり、ピアノの流れるような美しいイントロから始まった。
しばらくMusical Transmute ツアーを思い出させるナンバーが続く。
DEANのハンドマイクを駆使した伸びやかなボーカルに、美しくコーラスが重なっていく。
中央に立ち、顔を舞台の下手(しもて)と上手(かみて)にも向けながら歌っていた。
オレンジ色の光が上から横から舞台をやわらかく包み込んだ美しい情景だった。


MC【2】


さざ波のような拍手のあと、余韻を感じる時間少なめで天の声が(笑)

天「DEANさんDEANさ~ん、再び天の声で~す」
D「すごくいい雰囲気だったのに何なの。(笑)いまちょっと余韻?だよねぇ。今のねぇ」
残念そうだがお茶目な笑顔のDEAN。
天「ちょっとなんか巻き気味っていう噂を聞いて」(観客笑)
D「食い気味だったよねぇ。いやぁびっくりしました!」
天「雰囲気壊さないように」
D「まぁまぁまぁ、いいでしょう」
天「お許しください」
D「進行大事ですからねぇ。そんなに押してんだ、いま現場」(笑)
言いながら下手(しもて)側を見るDEAN。
天「あの(天の声なので)上に居るので上を見ていただいていいですか?目が合っている気がしてならないんですよ」(観客笑)
DEANちらりと天井を見上げてまた前へ向き直る。
D「そうすると首が疲れちゃうんで(笑)進行したほうがいいんじゃないですか?これ」
天「じゃ、はい、ということでね、衣装がキラキラということで」
D「あ、キラキラしてますね」
キラキラジャケットを見せて下さいとの天の声の勧めで、DEANがキラキラのジャケットの後ろ姿で舞台を練り歩き、拍手と歓声で大いに沸く会場。


楽曲の振り返り《2》

 ➅Go The Distance -JP Ver.
天の声「ゲームの主題歌の曲でしたね」
D「そうなんです。中国のゲーム会社のスマホゲーム。日本語のタイトルがわからないんですけど「チャイニーズ  ゴースト  ストーリー」っていう物語があって、それの主題歌になっておりまして。
中国語版がね、ゲームのエンディング ソングって何て言うんでしたっけ。
ゲームの場合って何て言うんだろうね?キャンペーンソング?コンセプトソング?主題歌っていうのかな?と思って。
ま、いいや!わかんないけど、日本語と中国語バージョンと、ちょっとキーが違うっていいうね、そんな仕掛けになっております」

この答えにコメントせず、さくさくと進行しようとする天の声に
D「あ、なんかだいぶ大雑把」(観客笑)「そんなに巻いて」


⑦Plan B
D「当時そうですね、日本語の歌謡曲をガンガン聴いて一時期、昔の日本の曲って結構ドープな曲多かったじゃないですか。まぁご存じかどうか知りませんが。
結構こんな、なんか濃ゆい、ドロドロというか、深い表現があるなみたいな。
改めて発見が沢山あって、それをこう自分のなかで消化して、ポンと出してみたら、キメラみたいな構造の一曲になってしまったというね。
コロナ禍において、プランBを持つことの大切さっていうことを歌った、どこでいきなりガクンとレベルが変わるかわからない、そんな構造的な変化の表現をしている曲になっております」

⑧Take Over
D「(天の声に)さくさく行くね~(笑)。
『Take Over』 もデジタルの世界に飛び込んでいこうっていうね、当時おうち時間が皆さん多かったと思うんで。
それでもエネルギーはあるわけじゃないですか、生きているから我々はね。
それをこう奥の奥のミラーワールドにポジティブな意味で飛び込んでいく、そんな疾走感のある曲になったらいいなぁと思って作りました」

⑨SAYONARA
D「これは子供の時に見た、某サントリーさんのペンギンのCMの主題歌だった松田聖子さんの『Sweet Memories』じゃなくて、もし自分があのCMに曲書くとしたら、どんなの書くかな~と思って。
アンサーソングみたいな感じで、自分なりに作ってみた曲になっております。
わかります?どのCMか。わかんないよね?わかる?
わたくし、子供の時にね、あれはペンギンのラブストーリーみたいなCMがあったんですよ。
ちっちゃい頃に見てたから、あんまり覚えていないんだけど。その時に。
ちっちゃくなかった?」(観客笑)
「まぁまぁまぁ、そうそう、自分はね、すごく『SweetMemories』って曲は物心ついて最初に聴いた歌謡曲かなっていうくらい、母親の影響だったりして。だからそれに対してのアンサーソングみたいなものですね」

天「皆さん、黒のキラキラ衣装ともこれでお別れです」
D 「え、一瞬だったね!これよくない?これ気に入っているんだけど」
天「今のうちに端から端までのお客さんに見せてください」
D「そういう時間は頂けるの(笑)。(衣装見せて)これ良くない?」
と端から端まで見せにいく。
D「行ってきます!この後はステージのほうは、FamBamLinkバンドのみんなにお任せします。どうぞ!」
(再び着替えのために下手(しもて)へ下がるDEAN。舞台では演奏が始まった)

演奏はFam Bam Link Bandの全員と、メンバー1人1人のソロで構成された。
ソロの順番は(下手)から順に、ニカちゃん(ベース)、しらねくん(ドラムス)、ケンティー(ギター)木内プロ(バンマス&シンクマスター)(DEANさんが呼んでいる呼び方で)。
4人のソロが終わると楽曲は途切れることなく『Apple』のイントロになった。DEANが上手(かみて)から登場した。

10)Apple - Pnadora Ver.

真っ赤なロングコートのフードを被り、濃い赤色のトップスと赤いパンツ、全身赤で登場した、今回最も迫力を感じさせる衣装のDEAN。
歌が始まる直前にフードを後ろへ取り去り、青い照明が照らすなか渾身の歌唱を繰り広げた。
ライブパフォーマンスも板につき、低音ラップからの高音。ロングトーンも良く伸びて、パフォーマンスもカッコいい。
3回目「赤いリンゴ」の口元を押さえるいつもの振り付けも見どころだ。
スクリーンには目の大きな女性ノアニメーションが少し悲しみをたたえた表情で映っている。
歌唱後は悲鳴のような歓声が上がった。

11)Be Alive

すぐに『Be Alive』の蜂ブンブンのイントロ。
『Apple』から『Be Alive』の流れは「風とロック芋煮会」でも経験しているが、この流れは最高だ。
歪んでいく音を生み出すグルーヴが心地良い。
来週スタジアムを揺らすパフォーマンスが想像できる音の洪水。
DEANは右手でハンドマイクを持ち、オレンジ色のライトが照らす中、左手で手振りをしながら熱唱した。

(追記:ちょうど1週間後の11月10日(日)、 Super Pop Japanの出演でも『Apple』から『Be Alive』の流れだったので、今思いつきで、最後にSuper Pop Japanのセットリストを追記しました)

歌詞が力強く心に入り込み、エネルギッシュなサウンドとともに身体全体に沁みわたっていく。
間に入ってくるしらねさんのパワフルなドラムスも良い。
第五人格の決勝戦で初披露して以来、風とロック芋煮会を経てパフォーマンスが安定していると感じる。パフォーマンス向きの楽曲だ。
ラストはバンドのほうへ向き直り、拳を突き上げた。

12)Final Currency

『Apple』、『Be Alive』、そして『Final Currency』…。
ライブパフォーマンスを意識した最近の楽曲の流れである。
聴くのは武道館以来だが、さすがラップの詩人であり、全く違う世界に運んでくれる。
やや長い静寂あっての「例えば」が入る間の取り方も良く、自然にそして確実にDEANの音を渇望してしまう。

「La-a」のところ伸びやかに天上へと舞い上がるようだった。
そして最後の「Time Time…」ではパンチを効かせ、一気に天上から地上へ舞い降りる。
白いライトが点滅し、深紅の衣装が映えた。
このわずかな表現力だけでも違いを見せられるところが圧倒的だ。

歌い終わると両手を広げ、拍手に応えるDEAN。
胸に手を当てて深々とお辞儀をし、何も言わずに、笑顔で舞台を去った。

手拍子でアンコールを求める観客

13) In Truth (アンコール)


大きな拍手で迎えられ、DEANはスタンドマイクの前に立った。
また元の、白い長袖Tシャツ、スパンコールがキラキラした青いデニム風パンツ、そして白いシューズ。
拍手がやがて静寂になりイントロが始まると、ギターの出だしにわずかな悲鳴が聴こえた。
それは今年唯一の新曲『In Truth』。

背景のスクリーンでは、グラフィックな絵がピンク→青→紫→ピンクへと変わっていく。
台湾のホテルでドラマ『次の被害者2』撮影中に作ったというこの楽曲。ゆったりしたBPMが心地よい。
日本語版の歌詞で歌うDEANのクリアな声が会場に響き渡った。
それぞれの胸に沁みわたったことだろう。本当に今日はいい声過ぎる!
スタンドマイクに片手づつ手を添え、時に、両手を上に向け歌う姿を目に焼き付けた。
アウトロになると木内プロのほうに顔を向け、最終盤ではバンドのほうを向いた。ポロロロン~と終わると、曲の余韻が残った。

MC【3】

曲の余韻で静まり返る場内、DEANが口火を切った。
「アンコールありがとう。(拍手と歓声)
Fam Bam Link 2024 大阪、今日このステージを支えてくれた最高のバンドメンバーを紹介します!
その名もFamBamLinkバンド!
まずはon Drams、シラネ ケン! (拍手)、on Bass、ニカちゃん!(拍手)、そしてon guitar、ケンティ!(拍手)、バンマスそしてシンクマスター、木内プロ!(拍手)
そしてわたくし、DEAN FUUJIOKA!(どよめきと拍手)!ありがとう!
そして最後に忘れてはならない大阪の皆さん!いえーい!(沸く観客)
どうなんだ?もう一度いけるのか、大阪のみんな!(観客いえーい)
それでは、皆さんまた近いうちに会いましょう!さよなら!」
とすかさず観客に背を向けるDEAN。(え~!?)


天の声「ちょっとちょっとDEANさん、DEANさん何を終わらせようとしているんですか?」
DEAN「巻いた方がいいのかなと思って。新幹線の時間が」(笑)
天 「違いますよ。まだまだ終わりたくないんですよね?皆さん、
ここからはDEANさんとFamBamの皆さんがLinkできるような企画をすすめていきたいと思います」(拍手と歓声)
D「はい、来ました!」
天 「バンドの皆さんもお客さんの皆さんも座っていただくと良いと思います。(観客着席)
今日の選曲について聞きたいと思います。どのように決めたんでしょうか?」

D「えっとですね、FamBamアプリからリクエストを集計させて頂きまして、古い順に並べたという形になっております(拍手)
気付いた人、いるんでしょうね。どれくらいで気づいたか?
2曲目ですでに気づいたという方?(数人挙手)
嘘でしょ?
(でも前からリリース順にやるという情報?は出ていいましたけどね?)
3曲目で気づいたという方?(数十人挙手)
いやすごいね。もう相当ですね。10何年前ですよこの曲。ありがとうございます。
4曲目!(数十人挙手)みんな、すごいね。
なんかさ、1曲づつ最後まで聞くのかっていうね(笑)
ちなみに、にかちゃん、何曲目で気づいたでしょうか?」

急に話を振られた、にかちゃん「3曲目」
D「あ、ほ~う」(観客拍手)にかちゃん中国から帰ってきたばっかで」
笑顔になるにかちゃん。

天「ちなみにみなさんは、自分の推し曲は聞けたんでしょうか?」(拍手・は~いの声)
天「ちなみに、今日は開始時間にFamBamアプリのCloser to you イマココを実施しましたね、皆さんできましたか?どうでしたか?」
(「できました〜!」の声と拍手)

D「自分は、やる前まではさ、どんな感じなのか実感がなかったけれど、この前ジャカルタでやった時に、5000キロくらい?」
(「遠かった~」との会場の声)
D「遠かったよね?びっくりしちゃった。方角とかも含めて、しっかり動くんだな~と思って。
やっぱり、新しい試みはしてみるもんだな~って思いましたね。(拍手)
ありがとうございます。
ちなみに着想が面白くて、よくイスラム教徒の方ってメッカのほうに向かってお祈りするじゃない?あれ、面白いよねっていう、そういう全然違う話から、そういう機能あったらお互いに距離感がわかるから面白いよね、っていうのがあって技術的にも可能にしたものです」(拍手)

天「これからも新しい機能をどんどんリリースできればいいなぁと思っております。皆さんお楽しみに」(拍手)

◆質問コーナー◆


事前に募集した質問の中から時間の許す限りDEANが答えるコーナー。
DEANが質問BOXの質問を引き、席番号を言う。
該当の座席のあたりが正面スクリーンに映し出され、DEANは質問者の位置を双眼鏡で確認し、質問に答えるという流れ。

★飛行機が飛ぶ、ふわっとする瞬間の過ごし方
D「何だろうね、あの瞬間がいちばん眠くなるっていうね。
なんなんだろうね。いちばん寝ちゃうかも。
タクシー状態じゃないけど、飛行機がそろそろ離陸するっていうとき、に入って、飛ぶ頃には爆睡。
安定飛行になったらお腹空いて起きるみたいな。
昔そうじゃなかったんだけど、何なんだろうな。
結構オーバーナイト(深夜に飛び発ち翌日到着する便のこと)が多いんだよね。
機内の快適な過ごし方、寝る。
寝るのがいちばんいい。
よく言うんだけど飛行機ってすごいスピードで動いているでしょ。新幹線とかも。
そういう状態って人体にとっては高エネルギー状態になるから、本当は何か作業したほうが、はかどるの。いいらしいです。だから寝る。
寝るを演出するみたいな。睡眠第一」

★Deanさんが最近食べられるようになったものはありますか?コーヒー以外 
D「う~ん、え~と何だろう、あんまり無いかなぁ?
基本何でも食べれるんだよなぁ。
豆腐が食べられるようになったって人にさっき会いましたけどね。(笑)
答えになっていないですけど基本何でも食べられる。
小麦は食べれないですね、相変わらず。ちょっと考えておきます!またアプリでって事で」

★大阪でプライベート旅行に行くとしたらどこが良いですか?
D「どこの方ですか?京都?たぶんまのまのさんのほうが詳しいですよ。今日来ているお客さんからちょっとね、皆さん、大阪旅行行くとしたらどこがいいですか?USJ?じゃあUSJですね。
私は食べ歩きみたいな感じで自転車でプラプラするっていうのが楽しいですね。
迷ってもすぐ復帰できるから街の造りが。
パッと思い浮かばないですけれど。バンドメンバー大阪の人いないですよね?(笑)USJ」
そのあと木内プロがUSJでサウンドのお手伝いしていたことがわかり、拍手で終了

★ヒゲオカさんかツルオカさんか、みんないつもザワつきますが、その日の気分で変わるのですか?(観客大受け)
『次の被害者』の時はどうでしたか?
D「これはですね、実はヒゲ…書いてますからね(悪戯っぽく笑う)(どよめく会場)
ほんとに。いやちょっとあれですよ、ヘアメイクさんにほんとに足してもらって。
いや迷ったの、剃ろうかどうか。だからね短か過ぎると迷うことがあるんですよ。もうあと1日2日寝かせればちょうどよかったんだけど(会場笑)
それ何日ものですか?
わたくし、そのまんまにしているとすごい、長くなるっていうか、なんだろうな、ちょっとそういうのやりましょう皆さん。(拍手)無人島か何かで。
あの『オラン・イカン』っていう映画があるんですけれど、つい数日前公開になりまして。
インドネシアで撮ってるんですけれど、その時にね、ヒゲ剃るなんていう環境じゃなかったから、天然のヒゲ伸ばしてました。
あ、そうか見れないか、大阪だと。どうしたらいいんだろうな。配給会社、どなたか知り合いいませんか。私も頑張れよって言われましたけれど。(拍手)
皆さんも良かったら、インターネットっていう便利なツールがあって、東京国際映画祭のPR部門、東京国際映画祭の主催運営側にガンガン『オラン・イカン』大阪でも見せてくれってリクエスト入れていただけると大変助かります。ありがとうございます。よろしくお願いします。

◆グッズ紹介
座るDEANのサイドテーブルに、いくつかのグッズが運ばれ説明するDEAN。
まずは、キルティングトートバック
「こういう番組あるよね。中国のモノ紹介でさあ、一瞬しか見せないやつ。あれ凄いよね」
続いてバスソルト、レターセット、ピンバッチを紹介。
タオルも売り切れてしまったそうで、通販も検討しているとのこと。
最後にバッグの中を開いて裏地を見せる。机に置くを乗せるとバッグが倒れる。
「自分が使いやすいのっていいよね。自立できないバッグ…」
DEANは自立できるバッグが好みであることは間違いなかった。(笑)

◆神木のタップダンス(天の声、そしてアプリからのリクエストに応えて)
D「ちょっとタップシューズをね、持ってきてないのよ。しかもさぁ、この素材(床)板じゃないじゃない。タップシューズ履いていないと音が鳴らないんだよね。そういうの解っているのに来る前にさぁ。」
それでもやっていただけますでしょうか?との天の声に
「じゃあたいしたことできないですけれど、実はあの、だいぶ長いことやっていないんで。
正直不動産、神木スペシャル。そうなんですよ、ミネルヴァスペシャル。
(放映は)来年?来年かぁ。来年、そうなんですよ。久しぶりに神木やるんで」(拍手)
「何しろって言うんだよ、何にも音鳴んないのにさぁ。しかも詰まっちゃうところ。どうしたらいいんだろうね、これね。でもまあ、こういう感じですよ。皆さん。見たと思うんですけれど」
DEANは神木さんの通りに最初はゆっくり、次第にリズミカルにステップを踏んでいく。まぎれもなく、そこには神木さんが再現されたのだった!!
(次第に大きくなる歓声と拍手)
「すいません、こんなんで」(拍手)

【DEANからのメッセージ】

天の声「さてさてDEANさん、今日はですね、皆さんに聞いてほしいことがあるという事で、お願いします」

D「わたくしから。そうですね、常日頃から言っていることなんですけれど、今回、FamBam、新FamBamのスタートということでね、アプリがアプリが変わったのか、みたいな。アプリになったらしいみたいなところがあるんですけれど。
どっから話すのがいいですかねこれは、天の声さん」
天「そうですね」
D「ま、夢を共有したいということですかね、皆さんと一緒に。(し~んと聴き入る観衆)
なんか…?(笑)(拍手)
どういうふうにこの話したらいいのかわからないですね。
皆さんとこういう形で改めて、大阪で会えるっていうことをね、本当にすごく心強い、そして自分の今までみんなと一緒に歩いてきた道だったり、これから歩む道だったりっていうものをね、考えたときに、セトリをなぜリリース順にしたのかっていうのは、またさかのぼってですね、単純にアイディアが出なかったからそうしたわけじゃないですよ。((笑))ネタ切れで、「もうリリース順でいいんじゃね?」みたいな感じじゃなくて。

やっぱりそのスタートから、ま、さっきも話しましたけれど『Priceless』。インドネシアジャカルタで、やっぱあの時作ってた、あの日からひとつの流れが始まったなっていうのは思うわけですよ。
日本に帰ってくるっていうことだったり。
ま、大阪に住んでね、あの五代さん『あさが来た』撮っていたこともそうだしね。
なんかそういう「文脈」というものを一緒にみんなでこうやって歌ったり踊ったりして、追っかけていった先に一番最終的にリリースがあって。
なんかさ、あの頃はこういうことしていたな、とかさ、やっぱり思い出したのよさっき歌ってて。
この曲リリースした頃は、自分はあんな感じのことやってたな~とか。
ね、大阪でみんなと一緒にあの頃かな~って、最初のフェスティバルホールだったり。
大阪城ホールでやったり。
そのあともまぁ、いろんなね、最近だとビルボードライブ大阪でやったりとか。いろんな思い出を走馬灯のように…なんか死ぬみたい(一同笑)
一昨年、次どうやって作ろうかなぁと考えた時にね、そういう文脈の中で、皆さんと一緒にこうやって同じ時と場所、時間に集まれたっていうことで、自分はどんな曲を作っていけばいいのか、次につながる指針みたいなものが、無理しなくても生まれてくるんじゃないかなぁって思ったんですね、そういうのもあるし、うん。
ま、なぜこういう形の…なんかこれ株主総会の発表みたいになってきた(一同笑)
ま、目標を明確にしたっていうことですね自分は。
東京ドーム公演を成功させるっていう…。
(観客の大きな拍手)
エベレスト登る気分でさぁ、でも言わなきゃ始まんないな~と思ったし。
できるのかっていう
(会場から「できるよ~!」の声)
そう思って思うしかない、やるって決めるしかないですよね。(拍手)

で、こっからが相談ですよ皆さん。
あの、あとね、自分ひとりでやるって言ってもそれが叶うわけではないので、ま、こうやってこの人生、ひとりひとり皆さんの人生において、こうして出会えたっていうこと、なんかその次、その先の未来をまた一緒に踏み出していけたら一緒に作っていけたらなぁと思って、そういう気持ちで『History Maker』みたいな曲を歌ったり、今日いろいろ歌っている中でね、すごくたくさんのインスピレーションを皆さんから頂いて、過去の自分の曲からもいろんなことを思い出させられて、やっぱりリハでやっているのとは違うわけですよね。
こうやって向き合って。
最後に本当に素晴らしい、音楽って素晴らしいなぁと改めて思ったし。

だから、一緒に、東京ドーム行こうよ。

(鳥肌…ふぉ~と湧き上がるような拍手)

どんくらい時間かかるか全然わかんないけどね。
けど、まぁ、ねえ、一緒にその道を作ってくれたら、力を貸してくれたら嬉しいなって思って。(拍手)
ありがとう。
みんなね、ここからまた、自分は新しい曲を作って、いろんな試みをトライして、FamBamのアプリもそうだし、色々とトライしていくなかで、新しい可能性が生まれていくのかなって思ってて、行こうよって言ったらね、なんかその、ドームまで遠いって言うと、達成できるのかって具体的な絵は見えない、正直。
でも、まぁあきらめずに、今すべきことをコツコツと真摯に向き合ってやっていくことかなぁなんて思って。
ま、生きてるっていうことが、もうその時点で可能性の塊だと思って生きているので。生きているっていうことに、すべてをかけて、みんなと一緒に奇跡を起こす。(拍手拍手拍手)
そのために力を貸してください。(止まらない拍手)
ありがとう。
いっそう夢に近づいた感じがしますね。

天の声さんが入ってくるとなんかね、なんかちょっと結婚式の司会みたいだね?」
天「声質変えたんですよ?(笑)じゃ最後は盛り上がっていきましょう。ぶち上げタイムで終わりましょう!」
D「みんなぶちあがっている。最後何になるのか!
皆さんからいただいた貴重なリクエスト。発表します。それではこの曲いってみましょう!お願いします!」

かかったのは『Let it snow! - YUC'e Remix』
以前もラストにこの曲がかかったツアーがあり懐かしく感じる。

D「おおなんと!」
天「皆さん、バンドメンバーの皆さんに拍手をお願いします!」(拍手)
D「すごい展開ですね。最後の企画が『Let it snow!』 いやもせっかくなんでみんなで歌おうかな。
FamBamっていうからFamBamDean!」

ここでコール&レスポンス
D「FamBam!」みんな「Dean!」
D「Fam Bam!」みんな「Dean!」
D「ありがとうございました!
それでは改めて、Fam Bam Link Band の皆さんに大きな拍手!
にかちゃん、しらねくん、ケンティ、木内プロ!ありがとうございました!」(バンドメンバー下手(しもて)に下がる)

D「いや~本当に、ひとりになってる。
ところで皆さん、もう1個だけ。
告知というかね、嬉しいニュースです、自分にとってすごく。え~やっと皆さんと一緒にこれを共有できる。というわけで!じゃじゃん!
(画像がスクリーンに出る)

DEAN FUJIOKA 2023 Stars of theLid at 日本武道館のライブが、DVD発売になります!(歓喜の悲鳴と歓声と拍手)
長らくお待たせ致しました!嬉しい~!ありがとうございます!
詳細は後日発表しますので、FamBamアプリを是非チェックしてください!
ありがとうございます!
え~なんかねぇすごい、頼もしい、謎の展開になっちゃったんだけど。
そして歌っちゃう?ボリュームあげて?」

会場に流れる曲の音が大きくなる。

「時を止めて~ 伝えてよ~ "What is Happiness"」
と最後のフレーズだけ歌うDEAN。

D「ありがとうございました!
DEAN FUJIOKAでした!
みんな最後にでっかい声で頼むよ、GoodBye言うても」
みんな「また会える!」
D「どうかなぁ…もっと行けるんじゃない?もっかいいくよ!GoodBye言うても?」
みんな「また会える!」
D「さあ、今日イチでっかい声出して。行くよみんな、Good Bye言うても?」
みんな「また会える!」
D「はい、ありがとうございました!DEAN FUJIOKAでした!」
大きな拍手と「DEAN~」との呼び声の中、いつものようにみんなで記念写真を撮り、あっという間に舞台袖に颯爽と消えるDEAN。

アプリでつながるDEANとFamBam。
新たな目標に向けて、最高の旅立ちとなった。
グッバイ言うてもまた会える!!

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【おまけ】

SUPER POP JAPAN 2024セットリスト
(1週間後の11月10日(日)開催)
@大阪パナソニックスタジアム吹田

①Final Currency
②Apple - Pandora Ver.
③Be Alive
④Take Over
⑤In Truth
➅Plan B
⑦Permanent Vacation - HITM Ver.
⑧History Maker

義理ママの具合が悪くて、行けなかったSUPER POP JAPAN…
セトリだけ載せさせて頂きます。
義理ママは一命をとりとめることができました。
結果、行けたかもしれないけれど、
家庭平和が世界平和に繋がるので、
選択は間違っていなかったと思いたいです!

(再掲)長文お読み頂きありがとうございました!
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