ある農夫とロバの物語
人生で起こることひとつひとつに立ち向かって、希望を捨てず、一歩一歩進んで行かなければならない。わかっていることだけれども、内省させてくれる、とても簡単に書かれた物語を読んだ。
ある日、農夫のロバが井戸に落ちてしまいました。ロバは何時間も泣き続け、農夫はどうするべきか考え、「ロバは年老いているし、助けるのは不可能だ。」と井戸をふさぐことにしました。
そして、近所の人たちを呼んで、手伝ってもらうことにしました。みんなでシャベルを持って、井戸に土を入れ始めました。 ロバは、何が起こっているのか気づいて、ひどく泣きました。でも、みんなが驚いていると、ロバは静かになりました。
何回かシャベルで土を入れた後、農夫は、井戸の下を見ました。彼はその光景を見て驚きました。シャベルの土が、ロバの背中に当たるたびに、ロバは驚くべきことをしていたのです。
近所の人たちが、ロバの上に土をかけると、ロバはそれを振り払って一歩上に進みました。やがて、ロバが井戸の縁に達して、嬉しそうに井戸から出て行ったのを見て、みんなびっくりしました。
人生は、あらゆる種類の土をかき集めてくるようなもの。井戸から出るコツは、落ちてくる土を振り払って、一歩踏み出すことだった。悩みの一つ一つが踏み台になる。私たちは、立ち止まらず、あきらめずにいるだけで、最も深い井戸から抜け出すことができる。 振り払って、一歩を踏み出そう。
幸せになるためのシンプルな5つのルール。
1. 憎しみから心を解放する - 許す。
2. 心配事から心を解放する - ほとんど起こらないから。
3. シンプルに生き、今あるものに感謝。
4. もっと与えよう。
5. 人にはあまり期待せず、自分にはもっと期待する。
自分に降ってくる困難や問題というのは、解決できるから、あらわれてくる。それにうまく対処して、一歩進めば、絶対に幸せになる方向に近づいている。