生き抜く力~茉莉の10年
先日から何度か、
映画『余命10年』の感想を書きました。
・その日がくるまで
・柔らかな屋根のように
・うるうびと
結局3回も観に行って(笑)その都度 とても清々しく気持ちの良いものを受け取るので、それらをどうしても絵にしてみたくて、マンダラに表現しました。
(A4サイズの紙にカラーペンと色鉛筆で描いています)
植物モチーフは主人公の名前にちなんだ「茉莉花(まつりか・アラビアジャスミン)」とこの映画の大切な象徴となっている「桜」です。
もっと儚げになるかと思いきや、驚くほど鮮烈に力強く茉莉花の花が入っていきました。桜色を使っても全然柔らかくならない(笑)むしろ躍動感に溢れ、存分にその日々を生き抜いていく。
そこには、決して”可哀想”ではなく、ともすれば「うらやましい」とさえ感じてしまうほど「生きよう」とするエネルギーが、美しく天翔けていました。
映画では切ない場面もたくさんあっていっぱい泣いたけど、観終わった後は清々しくてなぜかまた観たくなる。そんな体感そのままの作品となりました。
誰もがどこかで
"自分を生き抜きたい"
と思ってる。
力強く
美しく。