☆6歳の男の子の“結婚観”☆
おひさーーーーしぶりになりますが、
sadoベリースクールStarsの一コマをご紹介。
この日のメンツは
何度も登校してきてくれている
6歳の男の子たち3人。
普段からよく遊んでる間柄で、
この日もすぐに自分たちのペースと
興味のおもむくままに遊びを展開。
ここでは、
Aくん、Kくん、Eくんと
呼び分けたいと思います。
=======================
この日は、秋晴れの気持ちのいいお天気で、
外の芝生の上でお弁当を平らげ、
お腹もだいぶ膨れたところ、
なぜだか急に話題が“結婚”に。
A:「Eくん、けっこんしたい?」
E:「けっこんなんてぜったいにしない!」
「けっこんなんていやだ!」
かなり猛烈な勢いで拒否。
A:「えりちゃんとけっこんすればいい」
なぜか、急に結婚相手候補にされるわたし。
いやいや、おいおい、どうしてそうなる。笑
E:「えりちゃんとなんて、けっこんしない!!」
さっきの勢いに輪をかけて、鼻息荒く断固拒否。
えりこ、候補に上がるや否や瞬殺でノックアウト。
A:「けっこんしないと、どろぼうになるんだよ」
な、なんだ、なんなんだその理論!笑
結婚するか泥棒になるか、そんな二択はないだろう。笑
E:「ずるいし…」
結婚は絶対したくないEくん。
けれど、泥棒にもなりたくないEくん。
そりゃそうだ。
というか、そのおかしな理論を否定はしないのかい?笑
A:「でも、けっこんしないとどろぼうだよ」
迫られる究極の二択を今一度、ゴリ押し。
Eくん:「……。」
そんな2人のやりとりを見てるのか見てないのか、
聞いてるのか聞いていないのか、
そもそも興味もないのだろう。
Kくんは、たくさん飛び回っているトンボに夢中。
トンボを捕まえる方が最優先事項。
ムムムッと苦渋の決断を迫られ、
答えるに答えられないEくんを感じ、
こんな質問を投げかけてみる。
えりこ:「結婚ってなんだと思う?」
Aくん、Eくん、表情一変。
顔を見合わせてにやにや。
えりこ:「Aくんは、結婚ってなんだと思う?」
照れて恥ずかしそうにしながら、
しばらく間をおいて
A:「…キスしておどるんだよ…」
えりこ:「キスして踊るのが結婚なの?(笑)」
おどる…。
踊るってダンスだよな。
なんてファンタジーな世界観☆
頭の中では、
メリーゴーランドの前で
2人の男女が手を取り合って、
男性は蝶ネクタイなんかしちゃって
女性はボリューミィなスカートなんかはいちゃって
ルンバだかワルツだかを
幸せそうに踊っているシーンが映像化されてしまう。
これが結婚かぁ。
そんなわたしの反応が予想外だったのか
A:「そうだよ…じゃ、えりちゃんけっこんってなに?」
と、逆にAくん。
えりこ:「えりちゃんはね…」
“結婚とは”をえりこが6歳児に語ろうとするやいなや
「あぁ〜てれてるし〜(笑)」
と、自分たちの照れてる表情や感情が
自己処理不可能になったため、
それを全てえりこに転換させようと必死な
AくんとEくん。
A:「えりちゃん、てれてるし」
E:「そうだそうだ、てれてるし」
明らかに照れてもじもじしているのは
AくんとBくん。
(Kくんはとんぼを追いかけ、ここにはいない)
究極の二択を迫った張本人と
究極の二択を迫られた張本人は
えりこに“照れて答えられなくなっている罪”を
被せることでタッグを組み、
仲直りしたご様子で木に向かって走り出し、
しばしの間、自分の中に生まれた
“照れ”や“恥ずかしさ”といった甘酸っぱい
感情を木登りで発散するのであった。
======================
sadoベリースクールStars LINE@
http://nav.cx/964nSpr
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?