小割烹 おはし@渋谷・宮益坂
渋谷TOEIで映画『みおつくし料理帖』を見てきました
あらすじ
享和2年の大坂。8歳の澪と野江は仲のいい幼なじみだったが、大洪水に襲われ離れ離れになってしまう。大洪水で両親を亡くした澪(松本穂香)は江戸のそば処「つる家」の店主・種市(石坂浩二)に助けられ、その後、料理人として働いていた。大坂と江戸の味の違いに戸惑い試行錯誤した末に店の看板料理を生み出し、江戸中の評判になる。
https://www.miotsukushi-movie.jp/about.html
女性が料理人になることがほとんどなかった時代に、料理で身を立てる主人公 みお。ひたむきに努力を重ねる姿、そして野江ちゃんとの友情や、淡い恋や親代わりの人たちとの関係など、見所いっぱいの映画でした。
江戸時代が舞台ということで、かつおぶしを削ったり、お米をざるで研いで研ぎ汁を貯めたり、お料理の原点を見て感じ取れるところがとても興味深い。そして出てくるお料理がどれも美味しそうで…!!
劇場を出たとき、まだ16時前だったのに「おなかすいたー」と思わず呟いてしまいました^^
そんな『みおつくし料理帖』の映画を見た日のディナーは、絶対に和食でしょうと連れて行っていただいたのがこちら。
小割烹 おはし
https://www.dd-holdings.jp/shops/ohashi/shibuya#/
おばんざい、お豆腐たっぷりのサラダ、季節の舞茸の天ぷら…美味しくいただきました^^
なかでも印象的だったお料理を二つご紹介。
ひとつが、豊洲山治の鮮魚 目利き鉢 とれたて五種
お魚屋さんにフォーカスした見せ方がすごく新鮮でシンプルで、美味しさも伝わってきてものすごくよかった。お刺身盛り合わせでよくやりがちなのが、これは**産のマグロ、**のカツオ…とそれぞれのお魚の産地を伝えようとして情報が多くなるパターン。マーケティング的におもしろい。
もうひとつが、炊き立て羽釜ごはん。木の子と帆立バター。
他にも鯛と三つ葉とか、鮭といくらとか、定番和食の羽釜ごはんもあったのですが、このちょっと洋風ピラフみたいな帆立バター羽釜ご飯がとっても美味しかった!ありそうでなかったと思う!季節によって、ご飯のお味は変わるそうでまた来たくなります^^
そして、秋のおすすめとして、ひやおろしの日本酒をおすすめいただきました。
お酒は大好きなのに、全然詳しくない私^^; 「ひやおろしってなんですか?」という基本質問に、スタッフさんが丁寧にお話してくれました。
そして選んだ新潟の村祐(むらゆう)
さっぱりさとマイルドな感じが絶妙なバランス。美味しく味わっていただきました❤︎
お料理はどれも美味しくて、お値段も比較的リーズナブル。そして何より、スタッフさんがみなさん、心こもった接客をしてくださって、とても楽しく幸せ時間を過ごすことができました^^
ごちそうさまでした❤︎
2020.11.5 上杉惠理子