子どもの未来考え投票する
徳島新聞 読者の手紙 2022/07/04掲載
7月10日は参院選の投票日です。私は、今まで政治についてはあまり知識のない状態で、よく分からないまま投票していました。ですが、コロナ禍以降、もう普通ではいられないんだなと感じています。
子育てをしていると、子どもに託す未来について、日々さまざまなことを考えるようになります。いろいろなことに疑問を持ち、危機感を抱くようにもなりました。気候変動、頻発する地震、ロシア・ウクライナ情勢、石油高騰、物価高、円安、食料危機、少子高齢化など、挙げたら切りが無いほどです。
子どもの未来と直結するこれらの社会問題について、親として知らないでは済まされないと思っています。そのためには、自分で情報を取りにいくことが大切です。
新聞をはじめ、テレビやインターネットなど、さまざまな情報ツールを駆使して、私は日々情報収集をするようになりました。できる限りの情報に触れ、内容をよく精査する必要があります。
参院選では、この危機的状況を前提に、各候補者、各政党の主張に耳を傾け、考察したいと思います。また、子どもは親の背中を見て育つと言います。子どもには、親が選挙に行く姿を見せることも大切です。真剣に子どもの未来を考えて入れる一票は大きいです。投票に行きましょう。