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稼ぐ力の磨き方:自分の武器を見つけて、活かせる場所を探す


ソロライフでは稼ぐ力は必須です。
ではどうすればいいのか。
「自分がどんな武器を持っているかを知ること」と「その武器をどう活かせるかを考えること」。これだけなんです。
私自身、転職を2回経験する中で、この考え方に助けられてきました。「稼ぐ力」というのは、特別なものを作り上げるというよりも、自分が持っているものをきちんと見直し、磨いて、適切な場所に置く作業なんだと確信したのでそのお話をしてみます。適切な場ってなかなか見つからないし、そんな時には本当にしんどいのですが、それもまた経験ということで。



1. 自分の武器を棚卸しする

まずは、「自分の武器」を棚卸しするところからスタートです。「自分には特別なスキルなんてない」と思う人もいるかもしれませんが、それはただ、気づいていないだけ。誰もが日常の中で自然に培った「得意なこと」や「続けられること」を持っています。それを可視化するのが第一歩です。
ここで便利なのが、**RVB(リソース・価値・利益)**というフレームワーク。これを使えば、自分の持ち物がクリアに見えてきます。

Resources(資源):自分が持っているものを書き出す

まず、自分の中にあるリソース=資源をすべてリストアップしてみましょう。スキルや資格だけでなく、趣味や性格、生活スタイルまで含めて書き出します。
例:

  • スキルや資格:エクセルが得意、英語ができる、整理整頓が上手

  • 趣味:料理、DIY、読書

  • 性格や特徴:人の話を聞くのが得意、コツコツ努力できる

  • 生活スタイル:朝型、平日に自由な時間がある、地方暮らし

「こんなの武器になる?」と思うことでも、とりあえず書いてみてください。他の人にとっては目からウロコ、なんてこともよくあります。

Value(価値):その武器がどんな形で役立つか考える

次に、自分の資源がどんな価値を生むのかを考えます。たとえば、「整理整頓が上手」なら、「散らかった頭や心を片づけるお手伝い」という価値があるかもしれません。

Benefit(利益):相手にどんなメリットをもたらすか考える

最後に、その価値が誰にどんな利益をもたらすかを具体的に考えます。「頭の整理をしたり、ごちゃごちゃしたことを吐き出してスッキリした、前向きになった」と思ってもらえるなど、自分の武器がどこで活かせるかが見えてきます。


2自分にあう居場所(生態系)を見つける

次に考えるべきは、自分の武器を活かせる「場所」。ただし、ここで言う場所は単に「どこで働くか」だけではありません。組織やコミュニティには、それぞれのシステムや役割があり、その中で自分がどう動けるのかを考えることが大事です。

システムを観察する

どんな場所にも、それぞれの「仕組み」があります。それを観察しながら、「この中で自分の武器がどう活きるか」を見極めていきましょう。たとえば、職場で「裏方で支えるのが得意な人」が前線で戦おうとすると苦しくなりますよね。自分がしっくりくる役割を探すのがコツです。

役割をデザインする

そのシステムの中で「自分がどう動けるか」をイメージします。「私はコーディネーターとして活躍する方が得意」「専門的な知識を活かす裏方が性に合う」など、自分なりのポジションを少しずつ作っていきます。


3. 稼ぐ力は試行錯誤の中で育つ

「これが正解!」という完璧な居場所が最初から見つかるわけではありません。
大事なのは、「合うかどうかわからないけど、とりあえずやってみる」を繰り返すこと。
失敗も遠回りも、実は武器を磨く大事なプロセスなんです。
私も転職や副業を試す中で、「ここじゃなかったかも」と思うことを何度も経験しました。でもそのたびに、次の一歩を試していく中で、少しずつ自分の力の使い方が見えてきました。

あなたの稼ぐ力も、きっとそうやって磨かれていきます。まずは、自分の持ち物をリストアップしてみるところから始めてみてください。そこから先は、試しながら進めばいいんです。あなたの武器と居場所、きっと見つかりますよ!

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