「自分のために頑張ったことは、誰かのためになる」は本当?
こんにちは。
駐在妻を卒業し、タイ・バンコクで現地就職をしてから早2ヶ月強が経ちました。
戸惑いや葛藤をちょっと晒します
日本人よりもタイ人メンバーのほうが職場。英語や日本語が話せるメンバーばかりではないので、タイ語がままならない私は、ほとんとのメンバーとコミュニケーションがとれません。私にとって、それはすごく、もどかしい。手助けしてくれる通訳コーディネーターはいるのですが、なるべく自分で話ができるようになりたいのが本音です。
WEB制作の仕事も、力不足を感じることばかりです。先日は複数の他社サイトを分析し「良いサイトとは何か」をじっくり考えました。「文章はすらすら出てくるのに(一応、元ライターなので)UIやデザインとなると、思考がストップしてしまう」そんな"スタート地点"から早く抜け出したいです。ただ、色々と試行錯誤して出来上がったページについて社内から「どんどん良くなっていきますね」「わかりやすいページだ」などとフィードバックされると、やっぱり嬉しい。そういうちょっとしたことを励みにしながら、なんとか頑張っています。
広報の仕事はというと、これまで広報がほぼゼロの会社だったので、プレスリリースひとつとっても、初めてのこと。地道にできることからやっている状態で、まだ「これを成し遂げた!」と言えることはありませんが、前には進めているのかな。先日は社長と一緒に広報セミナーに参加し、「当社としての方向性」「広報の中の優先順位」などについて社長とじっくり話せたのは良かったかなと思います。
こんな状態ではありますが、普段の生活で「自分の力不足」を実感して、それを克服するために頑張ることって、なかなか無いと思います。仕事でしか実感できないことや、仕事でしか克服できないことって、ありますよね。だから今の私は超充実しているな~って思うのです。(楽観的すぎ?笑)
自分の経験を、眠らせないで"活かす"には
ところで「自分のために頑張ったことは、きっと誰かのためにもなる」と考えたことはありますか?私は、あります。例えば今回、自分のために頑張って現地就職を叶えた私の経験は、きっといつか誰かのもとに届いて、誰かの希望になってくれるだろう。一人でもこういう人が増えることで、駐在妻の制約が減っていくかもしれない。そんな風に思っていました。
しかし、はっきり言って、何もせずにそれを叶えるのは非常に難しいことだと思います。広報でもよく知られる言葉「世の中に知られていなければ、存在しないのと同じ」と原理は一緒です。発信しなければ「誰かのもとに」届くこともないんです。それぐらい、発信て大切なことなんですよね。
自分ひとりでは限界があるので、ここでは主に二つ、私がメディアと協力して発信した事例を紹介させていただきます。
①"働くを私らしく"Be myself
パソナさんが運営している、働く女性向けメディアのBe myselfさん。私のほうからアプローチして、記事として私のストーリーを取り上げていただきました。メディアリサーチをしている時に「このメディアだ!ぴったりだ!」とピンと来たのをよく覚えています。自分のストーリーがぴたっとはまるメディアを見つけられた時の興奮って何とも言えないですね。
②日経xwomanアンバサダー
このたび、日経xwomanアンバサダーに就任しました。
日経xwomanの記事について、私が感じたことなどをブログで発信していく取り組みです。自分の経験談をもとに、「母であっても諦めなくていい」といったメッセージが発信できたら…と考えています。
▼第一弾のブログ記事はこちらです!
「できる!」と「できないだろう」は紙一重
自分の経験を誰かのもとに届けたいと思ったら、自分から行動を起こす必要があると思います。
その行動こそが、きっと「誰かのためになる」。
「できると思う」と「できないと決めつける」って、本当は紙一重です。たった一人でも、自分が望む姿を体現している人の存在を知れば「私にもできるんじゃないか」と思えるものです。(もちろんロールモデルがいなくても、未知を開拓する人はいて、それは本当にすごいこと)
だから、誰かに何かを届けたいと思ったら、発信のために行動することが大切。今回の記事で一番伝えたかったポイントです★