WEBサイトのアクセス解析をするなら「移動年計」の方が良い。
Jimdoのアクセス解析機能が更新されるとアナウンスがありました。JimdoCreatorの有料版のみです。GoogleAnalyticsのUAがいよいよサポート終了するので、それに伴った更新になると思われます。
以下にまとめてみました
アクセス解析についての考え方
ところで、Jimdoに限らず、みなさんはアクセス解析をどのようにチェックしていますか?
毎日見る、リアルタイムでみる、一ヶ月に一回みる、年に一回など。
WEBサイトに実装はしているけれど、まったく見ない人もいるでしょう。
アクセスをみるのは、どのタイミングであっても、また、見る・見ないは、管理者の考え方でいいと思います。
アクセスは、ビジネスが成功したときの証拠のひとつに過ぎません。
アクセスの増加で、ひょっとしたらこのままいけば注文が増えるかもと感じることはあるでしょう。
でも、アクセスの計測の前に、ある日を境に問い合わせが増えたりして、実感があると思います。それで、アクセスをみると増えていた、なるほど予兆はあったのか、ということです。
このように、アクセス数は、成功要因の一つとして気にかける存在、という程度で良いです。アクセスの増加そのものを目標にはせず、走りながら時々眺める程度のもの、としてください。
もちろんまったくアクセスがなければ問題ですが、ただしく情報を発信して、継続していれば、そしてあなたの提供するサービスの価値が誰かに届けば、きっと結果がでてきます。
WEBアクセスの移動年計について
ただ、それでもアクセスは気になると思います。
そんなときに、毎日の変動をみるのではなく、「移動年計」で管理した方が、WEBサイトの効果が分かりやすいことがあります。
移動年計は、主に経営管理や試算管理に利用されるものですが、毎月のWEBアクセスに対して、それを一年間分で合計した数値を、毎月の移動年計グラフとすると、こうなります。
計算式は、Excelなどで簡単にできます(12ヶ月分を合計して、計算式をひとつずつずらしてコピー)。グラフも自動で作れると思います。
このグラフを作るには、二年間のアクセス記録、少なくとも12ヶ月以上が必要ですが、長期間運用する場合は、毎月の増減に一喜一憂するのではなく、年間を通じて少しずつアクセスが上がっているのか、下がりつつあるのか、がわかるので、長期的な戦略・対策を取りやすくなります。
お試し下さい。
イラスト生成:Canva