サイト診断・WEBリーディングのケーススタディ(補助金の活用)
お問い合わせ内容
補助金を活用してホームページリニューアルをしたいと思っています。現在の課題をご教示下さい。(WEBサイトURL:**************)
相談者様の背景(WEBリーディング)
相談者さんは健康器具の卸販売会社です。取引先一覧から、地元中心に広範囲で販売しているようです。創業20年で、社員10名、ホームページは5年前に作ってから変えていないようですが、1ページの情報量は多いです。ページ数は10ページです。TOP、お知らせ、会社案内、取り扱い製品、採用情報、CSR、社長のブログ。ブログが定期的に更新されています。タイトルは「お客様への信頼を第一に ◎◎株式会社」。社長メッセージが概要文にも設定されています。SNSはありませんが社長のアカウントがあるようです。
補助金の活用について
お住まいの自治体や商工団体等で異なりますが、近年の補助金では、ホームページ制作など広報宣伝費が単独で採択されることは少なく、事業計画や新ビジネスなど、新事業や生産性向上に関連する内容を踏まえた上で、その告知方法のひとつとしてホームページがある、この形でないと、申請が通りにくいケースが多いようです。つまり採択された事業の一部としてホームページリニューアルが含まれます。求人採用なども同様です。一度、お住まいの関係機関に問い合わせてみてください。
ホームページリニューアルの検討について
補助金申請にもとづく、明確なホームページリニューアルの目的と目標があれば、その計画にそったホームページを検討します。この相談では具体的な補助金の採択事業が分かりかねますが、新しい製品か、新しい事業を始めるかによって構成も変わってきます。今やっていることと全く違うのであれば、ランディングページ(会社ホームページとは違う新しいアドレスのページ)を作成してもいいかもしれません。
直すべきところ
現状では多くの情報に加え、ブログもよく投稿なさっているので、活発な会社であることがわかります。リニューアル前にとくに現状のサイトですることはありませんが、掲載写真が現在より古いものであれば差し替えてみることをおすすめします。
リニューアルに向けて
サイトマップの構成も現状でよいと思いますが、情報量が多いため、見出しを使い分けて文章を整理しておくと、検索にもかかりやすくなります。
デザイン
作りたい内容に近いものを掲載しているホームページをさがし、気になった時点でお気に入りに追加しておきます。ブックマークをしておくことは、あとでデザインの検討時に必ず生きてきます。ただし採択されたあとであれば、予算がきまっていることもご留意下さい。
まとめ
補助金に関連したお問い合わせは多く、採択後に相談があると、事業報告の日程が決まっていたりするので、短納期になることがあります。しかも内容をきめずに概算見積だけ組んでいると、仕様も想定よりシンプルになってしまう可能性もあります。
補助金ありきですすめてしまうと、目標を見誤ることがありますので、まだ申請前であれば、事業計画をしっかりとつくり、その上でホームページから情報発信をどのようにしたいかを考えてみて下さい。
※診断は実績にもとづく架空のケーススタディとして作成しています。
※画像生成:Canva