サイト診断・WEBリーディングのケーススタディ（求人・採用に困っている）
お問い合わせ内容
求人に困っていますので、採用のページを充実させたいと思っています。アドバイス頂ければと思います。（WEBサイトURL：**************）
相談者様の背景（WEBリーディング）
相談者さんは創業30年の卸販売会社です。多くのメーカーから製品を取り扱っているようです。会社概要には社員20名とあります。商圏は地元中心の工場などです。ホームページは5年前にリニューアルしたようです。3年前に自社ブランド製品をECサイトで一般向けに販売開始しました。最新の新着情報は1年前です。CMS（更新できる機能）はないようです。アクセス解析ツールは設定していないようです。社名では検索結果に出てきますが、同名の企業が他県にもあります。タイトルは会社名で、概要は設定していないようです。採用ページには募集要項が記載されています。お問い合わせフォームがありますが、採用専用のお問い合わせフォームではなく、求人担当のメールアドレスが掲載されています。SNSはやっていません。動画は発信していません。
診断
求人について
どのような会社で、どのような雰囲気の会社であるか、強みと思えるところはどこか、などを応募者に明示することが必要かと思います。中心と考える対象が新卒採用であるか、キャリア入社・中途採用、第二新卒か、即戦力希望か、入社後の教育期間も考慮しているかなど、応募要項以外の記載が必要かと思います。会社案内や求人誌掲載があれば、PRポイントを連動させると良いと思います。
採用のページについて
前段と重複しますが会社案内および社長ご挨拶などとPRポイントを強調することがよいと思います。また応募者のほとんどがスマートフォンを使って見ていると考えられますので、現在のホームページがスマートフォンでどのように見えているかを一度ご確認ください。
採用ページの充実について
求人応募を増やすためには、ハードルの低い登録フォームが必要です。エントリーフォームなどの他に、会社案内パンフレットのダウンロードができるような項目が良いと思います。運用可能であればSNSの設置もおすすめします。会社の雰囲気や活動をPRする写真が必要です。
その他（情報発信について）
企業ホームページでは、採用ページを別のデザイン、URLで作られるところも多くあります。会社のホームページと求人募集のホームページでは、見る層が変わってくるからです。採用情報が会社HPに埋もれてしまわないような設計が必要です。リクルート専用のポータルサイトに登録する方法もありますが、費用のかかることでもあるので、社内運用と経費の兼ね合いでご検討されると良いと思います。広告をうつ場合は、誘導させるページの充実を図ってから検討されることをおすすめします。
まとめ
上記は診断実績にもとづくケーススタディで、架空のものとして作成しました。ただ、似たようなお悩み・課題を持つ方は多くいらっしゃると思います。参考にしていただければ幸いです。
画像生成：Canva